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第137回:JR黒磯駅(2) [お出かけ通信136~150]

 2007年11月7日・水曜日~8日・木曜日と、栃木県の那須高原に行ったんですが、初日は鉄道に縁なし。そして二日目の8日は、朝から汽車を見に行ったのです。今日からそのお話を二回に分けて・・・・・・。

 お出かけ通信(137) 

 JR黒磯駅(2):早朝のJR黒磯駅 

 2007年11月8日・木曜日。前夜、同室が23時過ぎには寝てしまったので、私も布団に入りました。すぐに眠ってしまいましたが、朝になって4時に目が覚めてしまい、もう眠れません。同室者に迷惑は掛けられませんので、布団の中で、じっとしていたんですが、5時ごろから小さな明かりをつけて、パズルなんかやっておりました。6時も近づき、起床~着替えてデジカメ持って、宿を出る。流石は那須の朝・・・・寒い。車で30分足らず、6時15分ごろにはJRの黒磯駅に到着。入場券を買って中に入る。

(1) 6時30分少し前、ホームに出た途端にやって来た下りの貨物列車、8両のタンク貨車を引いたEF210-132、桃太郎。早速、機関車の付け替えで、下り方面に離れてゆく。

(2) (1)の列車のタンク車、タキ1000形のタキ1000-747。車体上部真ん中にドームというか、キューポラというか、臍が無い。幼い頃から、タンク車といえば見慣れた形で無いので、少々違和感。しかし、なかなかスマートだなあとも思う。ガソリン専用と大書してあるんですから、中身はガソリンなのでしょう。荷重45屯というのですから、たった6両でも×6で270屯か・・・・凄いもんだなあと思います。

(3) 郡山側の機関車待機線からやって来たED75 1004が付いて、出発!6時40分でした。機関士さんと、連結関係の職員さんの二人で手際よく付け替えが行われてゆきます。

(4) 出て行くガソリン列車。向こうにはEH500が待機中。

(5) 郡山側の留置線には、当駅始発7時52分新宿行になる特急「おはようとちぎ」になる185系が一本。

(6) 6時45分、下りのコンテナ貨物列車EF66 17に牽引されて到着。右は、6時53分発上野行のE231系。現在の黒磯駅は昔と大違いで、特急は日に一本、しかも始発終着。寂しいものですが、さすがにこの電車にはグリーン車が付いておりました。

(7) 6時50分、AC区間を引く機関車EH500-44が連結される。

(8) EH500、横っ腹の金太郎さん。老人に私には、幼い頃から見慣れた古い機関車のようながっしりした台車でないと、なんだか頼りなく思えてしまう。まあ、『うまく出来ている』(何でも解決する便利な呪文(笑))んでしょう。

(9) 6時57分、EH500-44に牽引されたコンテナ列車が出発

(10) 向こうのホームには当駅始発7時03分の郡山行き。交流専用の719系4連。こっちの端はクハ718-2。

(11) 211系も居ました。7時11分発、宇都宮行き。

 この時点で7時02分。那須の朝は寒い。ちゃんとメリヤスの股引を穿いて(7分だけど)、コートを着て居ても下から寒い。11月の頭でコレですから、真冬はかなりキツいのでしょう。


 黒磯駅の第一回は、ここ迄で、続きは次回。ではまた!!


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コメント 9

no

おはようございます。
黒磯駅は凋落の一途、昔の輝きなど思うべくもありませんが、貨物列車が存在する以上は腐っても鯛の貫禄を見せてくれるでしょうね。ありがたく、頼もしいことです。
そういえば現今のタキ車の姿に慣れてしまって、潜水艦形の存在が頭から消えていました。そんなところも変わっていたのですね。
私も、機関車は吊り掛けの重々しい台車でないとだいじょうぶかしらん、と思ってしまいます。
それにしても、上野から(埼玉県南から)黒磯の行きにくくなったこと、宇都宮で乗り換え必至というのが残念です。
by no (2007-11-14 08:38) 

Fuzzy

朝早くから鉄道パトロールご苦労様です。
鉄道ファンはこれでなくっちゃ。(今後見習うことにします。)

駅の朝は、精悍な顔つきのEF66やらが登場して、思いのほか賑やかなんですね。
by Fuzzy (2007-11-14 09:10) 

