#346:上野から王子へ(上) [お出かけ通信301~350]
2009年11月3日・火曜日・文化の日・・・・晴天、少々寒し。上野から王子方面に出掛けて来ました。
上野の森の東京都美術館で中美展という展覧会をやって居りますが、そこに、私の友人が出品しており、見てきました。そして、折角、「上京」したのですから、以前から気になっていた、飛鳥山のモノレールを見て、更に、都電まで見ちゃいました。
■■■ お出かけ通信(346) ■■■
■■■ 上野から王子へ(上) ■■■
(1) 町田から小田急に乗ります。そして、~小田急~新宿駅~総武線~秋葉原駅~山手線で、目的地は上野駅で下車、東京文化会館、ル・コルビュジェの国立西洋美術館の前を通り、上野動物園の前を右に、「東京都美術館」にやってきました。
(2) ここで、中央美術協会主催の展覧会「中美展」が開かれています。私の友人の作品が出てまして、見に来たのですが、館内は撮影できないことになっているので、写真は無いのです。展覧会を見終わって、会場の端っこの窓から外を見たら、鏡面仕上げの球体が・・・・・何方かのアートなんでしょうね。で、そばまで行って自画像写真を撮りました。右側の真ん中の人物が私ですが、表面、意外と歪がありまして・・・・・・。
(3) 駅に向かって歩き出す・・・・足元に団栗が・・・・秋ですね~。
(4) やっぱり気になるマンホール。上野の山はやっぱり、桜満開・花吹雪の意匠です。ただ、23区内チェックしたわけではないので、上野の山、限定バージョンかどうか知りません。右は、最近、ちょっと影が薄くなった気がする、東京マーク。
(5) もう13時も近い・・・・お腹も空きました。上野駅のパンダ橋の改札口の前にある「Stasiun」(スタシェーン)という店に入りました。毎年、この時期、この店で「Fish & Chips」を食べてますが、今日は中味が鮪みたいで、衣も丸っこい、ふにゃっぽいもので、ちょっと違うよなあ!って感じでした。私は鱈みたいな白身魚がいいな。不味くは無いんですよ、みんな食べちゃったから。でも、美味いっ!って事でもなかった。珈琲込みで1,190円でした。ここは、一応、「Irish Pub」とありますから、ちょっとズレますが、「もう一度行きたい英国」を懐かしみつつ食しました。
(6) そして、京浜東北のE233に乗る。降りたのは王子駅。飛鳥山のモノレールに乗ろうと言うのです。モノレールとうたってますが、ミカン畑のモノレールの大型って感じでした。北区で運営してましてタダです。
標高差17.4m、全長48m、定員16名。所要時間:約2分。上と下の駅?に管理人のオジサンがいます。
これが、王子駅から出て、飛鳥山の麓に、ある「駅」です。右側の硝子箱みたいなところから乗車します。
(7) こんな掲示がありました。
(8) 直ぐに車輌?が降りてきました。ヘッドライトも室内灯も発光ダイオードです。
(9) 乗り込むと直ぐに発車。ゆっくりと高度を上げて行きます。
(10) 眼の下の道路を都電の7500形7501が早稲田へ向かいます。
(11) 山上に到着。お客さんがぞろぞろ降ります。線路は、いきなり終わります。レール?の素材は良く見てきませんでしたが、金属のようでした。もっと、じっくり見てくればよかった・・・・・。
(12) お客さんが乗り終わると、発車です。
(13) 眼の下に京浜東北の王子駅。最近、矢鱈と増えたE233。この日、ついに209に会えませんでした。
(14) 車輌というか、箱は下って行きましたが、なかなか、都電・国電とシンクロしませんね。まてば、いいタイミングもあるのでしょうが、時間も根気もありません。
そんなわけで、王子のモノレールの見学試乗は終わりました。道路に出て、王子駅に戻りました。
王子まで来たのですから、都電ですね。それは、次回に書きますので、ご期待下さい・・・・と、云うほどの写真は無いので・・・・・。
このモノレールに付き、更に詳しくお知りになりたい方は、下記のアドレスをクリックしてくださると、東京都北区のホームページの「飛鳥山公園」に行けます。ここに、モノレールの簡単な紹介記事があります。
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/facility/055/005518.htm
もっと詳しくは、このページの下の端っこ辺りに、モノレールの詳細のPDFファイルへのリンクがありますので、そこからダウンロードできます。
では、また次回、お目にかかりましょう!!!!
定説を打ち破った?
