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小ネタ:京阪1956 [小ネタ集]

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 例によって、ネタ切れは昔写真でお茶を濁します。

 最初に・・・・・icon_zatsudan_small.gif

(1) 冬も本格的となってきて、北向きの三畳のPCルームに暖房を入れなくてはなりません。PCルームなんて・・・・どうせ見えないんですから、大袈裟に書いちゃいますけれど、ま、実情は・・・・納戸みたいな所ですけど(笑)。押入れから伊太利亜製の電気ヒーターを引っ張り出して、動作させ始めました。電気、食うんです。1.2kw。掃除機と同時に使うと、一区画だけだけれども、ブレーカーが落ちてしまう。今朝も、ウッカリで、PCも同時に落ちてしまいました。やれやれ・・・・・。電気代もバカにならない金額になってしまうので、身動き不自由を承知で、腰巻みたいな、電気毛布みたいなものしちゃおうかと思ったりします。

 PCの前に居る時間を短くすれば良いんですが、なんだか、最近、PC依存症ってヤツではないかと思う。困ったものであります。

 そういうわけで、になった。

 雰囲気を変えようと、昨夜から「パソコンの壁紙」を変えました。・・・・・こんなのです。1280×1024の液晶画面が明るくなりました。
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pencil-red.gif さて、ブログの中味です。何にしようと、昔、スキャンした古い画像を眺めていたら、そうだ、京都にしよう・・・・。京都といえば、鴨川、疎水・・・・と、来れば「京阪電車」
 以前、このブログで出した気がするけれど、確かめる方法がよくわからない。アップロードした画像の管理が悪いので、何時、何を書いたかが判らない。自分のブログ内の検索で出てこなかったから、まあ、良いだろうと出してしまいます。ダブっていたら、笑って、ご勘弁下さいませ。

 京阪・京都・1956年 

 ・・・・と、言ったって、たった二駒のネガ。例によって、部分拡大で四枚にしてしまいましたが・・・・・。1956年・昭和31年7月、私は某工科大学の一年生、九州~四国高知~と回ってか京阪神を一瞥して東京へ戻ったんですが、その途中です。

(2) たしか、奈良から丹波橋駅乗換で京阪に乗る。この写真は、特急に乗ってますから、多分、七条で乗り換えたのでしょう。大好きな1810の特急に乗ったので有頂天の私の顔が見えるようです。電車は既に踏み切りに掛かっており、交叉する市電の架線が写っていますので、七条駅を発車したところでしょう。四条駅かも知れません。四条と言えば、先般、祇園四条に改名されましたね。現在放映中のNHKの朝のドラマ、祇園って言うんで、京阪の登場を期待しているんですが、京阪は出て来ないで、一畑電車の2100ばっかりですね。(笑)
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(3) (2)の拡大。すれ違うのが、これまた、特急でした。貫通幌と鳩のマークが堪りません
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(4) 溢れんばかりの水がゆったり流れる疎水に沿って、電車は行きます。向こうから、急行がやって来ました。線路は右にカーブしているようです。
 ここは、何処なんでしょう? (2)の写真とともに、何処の駅辺りか、ご記憶の方が、いらっしゃいましたら、是非ともコメント下さる様お願い致します。
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(5) (4)のクロースアップです。この1000形、実にユニークなお顔2ドア、転換クロスシート、反対側が半流線型の両運。初めて乗った1954年、もう吃驚してしまいましたっけ・・・・・。疎水には、水門でしょうか・・・鉄の構造物がいかめしく建っています。
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coffee.gif この辺りで、今日はお終いと致します。では、また次回!!!


タグ:京阪 京都
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デトニ2300

 懐かしい写真の数々ですね。関西は私鉄の平面交差が多く京阪も七条、四条、伏見稲荷にあったと思います。阪急は西宮にありましたね。軌道線出身の名残でしょうか。ごとごとごとごと、と平面交差を通過するときの独特の走行音は楽しいものでした。この写真の頃だと大阪はまだ天満橋が終点で、片町付近で軌道部走行もあり、大阪市電との平面交差があったような気もしますが、私はほとんど京橋から乗車していたので記憶違いかもしれません。確か天満橋駅も大川端でしたね。1700系に続く高性能車とテレビカーの組み合わせの1800系は好ましい車両でした。1000系流線型も好ましい存在でした。当時は主として急行に使用されていたと思いますが、正月には臨時特急でも使用され、記憶が定かではありませんが、特急色もあったように思います。間に1200系を挟んだきれいな編成や、でこぼこ編成もあったように思います。大阪方、京都方も地下に潜ってしまい、昔の京阪らしいインタアバン的風情が無くなってしまったのは残念です。
by デトニ2300 (2008-11-29 10:24) 

