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静岡鉄道2001年12月 [中京・中部地方の鉄道風景]

 お早う御座います。一昨日から次男が孫を連れてきてまして賑やかになっています。うちを基地にして、近隣の動物園水族館など見に行ってますが・・・・・。仕度も片付けも大仕事だけれど、賑やかに食事をするって、実に楽しいもんだなあと思いますね。
(1) 昨夜の食事一式・・・・・これに麦酒が付く・・・・人も居る。私はアルコール類は受け付けない人なので・・・・。食事のスタート時点の食卓はこんな感じ。

 精進揚げ、マグロのブツ、鶏から揚げ、茄子煮付け(味噌味)、マグロあら煮。胡瓜セロリの一夜漬け・・・・・と言ったところ。


 今日の鉄道話は、静岡市と清水市を結ぶ私鉄の静岡鉄道。・・・・両市合併で市内電車・・・・表現違うか?・・・・になっちゃったけれど。
 今、鉄道部門はこれだけだけれど、昔は静岡県下にいろいろと路線を持って居ました。清水の市内線(路面、一部専用軌道)、静岡清水線(これが現存)、静岡市内線(路面)、東海道本線藤枝駅と袋井駅を結ぶ駿遠線(軌間2’6”の所謂軽便)、袋井からの路面・専用軌道の秋葉線。まあ、たいしたものでありました。

 2001年の12月、出かけてゆきました。たしか、新横浜から静岡まで新幹線利用で静岡からは在来線、藤枝駅下車で、駅付近の駿遠線遺跡を訪ねました。

(2) 一回りして往時を偲び、しんみり致しましたね。この写真は駅構内に有ったロッテリア・・・・駅が改築されたと聞いてますので今でもあるかどうか・・・・の店内からの駅前の眺めなのですが、バスの居る辺りに・・・・ひょっとすると茶色のビルのところかもしれないけれど、静岡鉄道駿遠線の駅本屋がありました

(2) 1時間半ほど藤枝駅周辺をうろうろして、引き上げることにしました。で、折角ここまで来たのですから、静岡鉄道静岡清水線も乗って行こうと東海道本線のホームに入る。こんな建造物がありました。油庫と言われているらしいし、ランプ小屋とも呼ばれるらしい、赤煉瓦の小さな建物です。各地に結構残っているようで、ここのは明治時代のものでしょう。


(3) JRの静岡駅で降りて少し歩くと静岡鉄道の静岡のターミナル、新静岡駅です。ホームの端っこに立って新清水から到着の電車を写しました。電車は東急車輛製のステンレスカーで三扉ロングシート、モハ1000+クハ1500の二両編成で、たしか11本あったと思う。等間隔のダイヤを組み、普通は6分間隔、通勤時は5分間隔で電車が来ます。当時はそうなっておりました、多分今でも大差はないでしょう。

(4) 昔は急行運転もあり、路線中ほどの運動場前駅(と、言ったかな?いまでは県総合運動場前駅)で追い抜きがありましたが、いまは、各停ばっかりです。途中の長沼駅で下車し車庫など見学した後。終点の新清水駅まで乗車。新清水駅近くの巴川の橋梁をわたる電車。隣接する緑色のトラス橋はJR東海道本線。

(5) 幼い頃から東海道本線の旅をすると、清水を出てすぐあたりから、海側に暫く、この静岡鉄道が併走しそれを見るのも楽しみでした。滅多に電車は見られませんでしたが・・・・。

・・・・・今日は例によってネタが無く、少し前の写真をご覧いただきました。この静岡鉄道も、最近少々ご無沙汰で、行きたいなあと思うのです。コースは、既に決まってまして(笑)、小田急の町田から特急あさぎりの2階スーパーシートで沼津。そこから東海道本線・・・・いまは313系になったと聞きますが・・・・で、袋井、藤枝、静岡、清水を訪ねるわけです・・・・が、何時になるかはわかりません。

 静岡鉄道の本線(静岡清水線)、日本一の路線長だった軽便鉄道駿遠線、秋葉線に、興味がおありになれば下記URLからご覧いただけます。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link23-shizuindex.html

静岡鉄道グループの公式ホームページはこちらです。
http://www.shizutetsu.co.jp/index.html

では、また次回!!!!