カーブやアップダウンが多い路線の場合、懸垂式の方が
適していると聞いたことがありますが、このモノレールは
その逆を行っている、などと一瞬だけ考えてしまいました。
それにしてもユーモラスで可愛らしいデザインの車体ですね。
飛鳥山の頂上からの眺めも、JRと都電の両方が見えて
なかなか魅力的ですね。
機会があれば行ってみたいな。
by サッシの父 (2009-11-05 00:08)
細いレールでこんなに大きな車体で、
ちょっと心配でしたが、
区が運営しているなら大丈夫ですね。
by manamana (2009-11-05 06:51)
■■ サッシの父様:
思っていたよりもずっと可愛らしいモノレールです。なにしろ、タダだし。飛鳥山公園には都電とかの保存車輌もあるし、傍をホンモノの裏面電車も走っています。京浜東北、地下鉄南北線・・・・いろいろあって、アクセスも便利です。一度、お出掛け下さい。都電の梶原駅傍には都電最中を作ってるお店もあります。
■■ manamana様:
スピードが、48mを120秒ですから、自足だと。4kmですか・・・・ゆったりと登ります。傾斜角24°、肯定さ7m余です。
福岡県の嘉穂製作所という会社の製品だそうです。ホームページは下記で・・・・
http://www.kaho-monorail.com/
・・・・特殊モノレールのパイオニア、納入実績500台と謳っています。ざっと見たところ、の農業用は、作ってないようです。
by む〜さん (2009-11-05 09:14)
こういうモノレールは今後、この飛鳥山公園のようなそれほど高くない山上公園や展望台に広まっていくかもしれませんね。
飛鳥山公園は幼稚園の頃、初めて荒川線に乗りに連れて行ってもらったときに行ったきりですが、その時回転する展望台に上ったのを思い出しました。
私は昨日、私用で小田原のほうへ出かけたのですが(一人ではなかったので電車活動はなし)途中、大磯付近の貨物ターミナルでEF65がけん引する京成の成田高速鉄道経由用の新3000系(だったかな?)の甲種回送とすれ違い、
国府津では、国府津電車区への職員輸送用と思われる湘南カラーのクモヤが止まっていました。
一人だったらカメラを持って途中下車したんだけどなぁと思った次第でした。
by TH (2009-11-05 11:54)
■■ TH様:
このモノレールメーカー、嘉穂製作所のホームページを見ましたら、いろいろな利用法があって面白いです。ご覧になってみてください。
http://www.kaho-monorail.com/
飛鳥山公園は数年前、お花見に来ました。なかなかいい公園ですね。
新型スカイライナー・・・・回送中でしたか。いよいよ、来年の新線開業、160kmh、36分、期待ですね。わたし的には、お顔が少々、意表を突きすぎてるって思っていますが。でも、開業したら乗って見たいなあ。
by む〜さん (2009-11-05 19:59)
定説を打ち破るといえば、ドリームランドモノレールと湘南モノレールも、そうですよ。
ふつうモノレールはほぼ平坦な地形をしずしずと走るものですが、この2線は、その逆です。
ドリーム・・・はもう軌道さえ残っていませんが、湘南は今日も戦闘機のように鎌倉の空を突っ走っています。
御殿場線で見かけるクモヤは、国府津の車庫の所属なので、御殿場線に乗れば見れると思いますよ。
クモヤは、大船駅~鎌倉総合車両センターも、毎日走っていますよ。
こちらは、試験車両色です。
京浜東北の209系は、いよいよ引退のようですね。
今年中に居なくなるようです。
6扉の表示は剥がされるのかなあ?
総武線のE231には6扉がありますが、他の路線には展開されないんですかね?
もうE231自体の新造は終わっていますが・・・
by じろっち (2009-11-05 20:52)
■■ じろっち様:
電車区への職員輸送で思い出すのは昭和28年だったかな・・・・鶴見駅から新鶴見操車場まで、職員輸送の列車がありました。C50かなんかが、元・電車の職用車を牽いて職員さんを運んでおりました。残念ながら写真は撮ってありませんが、記憶に残っています。
京浜東北の209は風前の灯ですね。こんなに早くE233化が行われるとは思ってもいませんでした。
by む〜さん (2009-11-05 21:10)
わ~☆可愛いモノレールですね!
おもちゃみたいです!
え?タダですか?無料ですか?
そうなんですか~乗るしかないですね(笑)
銀色の球体の中のむ~様、ステキです。
ベージュ色で統一なさってて、とてもダンディです。
by ぽんた (2009-11-05 21:42)
■■ ぽんた様:
モノレール、可愛いでしょ?!駅から飛鳥山公園へ行くのに坂を登る必要がありまして、老人や車椅子利用の方に、ちょと大変です。エレベータやエスカレータよりは、安上がりなのかもしれません。今回も、車椅子の方は待たずに乗れるよう、管理のおじさんがコントロールしておりました。
ダンディなんて云われたことが無いので、困っちゃうな!な~んて云いながら、少々、嬉しい気分です。但し、コーディネイトは全て我がパートナーさんです。
by む〜さん (2009-11-05 22:44)
ここは、通勤電車の中から見えます。
以前は飛鳥山タワーが建っていたところですよね。
中学生の時に都電32系統と27系統を撮影に来た時、登ったたことがあります。今回のむ~さんのお写真の構図が、その時に撮った写真に少し似てるので、ほぼ同じくらいの位置になるのかな?
最近鉄っぽい話題の多いタモリ倶楽部で飛鳥山付近の「石神井川流路の変更」ネタが登場したことがあり、そんなことは微塵にも興味を持っていなかった自分は、目からウロコでした。何か感じるものがある区域ですよね、あのあたり。
by quatre-l (2009-11-05 23:23)
■■ quatre-l様:
モノレール開通後、何度か国電の車中から見ていたのですが、今回初めての乗車となりました。ラック&ピニオンでゆっくりと登ってゆきます。
石神井川の流路変更は、一万分の1の地図を見ると、王子から板橋辺りまでの間でも、何箇所もあって、都市の河川コントロールの難しさは、大変なことなんだなあと思います。
by む〜さん (2009-11-05 23:59)