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#141:京成上野トンネルの扁額 [お出かけ通信136~150]


 先ごろ、2007年11月10日付の「第134回:上野公園散歩(2)」京成電車の上野トンネル(正式名称はわかりませんが)、旧・寛永寺坂駅跡の近くにトンネルへの入口があり、その上にある、「扁額」の文字が読めない・・・・という件がありました。いろいろ検索をかけたりした結果、ブログ「谷根千ウロウロ」に行き当たりました。そのブログに、この扁額について、書かれて居りましたので、参考にさせて頂き、この隧道の扁額の読みにつき、ご報告いたします。 

 お出かけ通信(141) 

 京成電鉄上野トンネル入口の扁額 

 2007年11月5日、上野公園にある京成電鉄の二つの廃駅を訪ねたのですが、上野公園の地下を走る京成電鉄、その日暮里よりにトンネルの入口があります。

(1) こういう扁額がトンネル入口の上に付けられておりました。

(2) 扁額の部分をクロースアップしますと・・・・・・・。

 何と読むか、判りませんでしたが、やっと判明しました。

 ・・・・・読みは 「東臺門」 でした。『臺』は『台』です。右書きです。

 左端の縦書きは「昭和八年 本多貞次郎書」とあるのだそうで、昭和8年12月、トンネルの完成時に、当時の社長さんが書いたのだそうで、東臺(台)門は、上野の山の門・・・・東叡山寛永寺のことだそうです。地図を見ますと、寛永寺の敷地の端まで直線距離で100mもありません。

 然し、昔の方って、良い字、書きますね。四角いマンガ文字風の雑な字しかかけない私。嗚呼!

 更に詳しくは、下記のURLから、ブログ「谷根千ウロウロ」をご参照ください。2006年6月 6日の記事です。

http://yanesen-urouro.bakyung.com/2006/06/post06060601.html

 参考にさせて頂き、リンクの許可を下さった、ブログ「谷根千ウロウロ」の管理人様に厚く御礼申し上げます。


 オマケの画像・・・・・・昔の京成電車の写真を二枚

(3) 1963年・昭和38年3月京成成田駅で写しました。3100形が二本並びました。左が3132、右が3128です。

(4) 1958年・昭和33年11月3050形。場所は京成小岩のあたりだった気がする。初めてコニカラーネガを買って、試写したときのものです。


 では、今回は、これにて失礼致します。また、次回をお楽しみに!!!


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manamana

京成3000系は、関西私鉄的な顔立ちで、
特にヘッドライトがおでこに2つのタイプが好きです。
後期の車両が今でも活躍しているのが、
なかなかすごいですね。
by manamana (2007-11-19 06:47) 

やまだ

むーさん様
「上野公園散歩」(1)、(2)ともに拝読しました。鉄道に詳しくないのですが五十年近い昔の写真など、興味深い記事が多くて惹かれてしまいました。
リンクして頂きありがとうございます。
by やまだ (2007-11-19 06:59) 

む〜さん

■ やまだ様: わざわざ、お出で下さり、コメントまで頂いて、有難う御座います。この『扁額の文字』につきましては、「谷根千ウロウロ」の記事が大変、役立ちました。
 非常に興味深いブログだと思いますので今後も拝見しに行くつもりです。
by む〜さん (2007-11-19 08:19) 

む〜さん

■ manamana様: そう言えば、阪神電車にタイプが似ていますね。貫通幌の始末手法も似ています。
あ~、阪神電車、乗りたい!!!だいぶご無沙汰ですもの・・・・。
by む〜さん (2007-11-19 08:21) 

ナツパパ

祖父の家が高砂にあったので、京成電車は懐かしいです。
わたしも小さい頃からよく乗りました。
「開運号」にも乗りましたっけねえ...ほとんど記憶はないんですが。
小岩あたりのお写真も懐かしく、今では全然違っているんでしょうね。
by ナツパパ (2007-11-19 09:44) 

HIRO

京成上野トンネルの入り口、鉄ファンとしてこだわることの必要性を感じました。
僕も一回現場見てみたいと通るたびに見ていてもそれをやらないという面倒くさがりやさんでは、何か発見できるのも見過ごしてしまう、そんなことがこれまで随分あったのではと反省させられました。

最後のコニカラーで撮った京成線、色調が実によく、これが今のように極細高密度のカラー写真が必ずしも最適でないことを物語っています。テレビでデジタルよりやはりフィルムカメラのほうがその人が主張を訴えられるといっておりましたが、すべて技術が最新のものがベストでないことをこの写真見て感じました。