ファジー

壁紙の風景は、スイス・ツェルマットから伸びるGGB登山鉄道の終着駅ゴルナーグラート駅ですね。

今の家内と一度訪れたことがあります。
本格的なアプト式鉄道に大興奮してました。

また、お尋ねの京阪の写真ですが、七条駅の南側には鴨川と線路の間にこんな疎水が広がっていたように思うのですが・・・。
そうすると南下していることになるのでおかしいですね。
by ファジー (2008-11-29 12:01) 

Cedar

お久しぶりです。
大好きな区間が登場なのでしゃしゃり出ました。
一枚目は七条駅と思われます、四条ならば平面交差部分の線路が三条に向かってゆるく左カーブしていた記憶がありますので・・
二枚目は七条~五条間ではないでしょうか?1000型の右後方に五条駅らしきホームが見えていますね。
映画「偽りの盛装」で京マチ子演じる芸者が男をこの近くの踏切まで追いかけてきて、踏切が閉まって逃げられる、というシーンを思い出します。(通過する電車は奈良電1000型の単行でした)
京阪1000型は戦前派車輌のなかでは最後まで原型を保って急行にも活躍していましたね、3連×2の流線形同士の連結は日本離れした感じでした。
東男が知ったかぶりしまいましたが、この区間は本当に大好きで地下化される前は関西を訪れる度に鴨川畔を行く電車を眺めに行ったものでした。
やはりいいなあ、京阪。

by Cedar (2008-11-29 13:33) 

む〜さん

■ デトニ2300様: 京阪と市電との平面交差、始めて見たときには、関東ではお目に掛かれない、高速鉄道と路面とのクロスですから、吃驚リしたものです。四条、七条はともかく、伏見、京橋の平面交差をご記憶なのは、流石ですね。伏見、京橋の平面交差は、気が付いたときには、無くなっておりました。見たときに記録する・・・・基本だなあと思ったものです。今度は無いと気付いたのが、遅すぎました。
■ ファジー様: そうです、GGBの終点、ゴルナグラート駅です。ここは、三相交流でした。
御覧の通り、快晴でラッキー。
 GGBもそうですが、ほかの登山鉄道、だんだん、箱型の、味も素っ気も無い、観光客輸送箱になりつつあるようで、少々、落胆。

 フィルムは、この順番になっています。50年も経つと、ほぼ完全に記憶は消えていますね。やはり、メモやノートが必須ですね。忘れっこないと、思ってましたが・・・・・人間、そうは行かないものですね。
■ Cedar様: (2)(3)はやはり七条ですか。まるで、庭園みたいに樹が植わっているのが素敵です。
 そして(4)(5)は七条~五条ですか・・・・線路の脇が、いきなり琵琶湖疎水ってのが凄いです。疎水で思い出しましたが、三条駅のホームの下に、疎水が流れており、覗き込むと、吸い込まれそうで怖かった記憶があります。(いいオトナだったんですが・・・・怖かった)
 奈良電のデハボ1000単行で映画出演でしたか・・・・・この映画は見ておりませんが、『映画と鉄道』は切り離せませんね。昔の色々な映画に、鉄道の想い出が詰まっています。
 京阪の1000、確かに特急運用もありました。下記URLにあります。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link10973-sanjokeihan.html

 いま、フィルムをスキャンしたデータを改めてみましたら、このURLの写真、加工が現在よりは下手だった頃の作品で、荒っぽい画像になっています。いまなら、もう少しは良くなりそうですが・・・・・。
by む〜さん (2008-11-29 18:50) 

Cedar  

しつこく登場でスミマセン。
デトニ2300様も記していらっしゃるように、インタアーバン好きにとって、京阪こそがイメージにぴったりの電車ですね。初めて行った時は片町の大阪市電、伏見稲荷の京都市電のクロスを真っ先に撮影しました。
当時は4箇所も平面交差があるかと思えば複々線もあり、戦後しばらくは併用軌道区間まであった(此処を行く1700特急の写真は感動ものです)のですからインタアーバンのイメージそのものです。
初代600・700形の英文のレタリング、登場時の1000形にはカウキャッチャー装備と、京阪という会社がインタアーバン好きだったような気がします。
by Cedar   (2008-11-30 07:58) 

のり

鴨川と疎水縁を走る京阪は、本当に心が穏やかになる風景だと思います。懐かしい風景ですね。地上時代の三条駅、本当に懐かしいです。本線各停の乗場が、改札から遠くて少々不便でしたが・・・
むーさん様がご乗車になられた1810系、一部が1900系に編入されましたが、その1900系の最終編成2本も、この12月20日にラストラン。いよいよ引退です。お別れに、当日のお昼、淀屋橋発京都三条行の臨時特急として、これも懐かしい比良山(近若鉄道)連絡の「比良」と、琵琶湖遊覧船連絡の「びわこ」のヘッドマークをつけて走るそうです。
by のり (2008-11-30 11:48) 

