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岡山土産の大手まんぢゅう [小ネタ集]

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pencil-red.gif 昨日、2010年1月17日、友人から岡山土産「大手まんぢゅう」を頂きました。あんまり嬉しかったので、早速、デジカメで記念撮影
 そして、今朝、ご馳走になりました。 美味しいねえ、美味いねえ!!!

■■■ 岡山土産の大手まんぢゅう ■■■

(1) 大手まんぢゅうが、私の大好物とご存知の方から頂きました。お饅頭の入ったボール箱は、包装紙でつつまれています。
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(2) 包装紙を取り、ボール箱をあけますと・・・・10個のお饅頭
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(3) 一個とりだして、紙の包装を広げますと、セロファンに包まれたお饅頭が出現します。そのまま頂きますが、ナイフで断面を見てみましょう。美味しそうな餡子が・・・・・・。開いたからには、家内と二人、お茶で、美味しくご馳走になりました。
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(4) ・・・・・で、この大手まんぢゅうを知ったのは、学生時代に愛読した、内田百閒著、第二阿房列車。三番目に出てくる「春光山陽特別阿房列車」の第七章「七・曲がった鉄橋」のおしまいの部分。百閒先生は「大手饅頭なら潰されてもいい」と書いています。お気に入りだったらしく、他の著作も出て来ます。私は、「贋作 我輩は猫である」にでてくる後楽園の鶴に大手饅頭を食べさせる話が、気に入って居りました。
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icon-tsuika-blink.gif 「新潮文庫:第二阿房列車」の旧仮名遣い、用語、旧漢字等のサンプルとして『一部分』を挿入します。昭和30年8月5日発行、昭和32年1月20日 二刷、定価70円と奥付にあり、『百鬼園』のハンコの押されたシールが貼られています。考えてみたら、最近の本では、こういう証紙を見かけないような気がします。
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 ほんの一部分ですが、コピーを貼り付けるような事をやっても、著作権侵害にはならないでしょうか?少々、気になります。

pencil-red.gif ・・・・と、云う事でお饅頭のお話はオシマイです。


pencil-red.gif 「大手まんぢゅう」ついでに、岡山のお話を致しましょう。
 岡山に下車して街を歩いたのは、2000年の4月が最後です。そのときの電車写真を少々。もっとも、この写真、以前このブログで公開済みです。でも、フォトショップで改めて加工していますので、ご勘弁下さい。

 この時のデジカメは、私の初代デジカメで、オリンパスの130万画素機、C-830L。1998年、購入時は一応、最先端でした。今になってみれば、なんだか、ボケっぽく、あんまり感心しない画像です。その後、キャノンIXY320となり、今は、三代目のキャノンパワーショットG9です。

(5) 広島から快速電車で夕方、岡山入り。岡山といえば、当時、私でも名を知っていた、地元の銀行、トマト銀行。駅前で発見して、写真を撮ってしまいました。
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(6) そして、岡山といえば、岡山電軌。社章は、こんなのです。
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(7) そして、岡山電軌といえば、錘で持ち上げるパンタグラフ
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pencil-red.gif 電車の写真もご覧下さい。街路風景を4駒ほど・・・・・・。

(8) それにしても、ボケっぽい写真ですね。岡山の駅前です。
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(9) 小さく写っているのは、吉備団子の広告電車。鬼の顔と、桃太郎の顔が、前後についていました。
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(10) 突き当りがJR岡山駅
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(11) 岡山駅から一寸走ると、清輝橋行き路線が右に分岐します。
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(12) 岡山といえば、後楽園です。軽便ファンの私、このとき西大寺鉄道の岡山のターミナル「後楽園駅」を探しましたが、全然、判りませんでした。
 もちろん、後楽園に入りまして、園内を散策したのです。鶴も居ました。
 たしか、昭和33年以来でしたから、42年ぶりでありました。
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coffee_doutor.gif ・・・・・と、云う事で、お饅頭から電車話、そして名園の写真で今日のブログはオシマイです。

coffee_doutor.gif 今日のエンディングアイコンの珈琲は何時ものデニーズに替えてドトール珈琲を使いました。別に理由は無いのですが、なんとなく・・・・・。


