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#288:茨城と千葉(4終) [お出かけ通信251~300]

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2009年4月4日~5日、茨城南部と千葉北部を車で回りました。その時のことを書いています。2009年4月5日・日曜日、銚子の魚市場辺りのお店で昼食後、JR銚子駅にやって来た私は、入場券を買って中に入りました。ホームに居た、JRの211系とか113系とか、前々回のNo.285で、ご覧いただいたとおりです。

(1) これが、銚子駅の入場券。(ちょっと青が強すぎました・・・・・ゴメンナサイ。)
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pencil-red.gif 今回は、JR銚子駅の2・3番線のホームの端っこが、銚子電鉄のホームになっているのですが、そこでの写真を並べてみます。見る事が出来た電車は、一両だけですから、これで、銚子電鉄の全貌が判るはずもありませんが・・・・・・。

 お出かけ通信(288) 

 茨城と千葉(4終):銚子電鉄 

(2) JRホームの端っこに、こんなゲートがありました。以前、風車が付いてた写真を見た事がありますが、いまはご覧の通りです。
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(3) ホームには、4両あるらしい電車の一両、デハ1002が発車を待っていました。営業車は、デハ801、デハ701、デハ1001、デハ1002とあるらしいのです。車体の色も、他の車両は、この色ではなさそうですが、この目で見たわけではないので、ここでは、書きません。電車の両数についても未確認ですので、「らしい付き」の文になりました。
 電車の前で、記念撮影・・・微笑ましい光景でありました。
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(4) デハ1002の正面。小さなヘッドマークが付いています。
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(5) ヘッドマークをクローズアップ。1923年は大正12年。
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(6) デハ1002は、日立電鉄にも沢山居た、東京の営団地下鉄(東京メトロ)の2000形です。私が大学に居た頃のデビューだった気がする電車なので、もう、50年ほどのお歳と思います。
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(7) ふと連結器を見ると、不思議な格好です。よくよく見たら、密着連結器に自動連結器のアダプターヘッドが取り付けられているのです。
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(8) ワンマン用料金機の見える車内
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(9) 発車時刻、14時51分に近くなりました。左のほうにさっき到着した成田線の113が見えます。
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(10) いよいよ発車の時刻です。駆け込みのお客さんを係員さんがやさしく待っています。
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(11) 14時51分外川に向けて電車は出て行きます。真っ正面のタンク群は、ヤマサ醤油㈱。お醤油が詰まっているのでしょうか・・・・・。120kmのキロポストは勿論、JRのものです。
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(12) 1002はカーブに掛かり、視界から消えてゆきました。銚子電鉄は、50年ほど前に乗ったっきりです。今回も乗ることがありませんでした。次回は、鉄道利用で、ここまで来て、きっと乗ろうと思ったものです。
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(13) 銚子電鉄はJR銚子駅に同居しているわけですが、JRの出札口のそばに、こんな時刻表が出ておりました。
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(14) 銚子駅本屋に入っている「NWEDAYS」に、あの「銚子電鉄のぬれ煎餅」が置いてありましたので、買って来ました。「うすむらさき」というバージョンで、薄味です。銚子電鉄の社名と、電車おイラスト入りなのがお値打ちです。お茶に合う美味しさで、私は好きですが、お口に合わない方もいらっしゃるようです。お値段は・・・・忘れてしまいました。
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pen-para.gif 15時を回りました。そろそろ、家路につきませんと明日に影響します。車に戻って、のんびり運転で、急がず焦らず、帰ってきました。コースは、銚子~国道356~香取~東関道~首都高湾岸~横浜の三ツ沢出口で、横浜、そして、ファミレスで簡単な夕食の後、横浜線に沿って北上し、我が家に戻ったのです。結構、草臥れました。

pen-para.gif このシリーズはこれでお仕舞いです。次回からは、群馬の旅をお送りいたします。


タグ:銚子電鉄
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manamana

連結器がおもしろいですね。
銚子電鉄だと、50歳の電車も、
ライト2つ、両開きドアの新米に見えてしまいます。
by manamana (2009-04-16 07:56) 