なにわ

(4)は、これは疎水が右、つまり東へそれているのです。正面通を超えて北上したところです。
背景に鉄筋の建物が見えていますが。これは五条通沿いの団地です。地下へ潜る直前の写真を見てみましたら、存在を確認しました。
ということで(2)は七条(どうして大仏前か三十三間堂にしなかったのでしょうか)発車直後なのでしょう。現在の七条通と同じ幅のはずなのですが。横に電線が多数ありますので、七条通なのでしょう。

ところで1000ですが、3両編成が必要なときのために残っていたようです。
by なにわ (2008-11-30 13:53) 

京葉帝都

京阪の市電との平面クロスを通過する時の小刻みの「ガタガタガタガタ・・・」という音は記憶に残っています。疎水沿いの路線は京都タワーからもよく見えました。1000系は急行・普通共よく遭遇しました。確か近鉄京都にも入っていたような。淀屋橋地下線の初乗りの時の車両は1000系の急行でした。

by 京葉帝都 (2008-12-01 14:21) 

HIROOUJI

この写真見たことがあります
雄大なスイスアルプスが一望の下に見ることができるゴルナグラート駅ですよね
といってもスイスのGGB登山鉄道、ツェルマット鉄道DVDで見た悲しさです。
1954年僕は大阪にいました、京阪鉄道の前面四つ窓で真ん中の二つの窓があくユニークなものでした。
特急はこの写真のとおり貫通幕と特急を表す鳩マークでした。
この頃は京都に入ると京都加茂川と疎水を走りいかにも教徒らしい風情をたたえていました。
京都の祇園祭を見に行くので行きは阪急・帰りは京阪、いずれも特急で帰ったことがありました
当時を思い出しました。ありがとうございました

by HIROOUJI (2008-12-01 15:53) 

む〜さん

■ Cedar様: 側面窓上のアルファベット社名表記は、京阪バスでもやって居りましたね。現在は如何でしょうか?東京で、京阪バスの窓上で発見したときは矢鱈と嬉しかったです。
 伏見と、大阪の平面交差を撮影されたとは羨ましいお話です。
■ のり様: 江若鉄道とはまた懐かしい響きです。廃止後、気動車の一部が、関東鉄道へ来ておりました。
 鴨川と疎水に挟まれた狭い、しかも樹木の多く植わったエリアを、緑の、赤の電車が走る、もう、あの風景は戻りませんが、未だに頭の中では走らせることが出来ます。
■ なにわ様: 一応、私の記憶があやふやながら正解だったとのことで、安心しました。もっとも、地図と首っ引きで導き出した結果なのですが。
 『七条』改め『七条三十三間堂』・・・・良いかも知れません。平仮名で、16文字。現代では決して長すぎとは言えないでしょう。昨日も『ながれやませんとらるぱーく(13文字)』とか、『ながれやまおおたかのもり(12文字)』で乗降しました。
■ 京葉帝都様: 東京に住んでいると、高速電車の平面交差は、東海道本線・大船駅くらいしか味わえませんでしたので、京阪に乗ったときの初めての体験は、大きな衝撃でした。未だに覚えていますもの・・・・。
■ HIROOUJI様: GGB鉄道の終点ですね。左に写っている旧型車は多客字に使うのか、乗れませんでした。右側に居る、妙に角ばった安っぽい電車に乗せられました。スイスの登山鉄道の車両は、メカは知りませんが、車体デザインは、安っぽい、観光客輸送箱になってきた気がします。
 この京阪特急の『鳩マーク』は、随分長く使っていますね。今後も、ずっと、この伝統を守って欲しいと思うのです。

by む〜さん (2008-12-01 19:56) 

manamana

伝統の車体色は変わっても、
鳩のマークは不変ですね。
むかしは、窓全開なので、
こんな写真が撮れたのですね。
by manamana (2008-12-02 06:34) 

む〜さん

■ manamana様: 鳩の特急マークは1954年、1700が付けて走っていたのを見たのが最初ですから、今年で54年、初登場の時からだと何年になるでしょう。これからも使い続けて欲しいと思います。
 今では、冷房必須ですが、昔は、窓を開けて風が入ればそれで、満足でした。まあ、我慢強かったんでしょうが、現在は少々機械文明に甘えすぎかなあと思ったりします。
by む〜さん (2008-12-02 13:08) 

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