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阪神電車特急記念乗車券 [昔写真関西]

 阪神電車昭和29年特急運転開始記念乗車券 

2007年6月14日のブログで、昭和29年に登場の阪神電車の特急用電車3011形について書き、こんなヘボイラストを出しましたが、古い切符を入れてある、小さな薬の空き缶を取り出してかき回しておりましたら、この「ノンストップ特急運転記念乗車券」が出てきました。そこには紛れも無い、このイラストの元になった絵が描かれておりました。私は、これを見て、ノートに書き写したようですが、パンタの数とか、床下の台車のモーターとか描いており、雑誌に出ていた写真かもしれませんし、案内所でもらったパンフレットかもしれません。

(1) 6月14日に出したイラスト。

(2) 記念乗車券には残念ながら、乗車券部分が切り取られてなくなっています。たぶん誰かから頂いたもののようです。ひょっとしたら、当時、西宮にいた兄からもらったものかもしれません。乗車券コレクターでもない私が、よくも大事に持っていたものです。サイズは、横59ミリ×縦80ミリ。

(3) 裏面です。『おこさま』に時代を感じます。

「阪神パークがおすき」のフレーズは、マリリン・モンロー&ジェーン・ラッセルの映画「紳士は金髪がお好き」をもじったものかもしれません。あの映画、1953年の製作らしいので、日本公開はいつだったでしょうか?一世を風靡したフレーズなので、頂いちゃった可能性は、ゼロではなさそうです。(笑)


 今朝は、こんなところでお仕舞いです。 


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コメント 7

HIRO

この頃父の仕事の関係で僕は大阪にいて、たぶん阪神電鉄のこの特急を見たと思いますが、なにせ古い想い出ではっきり記憶していません。
ただ、阪神梅田駅のホームが暗く、阪神ご自慢のジェットカーはまだ登場していなく、各停は小型の面長の顔をした電車でした。
それにしてもこの記念乗車券時代を感じさせて、とても貴重ですね。
いつまでも大切になさってください。
その後、仕事で関西に行ったときは、阪神百貨店の地下食堂
カウンター式ですし・うどん・カレーなどのいろいろな食べ物があってカウンターで食べながら阪神電車の発着をガラス越しに眺められました。関西はホームに直結出来るような構造になっていて電車待つ間にちょっと食事できて便利ですね。
by HIRO (2007-07-06 17:53) 

no

こんにちは。
記念乗車券の紙や印刷の調子に、時代を感じます。
こういう技術が最新の時代に、それを一生懸命細かいところまで写し取ろうとする気持ちがあって、そういうもろもろの要素の上に鉄道趣味があったのだなあと思うと、堪らなくいとおしくなりますね。
by no (2007-07-06 22:52) 

昭和阪急神戸線

むーさん様。 阪神特急3011の懐かしい絵を拝見して お久しぶりに投稿いたします。 絵を描かれたのは何歳の頃でしょうか、きっとご幼少のころかと思いますが ものすごくお上手で印象を的確に把握されていますね。 小生S29年当時は 8歳でした。兄の高校の文化祭(鉄研で Oゲージレイアウトを展示) に行き、小型黒板にチョークで 3011特急電車の絵を大きく描いて 「鉄研こちら」の看板を階段の踊り場に看板として立ててもらった楽しい記憶がよみがえりました。
by 昭和阪急神戸線 (2007-07-06 22:54) 

のり

まったく新しくなった阪神電車!デイタイム20分間隔の時刻表付き。阪神の「気合!」が感じられる逸品ですね。
それにしても、むーさん様のイラストの見事なこと!
昭和29年関西の旅のホームページの写真の数々からも伺えるように、よほどこの時の関西旅行に、心動かされたのでしょう。
私も、もしタイムマシンなるもので一度だけの旅が許されるなら、
私が生まれた昭和30年代初頭の大阪に行ってみたいと真剣に思っております。消えてしまった懐かしい電車たちに、もう一度会ってみたい!
by のり (2007-07-06 23:10) 

む〜さん

■ HIRO様、no様、昭和阪急神戸線様、のり様: コメント有難う御座います。阪神間ノンストップ特急25分、このときの阪神電車は、気合が入ってましたね。建築限界を広げ、幅広の大型車体電車を製造し、あっという間に、小型車の阪神を脱却しました。小型車が消えたのは寂しいけれど、沿線から通勤通学される方々には、大変いい事だと思います。
このイラストは、大学時代ですから20歳くらいだったかな?なにしろ、コピー機は、湿式の透過型しかない時代ですから、自分自身が複写機になったつもりで書いたのです。そうするしかありませんでした。(お金を出せばいろいろ手法はありましたけれど)
タイムマシン・・・・私は昭和40年ごろ、そんなことを考えましたっけ・・・・。行きたいところは、明治から大正にかけての九州なんです。あのあたり、不思議な軽便鉄道、軌道が方々にあったですからね。持参のカメラは、もちろんブローニーフィルムのヤツね。
by む〜さん (2007-07-07 21:06) 

のり

九州の「げてもの軽便」で、真っ先に思い浮かべるのは、「朝倉軌道」でしょうか。あの流線型???には参りました。
熊延鉄道や大分交通・南薩鉄道など、興味深い鉄道がたくさん。
私がタイムマシンで見たいのは、またかと笑われそうですが、登場直後の「モ501」とYゲル・シャンデリアの「モ101・モ205」が仲良く走っていた時代の南海大阪軌道線です。大人になった目でもう一度はっきりと見てみたいのです。かなわぬ夢ですがねぇ。
by のり (2007-07-07 22:51) 

む〜さん

■ のり様: アレには吃驚でしたね。単端式で、救助網が付いていたりしましたね。普通の家みたいなところから出てくる写真を見た気がします。
 私の父は明治の久留米生まれですが、幼い日に、町の通りを走る内燃機関機を見た話をしてました。焼玉エンジンだったみたいな話でした。もっと、突っ込んで聞いておけばよかったなあと思っています。
by む〜さん (2007-07-08 00:06) 

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