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コメント 8

manamana

お孫さんといっぱい遊んであげてください。
さて、静岡はかつて住んでいたことがあり、
新静岡や静鉄の風景は、懐かしく思います。
ただ、ステンレスの電車を早々に導入してしまったので、
丈夫で長持ち、変化がないのが、趣味的にはモノ足りませんが。
静岡時代は、ホームシック(生まれ育ちは東京です)癒しに、
ちょっとだけ東急や井の頭線の雰囲気を味わえるので、
静鉄に乗りに行ったものです。
by manamana (2007-08-04 07:00) 

ぽんた

おはようございます。
わ~お御馳走ですね!どれもこれも美味しそうです~。
私は主婦のクセに料理が全くダメダメなので弟子入りしたいくらいです。
静岡鉄道カワイイ車両ですね♪
手前のカモメ達が映画のワンシーンのようで素敵ですね!
by ぽんた (2007-08-04 08:34) 

のり

「秋葉線」は、ほんとうに見てみたかった電車のひとつです。むーさん様の写真「路地をYゲルを上げて走る電車」は、本当に素敵です。
かつて「レイル」という雑誌に、高松吉太郎氏が「石松電車」として紹介しておられました。折れた木製の架線支柱の復旧工事現場を、支柱が折れているのに、係員の誘導で最徐行で通過してゆく電車の記事があり、「すごいなぁ」と思った記憶があります。
by のり (2007-08-04 09:28) 

'80XE PA96E

今8000系の中でコメント書いてます。
煉瓦造りの建物など風情が有って良いですね。静岡は電車では通過するばかりで、富士山や浜名湖なども全部車やバスでしか行った事がないですから、寄ってみたいですね。駅弁を堪能しながら旅してみたいです。
あっ名古屋に行く時、関西本線の場合は駅弁買うとしたら、亀山辺りでしょうか。家からだと木津乗換のルートなんですが。
by '80XE PA96E (2007-08-04 09:56) 

たらこっち

静鉄電車もしばらく乗ってないですね~。私が子どもの頃から既に今の銀色の車両でした。高校受験のときに静鉄電車にお世話になりました。とても懐かしいです。
by たらこっち (2007-08-04 18:47) 

む〜さん

■ manamana様: 静鉄のクモハ1000は1973~85年に製造されて12本あるとのことですが、引き算すれば34~22年が経過しており、そろそろ次世代の車輌を考える時期かと思います。東急のデハ7200あたりに、特にサイドがそっくり、私の故郷の東急池上線でも御馴染みです。考えてみれば、東急車輛もずいぶんステンレスカーを作ったものです。
■ ぽんた様: このお料理写真は来客ということで何時もの廃以上の品数となってます。家庭料理ですけど、私にとっては美味いっ!です(笑)。
 海が近いのでカモメは沢山飛んでおりました。じつは、私の横で、地元のオジサンがスナック菓子をまいて、餌付けしてました。でも、可愛いもんです。
 静岡鉄道は、いかにも地元の足って感じで、駅間隔も短く、運転間隔も短く、車輌もチャーミング。全駅、乗降してもさして時間はかかりません。こんど、挑戦してみようかなあ!!
■ のり様: 実は私、秋葉線には乗車してないのです。新袋井駅近辺で、見て、撮っただけなのです。惜しかったなあと思っても、すでに手遅れの40年です。嗚呼!!石松といえば、ダイエー系の100円ショップで先代広沢虎造の清水次郎長外伝のCDを5枚買ったのです。全部で525円。結構、いいもんです。石松の出身地が、秋葉線の終点、森町なんですね。
■ '80XE_PA96E様: 東海道の在来線も悪くありませんが、最近は体力的なハンデもあって、ついつい新幹線になります。関西本線をお選びになるのは、よろしい選択だと思います。お帰りは近鉄特急で如何でしょう?亀山駅は時刻表に『弁』マークがありません。松坂駅にはあるようですが・・・・。
■ たらこっち様: 私の若い頃、静岡鉄道が各地で営業していた頃、意外と人気がなかった気がしました。距離的に東京に近いようで、そうでもない距離だったからかもしれません。各線とも個性的な素敵な車輌が活躍しておりました。今でも、あの頃のことを思い出します。
by む〜さん (2007-08-04 20:08) 

じろっち

東海道線は歴史が長い駅が多いので、旧世代の構造物が残っている駅が多いですね。

各駅で、過去の物を見学しながら行くのも良いと思います。

8月4日の朝日新聞夕刊に、各鉄道会社が不要になった事業地を売却したり貸し出す動きが盛んという記事がありました。
この動きが変わることは無いと思うので、こういった見学旅行は早めに実行した方が良いと思いますよ。
荷物列車の荷捌き施設だった場所や職員住宅だったところが、この対象なんだと思いますよ。
by じろっち (2007-08-05 05:58) 

む〜さん

■ じろっち様: 明治・大正の赤煉瓦の構築物は建物だけでなく橋脚、隧道、高架、壁面など、未だ稼動中のものが多数見られます。保存物件ならともかく、使用中物件は、おっしゃるとおり『今のうち』ですね!
by む〜さん (2007-08-05 06:06) 

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