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mymeな大家

こんにちは。
岡山電軌といいますと、小学校の時に「模型とラジオ」か「子供の科学」の記事で作った車両を思い出します。確か初めてボール紙(いさみやの車体製作方眼紙)を自分で切って作ったと思います。台車はカワイ模型のDT24の記憶があります。
大手饅頭、皮が無いように見えますね(笑)おいしそうです。おいしい緑茶と合いそうです。
では失礼します。
by mymeな大家 (2010-01-18 22:04) 

じろっち

岡山には十数年前に行きましたが、路面電車は気がつきませんでした。

当時は片上鉄道が存在していたので、そちらに気がいっていました。
見たのは軌道だけでしたが・・・

当時の神奈川県内は既に自動改札が普通の存在だったのに、岡山駅の改札はまだ有人だったので、驚きました。
でも、特急乗客の改札は人がやった方が良いと思います。
by じろっち (2010-01-18 22:07) 

しおつ

岡山には一度撮影の途中に泊まったことがあるのですが、
路面電車は車両がきれいすぎて1枚も撮っていませんでした。
いま思うともったいないけど、フィルム時代は目的の路線以外
あまり撮っていませんでした。
by しおつ (2010-01-18 22:22) 

manamana

80年代前半、学生の頃、岡山にいって、
岡電に乗りましたが、
何だか雰囲気が変わっていないですね。
駅前の喫茶店で聴いたジャズがお気に入りになって、
いまでも聴いています。
by manamana (2010-01-18 22:32) 

Cedar

内田百閒は好きな作家です。気難しい文章の中にユーモアとシャイな感じがあってとてもダンディです。列車給仕を「ボイ」という表現とか・・・いいですよね。
岡山電軌の延長計画はどうなるのでしょう。富山に次いで新線開業となるのか楽しみです。くさかる電鉄と岡山にしかない(構造は全然違うけれど)錘のパンタもいずれはシングルアーム式に変わってしまうのでしょうか?
by Cedar (2010-01-18 23:53) 

Cedar

今、気がつきました、錘式のパンタグラフは明延鉱山の通称1円電車にもありましたような気がします。失礼しました、の追伸です。
by Cedar (2010-01-18 23:58) 

gop

大手饅頭美味しいですよね。
あと岡山でのお食事と言えば、駅至近の「味司 野村」
ドミグラス(^^ ソースカツ丼、つい食べちゃいます。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005509190/

by gop (2010-01-19 06:06) 

ファジー

新潮文庫から「阿房列車」が発刊されていたとは存じませんでした。旧漢字と、旧かな遣いで雰囲気いっぱいなんでしょうね。
大手饅頭いまでもよく口にしています。美味しいです。
by ファジー (2010-01-19 07:26) 

む〜さん

■■ mymeな大家様:
 鉄道模型製作はストップ以来何年になるかしら?・・・そう、1960年3月辺りでしたから、もう、50年になります。ペーパー車体の作り方も、ほぼ忘れました。友人の何人かの、車輌製造工場は忙しく稼動中と聞くと、コレデハイケナイ!とちょっぴりは思うのですが、結局、何もしていません。城南鉄道嶺町線は未だに50年も前の車輌が、走って・・・・居ないのです。たまには、HOの線路に乗せてやらねば可哀想ですね。
 大手まんぢゅうの皮、薄いですよ。薄皮饅頭より薄そうです。かと言って、キンツバとは製造法が違い、ちゃんと薄い皮の元で包んでいるようです。
■■ じろっち様:
 長距離の旅をするときは、やはり、改札係のチェックが嬉しいですね。思い切って、外国みたいに、改札無しなんてのは・・・・日本じゃあ無理でしょうね。
■■ しおつ様:
 今は、銀塩写真の方でも、ディジタルカメラをサブとして持ち歩かれる様ですから、メモ的なモノはディジタル記録が出来ますね。この点だけは、いい時代だなあと思います。
■■ manamana様:
 ジャズをお聴きになるんですね。私は、学生時代から、ディキシーランドジャズが好きで・・・・とは、言っても、専らハッピーなものでして・・・・最近はファイアハウスファイブ+2を車に何枚も積んでいます。同級のMJQファンに馬鹿にされて居りました。(笑)
 ディキシーは「レコード屋さん」には無くなっちゃったので、ネット通販で入手するしかありません。
■■ Cedar様:
 そうですね、私が内田百閒にはまったのは学生の頃でした。以来、随分読みましたが、ここ数十年は、一部の本以外ご無沙汰です。愛読書は「贋作・吾輩は猫である」なのです。
 ブログの本文中に、第二阿房列車の『部分』を入れました。
 この岡電式パンタグラフは、何十年も前から、このタイプですね。最初見たときは1950年代でしたがぶったまげました。腰の部分に広告が付いていましたっけ・・・・。
■■ gop様:
 大手まんぢゅうは、1950年代末、ホーム売りが125円でした。小銭勘定が、面倒ではないかと、人事ながら心配しました。
 『味司・野村』ですか・・・・おぼえておきましょう。お話聞いただけで、食べたくなりますね。
■■ ファジー様:
 第二阿房列車は学生時代に買いました。裏表紙に私の鉄道会社『城南鉄道』のゴム印が押してあります。(笑)奥付を見ると、二刷で昭和32年1月20日発行となっており、定価70円と印刷してあります。価格の印刷が、本体でなくカバーになっちゃったのは何時頃からなんでしょうね。
 もちろん、旧仮名遣い、旧漢字です。紙は茶色に変色し、凄いことになっています。まだ、紙がぼろぼろになっていないだけ良いのですが。
 上のブログ本文中に、第二阿房列車の部分写真を入れてみました。この程度でしたら、法に触れることはありますまい。
by む〜さん (2010-01-19 13:21) 