HIRO

朝、早くからこれだけの写真撮影されて敬服します。
写真からも初冬近いし~んとした冷たい東北の空気感じます。
EF210 桃太郎、話には聞いていましたが現実見たことがありません。
先頭がヨーロッパナイズされた感じですね。
郡山留置の185、新宿行きはロングランで驚きました。
交流専用の719系、211系と似ていますが、どう違うのでしょうか
by HIRO (2007-11-14 11:41) 

む〜さん

■ no様: ほんとに黒磯駅の郡山方面行の長いホームの端から全景を眺めていると、凋落というコトバが当てはまるようで、ある種の感動を覚えました。世の中の仕組みが変わり、栄枯盛衰とか、有為転変とか言う言葉が浮かびました。
電気機関車はAC、DCともに沢山居ました。
この駅も、皇室関係の乗降があるときは人も大勢集まり一瞬輝くのでしょう。
■ ファジー様: 朝早く目が覚めてしまう、ただの老人ですよ、私は。ただ、国民学校に入る前から鉄道に興味を持ち、現在の70歳直前になるまで60年、いまだに好きってのは、我ながら、凄いなあと思っています。
交流機といえば、ED71が思い浮かびますが、何時の間にか居なくなっちゃいました。昭和34年の秋、国立の鉄道技研に実習で通っていた頃、国分寺駅の側線に、そばの東芝で造られたばかりのED71が休んでいた事を、覚えています。
■ HIRO様: EF210、なかなかの伊達男です。我が家の近辺では貨物列車に縁がなく、久しぶりに見ると、見とれてしまいます。
AC電車719系とDC電車211系は車体が似てますね。お顔も、サイドも。たしか719はドアがステップ付き。車内も寒地対策が有った筈。

Wikipediaにこんな頁があり、参考になると思います。
(1)719系電車
http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC719%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
(2)211系電車
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84211%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
by む〜さん (2007-11-14 13:04) 

manamana

EHという割には、確かにあっさりした感じですね。
電車が2両つながっているだけというか、
スイッチ入れればすぐに動き出すというか、
昔日のごつい機関車と比べるべくもないですね。
by manamana (2007-11-14 23:42) 

黒磯駅での貨物はコンテナが多いですね、今日の八王子駅での貨物はすべて新日本石油でした、原油高もありますが最近特に多くなった印象があります。
by (2007-11-15 00:06) 

む〜さん

■ manamana様: 私の育った昭和20年代は電気機関車の台枠と言いますと、一部の国鉄電気機関車の鋳鋼製、私鉄系の板台枠を除くと殆どが棒台枠でした。その所為か、棒台枠に板発条、砂箱、ブレーキの部品という賑やかなのでないと、なんだか頼りなく感じてしまうんですね。そんな訳なのでしょう、庇のある時代の電気機関車が好きなんです。EF50、51、52、53、54・・・・・ってな感じで。
■ 緑の恵比寿様: 現在では、何と呼ぶのか忘れましたが、単一も物を運ぶ輸送体系になってますが、昔の、いろいろゴチャ混ぜの貨物列車が懐かしいです。家畜車代用のワムの開いた扉から牛が見えたり、トムに掛けられたシートの上に水が貯まっていたり、何両かの貨車の屋根に雪があって操車場で組み替えられてきた経過が想像されたりしました。
by む〜さん (2007-11-15 08:29) 

HIRO

む~さま、ありがとうございます。WIKIPEDIAは何か調べる時に大いに参考になるので、時々見ますが車両が形式別に解説されているのにはびっくりしました。
それに、誰でも執筆追加してもいいと書いてありますが、よほど確たる証拠と資料がないと参加できません。
いったん書いたものは広く皆の目に留まるのですから。
早速検索してみましょう。
by HIRO (2007-11-15 09:54) 

む〜さん

■ HIRO様: 私はWikipediaをシバシバ利用します。項目はあっても中身の無い項目があったりしますが、わりと便利に使っています。なかみの正確性は、少々、怪しいのもあるように聞きますが、有り難い存在です。
検索のキーワードを、どう選ぶかが、利用のポイントのようです。
by む〜さん (2007-11-15 21:12) 

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