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昭和51年関西電車観光(10) [関西電車旅1976年]

昨日も鉄道関連の話題が無かったので、今朝も『1976年(昭和51年)9月の4日~5日(土曜日・日曜日):関西電車見物の旅第十回』です。

今回は阪急電車。9月5日のことです。 

■ 阪急電鉄(その1) ■

私の阪急初体験は昭和29年の夏、当時は京阪神急行電鉄と言っていたので、いまだに阪急電鉄という社名に違和感を感じています。(昭和48年4月、社名変更で阪急電鉄になりました)

阪神の福島駅から梅田にやってきました。何処か先の方まで行って阪急電車を撮ろうと言うわけ。いろいろ考えて宝塚線に乗ろうと思う。
梅田のホームに入って行った。9本の着発線は圧倒的です。しばらく眺めておりました。以前、キングレコードから出た17センチLPレコード、「阪急」の梅田駅雑踏サウンドを思い出します。

(1)写っているのは多分、一番手前が宝塚線の普通電車、そして、その向こうの3本が神戸線でしょう。この頃の阪急のシンボルマークは『H』、いまの花柄模様より数等格好良いと思うんですが・・・・・。

(2)先頭乗車で撮影地を探す。とは、いっても光線状態の良い駅なんですが。
降りたのは『服部駅』・・・・・だったと思うけれど、かなり自信が無い。もう一つ先だったかもしれません。この駅には待避線がありました。それと、真上を伊丹に下りる旅客機が飛んでいたのです。(読者さんからのご指摘で、この駅は『庄内駅』と判明しました。有難う御座いました。)
高性能車のハシリだった1100形・1110、もちろん非冷房のファンデリア車(ラインデリアだったかしら?)だったけれど、窓回りの処理とか、何だかノれなかったスタイルでした。その後、登場した2000形から始まる新阪急タイプにすっかり惚れこんで、いまだに現代の阪急電車を『イマイチ感』で見ています。

(3)3100系・3156ほかが宝塚に向かいます。このカタチが好きなんですよ。方向幕でなく『板』を下げているのも中々!

(4)宝塚行急行2000系・2087・・・・う~ん、カッコいいなあ!!

(5)服部駅をそこそこで引き上げて、京都線に回ろうと十三に向かいました。この写真はたぶん、梅田行きの普通電車だと思うのですが、確証はありません。京都線の車内かもしれません。スライドフィルムは、スライド枠に入れると、序列が判らなくなる欠点もありますね。(一時期、ナンバーを入れてくれるフィルムメーカーもありましたが)

壁の色といい、シートのモケットの色、日除けの鎧窓・・・・たまんないですね。


十三から、京都線で、またも撮影場所を探して移動。上新庄駅のホームから撮影したのですが、続きはまた明日。


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コメント 3

のり

阪急宝塚線は、おそらく庄内駅ではないでしょうか?
小さい時から、年1回「清荒神(かまど・台所の神様)」へ参詣するために、家族で宝塚線を利用しておりました。
小林一三さんが、「沿線に住んでいることを誇りに思っていただける鉄道」を目指したことから、長い年月をかけて築き上げられた「阪急沿線」というブランド。
こういう事を言うとお叱りを受けそうですが、阪急電車の客層は少し違う・・・
南海沿線の私から見てもそう思ってしまいます。
ただ、私も、現在の阪急電車のスタイルは「イケてない」と思います。特に5000あたりの更新車は「???」です。
by のり (2006-07-08 20:22) 

ぱーさん

阪急の車両は本当に金がかかっている感じです。鎧はほんとうに意匠的にも優れています。関西の住人は阪急沿線に住むのが1種のステータスのような感じ。その阪急とあの阪神が。行く末 どうなるのでしょうか。でも関東でハイソかなという東急の車両の安っぽさ。皆様はいかがお思いでしょうか。
by ぱーさん (2006-07-08 20:30) 

む〜さん

この写真を撮影した駅、ご指摘の通りたしかに『庄内』。本文を訂正しました。有難う御座いました。
『更新5000』知らなかったので阪急HPの『レールファン阪急』を見に行きました。壁紙があったのでクリックしたら、アッと驚くお姿。あの優美なデビュー当時の形は無く、考えこんでしまいました。
まあ、好みなのでなんとも言えないのですが、頭が白くなった頃、前照灯が下に来た頃から、私の好みの姿から外れて行った気がします。私が時代から取り残されたのかしら・・・・・?

関東の電鉄会社は電車は通勤者輸送函と思っているのではないかと思う事があります。残念だけど、乗客も電車車体の質について期待していないのではなかろうか?と思う事があります。
by む〜さん (2006-07-08 22:06) 

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