そうこばん

おひさしぶりです。

数年前には国鉄ワム80000改造のトロッコを、
1000形が牽引してたんで、そのときの名残かなぁ。

トロッコは残念ながら、今のところ運休中です。
保安の理由で…とか公式サイトに書いてあったような。

他の車輌が自連で運用しているので、緊急事態用として
アダプター装着してるのかもしれませんね。
枕木交換の資金が捻出できなかったくらいですから、
自連交換なんて財布の都合で無理なのかもしれないですね。


by そうこばん (2009-04-16 09:46) 

ファジー

「銚子電鉄は、50年ほど前に乗ったっきりです。」・・・む~さんならではのずっしりと重い言葉です。

ぬれ煎餅は、同じものがてっぱくで販売していたので購入しました。家内のお気に入りです。

by ファジー (2009-04-16 10:15) 

hankyu8200

おつかれさまです。
銚子電鉄は、地方活性化の大きなヒントをもたらしてくれたような気がします。
by hankyu8200 (2009-04-16 11:27) 

ぽんた

これが噂の銚子電鉄とぬれ煎餅!
1泊くらいしてゆったりと楽しみたいですね。
なかなかのイケメンでときめきます♪
私もいつか必ず~!
by ぽんた (2009-04-16 20:15) 

じろっち

銚子電鉄は本業での利益が出ず、ぬれ煎などのグッズ販売で保線費用を捻出しているそうです。

銚子に行った際には何か買ってあげてください。
by じろっち (2009-04-16 22:05) 

服部光之 

私が銚子電鉄に乗ったのはもう40年以上前でした。
まだ、犬吠埼には京急ホテルしかないし、地球展望台は昔の艦載機の見張り台のコンクリートむき出しの残骸みたいな建造物でした。いまや、一大観光名所ですね。地球展望台へ向かう道はキャベツ畑の真ん中をコンクリート舗装の道が続き、畑には似つかわしくない軍用道路そのものでした。
銚電は、ほとんどの駅舎が無人駅で朽ちかかっていました。
いまや、銚子は漁業としょうゆの町です。
そして、銚電の職員の方々の力でりっぱに営業を続けているのはすごいことだと思います。
先日、知り合いが、銚電ツアーに参加したので、あすこはゆれるよといっておきました。
帰って聞くとゆれたゆれたと笑っていました。
生垣の中から顔を出す銚電の姿を思い浮かべます。
車両が営団地下鉄の車両になったのは驚きです。
相当手を入れなければいけなかったはずです。
まず、集電方法がまったく違うこと。地下鉄車両なので、鋼体化車両ですから、重量が相当きついはず。これも、軽量化したのでしょうか。アンチクライマーがメリハリを利かせていますね。

by 服部光之  (2009-04-17 11:05) 

