#232:箱根登山塔ノ沢駅(上) [お出かけ通信201~250]
昨日、ちょこっと箱根まで行って来ました。箱根登山鉄道の、電車の始発駅?である、箱根湯本駅の次、「塔ノ沢駅」で、小田原駅の駅弁の昼食・・・・ってのを、やりたかったので、それを果たして来たのです。今日から、「上~中~下の三回」にわたってご報告いたします。
2008年・平成20年10月27日(月曜日)は、いいお天気でありました。朝の9時すぎに家を出て、町田の街で、すこし雑用をこなしたあと、小田急の町田駅から小田原行の急行電車に乗りました。
■ お出かけ通信(232) ■
■ 箱根登山電車・塔ノ沢駅で昼食を(上) ■
・・・・・って、訳で、小田急の急行電車、3000×6+8000×4の、8000の方に乗りまして、秦野駅まで来ました。アナウンスがあり、ここで特急に抜かれるとの事。
(1) 10時44分、ホームに降りて特急電車を眺めましょう。
(2) 来たぁ!さがみ63号のEXE30000です。
(3) 特急を先にやって急行電車は走る。新松田で何人かのお客さんが降りてしまうと、最後尾の8065には、私と車掌さんだけ・・・・。
(4) 急行小田原行の電車は11時10分頃、小田原着。ホームに降りると、いきなり特急はこね13号VSEが入ってきました。光線状態が良くないけれど、一応、写しておきましょう。ほんとに、この電車の撮影、私の手に余るなあと思います。
(5) 一応、改札を出ておこうと改札階に上がる。壮麗な高い硝子張りの天井が素敵です。
(6) お弁当屋さんで、お弁当を買いまして、ホームにエスカレータを降りると、5000の4連が入っています。最前部に乗り込んで出発!
箱根板橋を出て、勾配を上り、国道を越えると、此処に来ます。左に国道1号が並行し、昔から余り変わっていないのですが、今回は、三線軌道でなくなっている事が、結構、心に堪えました。「1,067mm軌間の箱根登山鉄道」、そして、走るのは小田急の電車だけな訳で・・・・・。
(7) 入生田駅までは、箱根湯本から1,435mmの箱根登山鉄道の電車も来ます。工場があるからですが、お陰で三線軌道も見られる訳で・・・・・。
警報機つきの立派な踏切ですが、登山電車線には、幅が1mも無いように見える、警報機も何にも無い、ささやかな踏切道があります。それぞれに、ちゃんと名前がついています。箱根湯本駅から、三つ四つ手前の踏切道に、「水車小屋」という名が付けられており、矢鱈と嬉しく思いました。
(8) 11時35分、箱根湯本駅、終点です。これが、乗ってきた電車。
(9) 同じホームに、縦列で、箱根登山の電車が、待っていました。11時39分発、強羅行。1888年、運転開始以来、箱根登山鉄道は、今年で120年だそうで、そのシールが、右側の尾灯の下に貼られております。
(10) 1001のサイドには、こんなラッピングも・・・・・・。
(11) さて、定刻、電車は発車。最後部の運転台にへばりついて、風景鑑賞。電車は、いきなり80パーミルの急勾配を上がってゆきます。速度計は22km/hを指しています。
(12) 11時43分くらいだったか、電車は塔ノ沢駅に着きました。列車交換がありました。
(13) 駅名標です。一番、目立つところに、「Odakyu」の文字。まあ、永い、複雑な事情があるのでしょうが、世の中、こういうものなのでしょう。
そう言う事で、塔ノ沢駅に到着しました。この続きは、明日に・・・・・・。
27日は天気がよく、良かったですね。前日は天気予報が外れて曇天でした。
(7)入生田駅の写真、楽しいです。車止めの標識は軌間の中央にあることで見慣れていますがこれは土盛りの中央ですね。3線時代にあわせていたものでしょうが、こちらはいつまで残りますかネ(笑)。
by 青木一郎 (2008-10-28 21:21)
■ 青木一郎様: ホントに気持のいい一日でした。入生田駅の車止め、ポイント・・・・三線時代の枕木を使っているのでしょうか?レールを一本外した形跡が見えますね。
by む〜さん (2008-10-28 22:28)
箱根だけで色んな電車が見れるんですね。
この前、小田急ロマンスカーの下敷きをもらいました。
恥ずかしながら、あまり詳しくない私にとっては
いろんな形があってかっこいいなーって、
ますますロマンスカー好きになりました。。
by keroro (2008-10-29 01:19)
おはようございます。
きゃ~どんな駅弁を召されたのでしょうか、気になります!