サットン

トマト銀行、一世を風靡しましたね。今は妙な名前の銀行が増えましたが。
(11)の画像のバスは宇野バスですね!「日本最低のバスを目指す」をキャッチフレーズにするユニークなバス会社。茶色のボディが渋くて好きです。
by サットン (2010-01-19 14:11) 

む〜さん

■■ サットン様:
 トマト銀行に商号が変わって約10年、まだ、その意表を突いた社名に驚き、岡山に行ったら是非とも見たいと期待してゆきました。シャッターの巨大なトマト君が居て仰天しました。
 宇野自動車、友人に聞いたのですが宇野バスは良い会社なんだそうですね。車体色も長い間変わっていないとの事。
 Wikipediaを、見ましたら1941年創業以来黒字経営との話もありますが、そうだとしたら、驚異ですね。観光バス、高速バスもやってないとの事。
by む〜さん (2010-01-19 14:34) 

野良猫次郎

鉄道ファンで内田百閒を好きな人はどれくらい居るのでしょうね。

記憶では 旺文社文庫の「阿房列車」から入ったような気がします。

私が唯一持っている個人全集が内田百閒です。(猫の話も出てきますし)
by 野良猫次郎 (2010-01-19 15:13) 

たーサン

 あっ、これは雪解横手阿房列車ですね。夜行列車に乗る楽しさに溢れて好きです。
 お家で作った御馳走がおいしそうでした。早朝の横手駅に降り立ったら、立ち食いそばの中の卵のまだ潰されない黄身が朝日にキラッと光った、、、などという表現が素敵です。

ディキシーがお好きですか、実は私もジャズのレコードはファイアハウスファイブ+2を一枚所有しています。
by たーサン (2010-01-19 15:52) 

む〜さん

■■ 野良猫次郎様:
 私の鉄道友人で愛読されている方が居ますので、結構、パーセンテージは高いと思われます。百閒先生の、三畳間を三部屋縦に並べる家に住むって考え方に共感する鉄道ファンは多いと思います。
 第一阿房列車、第二と新潮文庫で買い、第三阿房列車はハードカバーで買うのをためらい、だいぶ遅くなって購入した記憶があります。
■■ たーサン様:
 そうですね、『夜九時三十分發の四〇一列車、二三等急行「鳥海」の寝臺車』に上野駅から乗車するときの場面ですね。食べ物に関する文も多い百閒先生の御馳走の描写は素敵ですね。
 そうなんですよ!ディキシーランドジャズ、ニューオルリーンズジャズ・・・・好きですね。G.ルイス来日のとき厚生年金ホールまで聴きに行きましたっけ。若かった日の思い出です。FFPTの一番のお気に入りは『FirehaouseFive Plus Two Story』でして、初期の元気一杯の演奏が素敵です。1960年ごろ、FENで土曜日の21時ごろの番組、Dixie Downbeat のエンディングテーマ、『ランニングワイルド』が一番好きで、よくカーステで聞いて居ります。こんな古い音源がネットで簡単に購入できるってのは良い時代だなあと思うこともあります。
by む〜さん (2010-01-20 08:57) 

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