む〜さん

■ manamana様: 密着連結器付きの電車は2000形の二両だけですので、他の車両の自動連結器に合わせたのでしょう。自連に換えるよりローコストで上がると思われます。牽引とかの必要性もあるのでしょう。
■ そうこばん様: 1000がたは二両ともアダプター付きの密連ですね。保線とか、牽引の用途も多いのかもしれません。
 台車は如何したのか、調べて見たら、営団地下鉄のエアサス1,435mm台車に代えて、小田急2200の台車が富士急行経由で来ているらしいです。電気品は営団地下鉄3000って言うんですから、芸が細かい。
■ ファジー様: まあ、ご幼少の頃より、飽きもせずに今も、鉄道趣味やっておりますので・・・・・。それにしても、乗ってない鉄道の何と多い事か!!
 ぬれ煎餅は、銚子では何社かが作ってるらしいですね。最近は新潟県の某大手さんも作ってますね。
■ hankyu8200様: ネットで銚子電鉄存続が盛り上がり、お金が集まり、車両と路線の整備が出来たと言うことは、偉大な出来事だと思います。銚子電鉄で検索すると、その経緯が、色々なWEBに出ていますね。
■ ぽんた様: 銚子へ行ったら『ぬれ煎餅』、上田に行ったら『みすず飴』を買うことにしています。銚子へは、昭和35年以来、車でしか行かないので、銚子電鉄に約50年、乗っていないのです。東京駅から特急でお出でください。その方がのんびりと景色を堪能できます。
■ じろっち様: 以前から銚子電鉄は、鯛焼き、手作り塵取り、などの販売をやっています。地道に、爪で拾うような努力をされておりますね。
■ 服部光之様: 1,435mmの地下鉄2000を、ここで走れるように改造整備するのは大変だったと思います。電気と下回りは、別に調達したので、車体だけの利用みたいです。
 私が始めて銚子電鉄に乗ったのは、昭和35年の夏のことでした。犬吠の駅から歩いてゆきました。松林の日陰で、お握りを食べました。オリンパスペンで写したプリントが残っています。フィルムはビネガーシンドロームで、アウトですが。何故か電車の写真は少ないのです。調子駅で撮ったキハ25の準急の前で撮った写真もありますが、車両写真は無いようです。この時は、鉄道ファンはサボっていたのでしょう。
by む〜さん (2009-04-17 20:34) 

服部光之

そうでしたね。松林が海に近いことを思わせる光景でした。
私は、残念なことに外川にはいっていないのです。
これが銚子電鉄の心残りです。
たしか、犬吠から外川は1駅ではなかったかと思うのですが、灯台ばかりをみていたのですね。馬鹿でした。
犬吠で宿泊したYHはすでになく、すっかり観光地化した犬吠周辺ですね。
大学にはいって最初の春休みに、我孫子から成田線経由で銚子へ、今度は総武線で東金、成東、房総東線で房総半島をぐるり周遊、まだ、SLの走る房総西線だったですね。
この後、内房線、外房線と名前がかわったのは。

by 服部光之 (2009-04-17 21:06) 

のり

銚子電鉄、一時は存続さえ危ぶまれていたと聞きますが、その後はどうなのでしょうか。ローカル鉄道の雰囲気をとどめる路線が消えつつある今、ぜひとも残って欲しい路線ですね。
by のり (2009-04-17 21:24) 

じろっち

私が帰宅する時間帯に、根岸からEF64牽引・EF200牽引のオイル列車が出ます。

行き先は知りませんが、そんなに遠くではないようです。
それが証拠に、20時過ぎに石川町で電車を待っていたら、EF64とEF200が重連牽引列車無しで、根岸に戻ってゆきましたから。

それにしても、ハイパワー機の重連で引かれる列車が無いなんて、贅沢ですね。
by じろっち (2009-04-17 22:36) 

じろっち

EF200はEH200の誤りです。
by じろっち (2009-04-18 05:46) 

京葉帝都

銚子電鉄は弧廻手形という1日乗車券を利用すると便利でお得です。釣掛車が現役なのも魅力的です。仲ノ町駅と車庫は醤油工場の中にあり醤油の臭いが漂っています。交換駅の笠上黒生では、
両方の列車の運転席どうしが隣合わせになり通票の交換をします。短い路線ですが見どころはあります。
by 京葉帝都 (2009-04-18 12:45) 