僕も以前Cannonの250ミリズーム付フィルムカメラを10年前買って東戸塚付近のあのカーブで電車を写したこともあるのですが、それからデジカメが現れて、今では押入れに眠っていてもったいない話ですが
フィルムも少なく、現像、プリントに時間がかかり、安易なデジカメで間に合わせてる今日です。
by HIRO (2007-11-19 11:52) 

あびる

こんにちわ。
三角が上野、丸が成田、その他もあったのですが
忘れました。
京成成田駅は地下をくぐってホームを移動しました。
ドアの少ない開運号、ゴマ電なつかしいです。
by あびる (2007-11-19 14:04) 

はーさん

京成の3000系は確かに貫通扉を持ち、関西の電車を思わせるスタイルですね。
むーさんのカラー写真の色も中々良いとは思いますが、3000系が初めて登場したときは、抹茶色のようなグリーン系とクリーム色のツートンカラーでした。
この色の方がより、好ましいと思いますが、カラー写真は余り見かけません。
むーさんはお持ちではないでしょうか?
by はーさん (2007-11-19 14:50) 

京葉帝都

むーさん、上野のトンネルの扁額の読みと作者を調べていただき、ありがとうございました。「臺」という字を見ると「仙台」を戦前は「仙臺」と書いていたことを思い起こします。成田駅は今もホームは(3)の写真の頃と今でもあまり変わっていないようでが、崖下の東側は市役所をはじめ一気に市街化してしまいました。(4)の写真は昭和33年と言うと軌間が1372mmから1435mmに改軌される1年前ですね。戦前型の架線は柱はコーナーにRが付いていていいデザインをしています。
by 京葉帝都 (2007-11-19 23:03) 

む〜さん

■ ナツパパ様: 青砥、高砂と、あのあたりの景観はすっかり変わってしまいました。2両編成、後に3両編成の開運号、釣り賭けだった気がしますが・・・1600形。似た様な東武の猫ヒゲ5700と比べると、こっちの方がスマートな感じがしました。
■ HIRO様: 私は銀塩カメラも好きですが、現在のブログ、ホームページ、メールでの画像を使用するためのカメラでしたら、デジカメの方が便利なので、愛用しています。要は、いかに使いこなすか・・・・という事なのではないでしょうか?確かに銀塩写真のシステムは、完成されたもので、階調も美しいし、優れていると思うのですが、使い勝手の面ではデジカメの方が、私は好きです。
そして、確信を持って言えますが、デジカメはまだまだ進歩し続けます。
■ あびる様: 方向板の意匠は、各社それぞれ、工夫を凝らしたものがありますね。
開運号は写真こそありませんが、たびたび見ておりました。護摩電は一度も見ていないのです。たしか、1500形だったきがします。
■ はーさん様: 古い京成は緑色の濃淡だった気がします。750というカルダンの通勤車があって、その系列の制御車クハ2250(形式、怪しい)を挟んだ3連は素敵でした。たしかにいい色でした。3050のデビュー当時の色は記憶に無いのですが、グリーン系のは3000形だったと思いますが、自信はありません。
グリーンの地代の京成のカラー写真は、どうも撮っていないようで、記憶がありません。残念。
■ 京葉帝都様: そうですね。国道のバイパスが出来て以来、大変化しましたね。あの改軌工事は見に行った記憶があります。軌間の寸法差が少ないので、工事は大変だったようです。
架線柱、確かにいい味ですね。余裕のあった時代の製品なのでしょう。
by む〜さん (2007-11-19 23:17) 

’80XE  PA96E

京成のグリーン系のカラーってどんなのだったでしょうか。
京阪の淡緑/濃緑のツートンに酷似してたかも。写真見てると一瞬京阪2600系に似てる感じがしました。
by ’80XE PA96E (2007-11-20 08:11) 

む〜さん

■ '80XE_PA96E様: グリーンの濃淡というのは私の勘違いで、この頁の、はーさんのコメントにありますように、『抹茶色のようなグリーン系とクリーム色のツートンカラー』でした。グリーンは何となく低彩度というか、多少、濁りが入ったような、地味な感じでした。はーさんの仰る『抹茶色』というのは当を得ています。
by む〜さん (2007-11-20 08:56) 

はーさん

むーさんが言われるように、3050形は都営地下鉄乗り入れようで、初めから、むーさんの写真のような色であったようです。
抹茶色とクリームのツートンカラーは3000形で、これが、登場したとき、友の会もしくは学鉄連の試乗会があり、車庫で撮影いた写真を持っていますが、モノクロです。
京成のグリーンは京阪より渋く、好きでしたが、あまり、写真は残っていないのですね。
by はーさん (2007-11-20 14:35) 

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