良いお天気でしたが、寒くなかったですか~。
塔ノ沢・・・本当に静か過ぎるくらいの駅ですよね。
続きのレポを待ってま~す (わくわく♪♪)
by ぽんた (2008-10-29 07:24)
秋晴れの中の箱根行きは良かったでしょうね
小田急線8000形は急行としても使用されていますが台車とかモーターとか優れていても車内の装備がロングシートではちょっと見劣りする結果む~さまと車掌一人になったのでしょうね
特急との格差が大きすぎる感じですがJRE231系のようにクロスシート化できないものか改めて感じました。
5000形も良い捨てがたい車両ではありますが同じようにクロスシート化をして欲しいものです
VSEホワイト基調がよく出ていて見事です。都会地を走る感じと異なっていますね
箱根登山鉄道、スイスの私鉄と提携し、ちょっと見るとスイス山岳鉄道を彷彿とさせます。スイスに似た光景と勾配の角度のきつさなど実に条件がマッチングです。
日本ではここしかなく日本は山岳国なので富山県立山とか山岳鉄道作ったら素晴らしいと思ったりしますが採算割れですね
かって一時富士山に山岳鉄道を設置する計画もありましたが景観を損ねるということで挫折しましたがこのような電車が頂上近くまで行けば素晴らしいと思った感想になりました
by HIROOUJI (2008-10-29 09:11)
■ keroro様: 駅で貰えるロマンスカーの時刻表には、6種あるロマンスカーのうち5種がイラスト付きで紹介されています。これが、入り乱れてやってきます。駅で眺めているだけでも楽しいですよ。
チャンスがありましたら、また、ロマンスカーで箱根登山電車に乗りに行ってください。できたら、最前部の展望室が良いのですが。
■ ぽんた様: 塔ノ沢駅は以前から是非とも降りてみたいと思っていた駅です。今回、降りてみて、予想以上に素晴らしい環境で吃驚致しました。
お弁当は『とん漬け弁当』でした。お茶を用意するのを忘れてしまいました。箱根はいろいろな乗り物があって楽しいですね。
■ HIROOUJI様: 8000はリニューアルに際し、一部はVVVF化されており、今後も永く使用されると思われます。ロマンスカー以外の普通鋼車最後の砦8000ですので、出来るだけ永く現役で居て欲しいです。
箱根登山の真っ赤な電車は、まさにスイスですね。意外と緑の山と合うものです。最急勾配を80パーミルに押さえ、ラック式を採用しなかったのは賢明だったと思います。終点の湯本と強羅で、急カーブが多い線区なのに、勾配区間の為、塗油できないので、車輪に撒水しますが、その水をタンクに補給する風景は、箱根登山電車ならではですね。
by む〜さん (2008-10-29 20:40)
知りませんでした。
小田急の車両しか走っていないとは聞きましたが、
いまは、3線では無くっていたとは。
by manamana (2008-10-30 10:05)
■ manamana様: 小田原へ登山電車が来なくなって暫くは登山電車ホーム、1,435mmの軌道など、残っていました。小田原~入生田間の三線軌道は、普通の1,067mm軌間の線路になり、小田原駅も改装され、登山電車の名残は目立たなくなりました。そんな事は、重々承知でしたが、実際に2線の線路を見たときは、かなりの衝撃でした。
by む〜さん (2008-10-30 21:36)