む〜さん

■ 服部光之様: 犬吠駅の次が外川駅です。坂を下ると外川の漁港だった記憶があります。1961~2年のお正月の寒かった想い出です。1960年の時には犬吠で灯台を見て帰ってきました。
 房総東線、紀勢西線、越美北線など、未成線区の名称が懐かしいですね。越美はつながらぬままですが。
■ のり様: 車両の定期検査も出来ず、線路状況も悪く、運転出来ないのでは・・・・という危機がありました。幸いにも回避されましたが、現状は如何なのでしょう。
 妙な遊園地風の駅舎を作ったり、意表を突く塗り分けにしたり、色々努力しています。下津井の終期もそんな感じでしたが、わたし的には、ちょっと、本筋ではない気が致します。
■ じろっち様: EF64とか、EH200の牽引するタンク車列車というと、中央線を思い出します。八王子でよく眼にします。根岸線は、通勤線区でありながら、旅客ホームを貨物列車が通過して、慣れていないと吃驚しますね。
■ 京葉帝都様: 『弧廻手形』・・・・何て読むのかと思ったら『こまわり』なんですね。一日乗れて620円、ぬれ煎餅が一枚オマケだそうです(同社HPより)。オマケが付くなんて、なんだか嬉しいですね。
 ヤマサ醤油さんは、鉄道輸送はしていないと思いますが、東武野田線の野田市駅も同様です。側線は消え、キッコーマンさんの社内ヤードも消えて、鉄道の匂いの残る広場になっています。
by む〜さん (2009-04-18 13:45) 

TH

1002の塗装は小学館のコミックの「鉄子の旅」の銚子電鉄応援企画で女性漫画家の菊池直恵さんという方がデザインしたそうです。
青は海、白は波、オレンジは日の出、銚子の初日の出をイメージしたそうでドアの開閉で寄せて返す波を表しているとか(小学館「鉄子の旅ぷらす」より)
この塗装は1002のみです。
by TH (2009-04-18 21:04) 

む〜さん

■ TH様: 『鉄子・・・』は一回読んだ事があります。あの本の作者が、1002の塗り分けを考えたんですか・・・・。銚子の初日の出とは考えたものですね。
 1001は空色に塗られ、ほかに赤と黒の塗り分けの電車も居るようです。
 この時は、乗れなかったので、こんど、特急に乗って乗りに行きたいな~、と思っています。
by む〜さん (2009-04-18 22:07) 

じろっち

根岸線は貨物・特急など、意外な列車の走行も楽しめますが、駅が多すぎますね。

大船から横浜までで、4分以上走行し続ける区間がありません。
東海道なら、1回しか停まらないのに・・・
どの駅も待避線が無いので、快速も根岸線区内は各駅で・・・

横乗りで速いうえに細かく停まるので、トイレが近くなります。


今日は平塚の廃線貨物線のあった辺りを通りました。
軌道があったことを知らない人には大手メーカーの下請け工場部落に見える場所を薬品や自動車部品を載せた列車が走っていたんですよねえ。

D52が保存されている場所も、往時の軌道付近です。
D52の脇にでも、「平塚市街に線路があった!」という案内が有れば良いのになと思います。
by じろっち (2009-04-18 22:15) 

hirorail2010

銚子電鉄
乗ったことがありませんがドラマの撮影現場になりました。
たしかNHKでした。醤油をテーマにしたドラマでした。
最近はNTVの「anego」で東済商事のOL(篠原涼子)が新入社員の赤西仁が研修で現地の酒場で漁師と喧嘩、翌朝彼を警察から引き渡される場面に一寸駅だけ出てきました。

あとお笑い番組で乾電池いくつで銚子電鉄を動かす実験をしているのを見ました。電車がそろそろ動き出しあれは話題に上りましたね。

ぬれせんべいとか銚子電鉄も赤字鉄道の救済策に必死ですね。
様子がよくわかりありがとうございました
東京旧営団銀座線のここでの活躍もよくわかりありがとうございました
by hirorail2010 (2009-04-20 15:27) 

む〜さん

■ hirorail2010様: 営団地下鉄の2000は、日立電鉄で大量に働いておりましたね。そういえば、あそこも1,067mmでした。台車は同じ営団の3000のものだったそうです。
 銚子電鉄では、駅で鯛焼きを焼いたり、石油缶から作った塵取りを売ったりしたと聞きます。その努力は買わねばならないと思っています。
 今後も、走り続けて欲しいと思っていますが、沿線住民の利用の度合いを上げてゆくのがポイントと思います。観光客の志向も昔と違い、車での移動が多数のようだし、外部からの乗客の期待は少ないのではないかと思うのです。
by む〜さん (2009-04-21 08:16) 

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