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#390:大井川鉄道(2) [お出かけ通信351~400]

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pen-para.gif 前回に引き続き、2010年4月4日・日曜日~5日・月曜日の二日間、静岡県の大井川鉄道の千頭駅から更に奥へ、でも、井川駅までは行かずに、長島ダム駅で引き返したときの事を書きます。

pencil-blue.gif ・・・・と、いう事で、2,010年・平成22年4月4日・日曜日町田駅から小田急で小田原、そして新幹線に乗りました。

■■■ お出かけ通信(390) ■■■

■■■ 大井川鉄道(2) ■■■

(1) 小田原から、静岡まで新幹線に乗ります。
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(2) 自由席車は空いていました。小田原駅で買ってきた、箱根黒糖稲荷寿司(@500)と、お茶(@130)朝食
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pencil-blue.gif ・・・・・で、簡単に静岡駅に着いてしまいました。富士山は見えませんでした・・・・残念っ!!

(3) 在来線ホームに行きました。売店の壁にこんなポスター「お!試食してみたいなあ・・・・」って思いましたっけ。でも、今さっき、お稲荷さんを食べたばっかり・・・・諦めました。
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(4) 在来線静岡駅のベンチです。足も形もなかなかのデザインですが、何故か仕切りみたいな横木が目に付きます。善意に解釈すれば、横木と横木の間が一人前と言う事でしょうが・・・・・ひょっとしたら、寝られないよう、防御しているのかな?
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pencil-blue.gif 浜松行きの各停電車「211系×3+313系×3」で、西へ・・・・・。

(5) 藤枝駅に着きましたので下車。
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(6) 藤枝駅の大昔、明治時代を偲ばせる、赤煉瓦の油庫というのでしょうか、危険物倉庫が、残されています。
 このホームは、朝の通勤時には這入れるらしいけれど、この時は閉鎖されており、傍に立てられた説明書きを読む事は出来ませんでした。
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(7) 前回の訪問が2002年で、その後、藤枝駅は新しく建て替えられ、橋上駅となり、南口が出来、まるっきり雰囲気が変わっておりました。
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(8) 駅前で客待ちの静鉄タクシー・・・・・ちょっとオシャレなレタリング。
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(9) 東横インの広告のあるビルのあたりが、1970年に廃線になってしまった、静岡鉄道駿遠線新藤枝駅舎の位置らしい、そして駅の構内は、二つのビルの間を入ったあたりらしい。中に入って、見回しても、昔の駅構内を思わせる建物は、一軒、それらしき家を除いては、まるっきり訳がわかりませんでした。
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(10) ちょっと先のほうに歩いてゆくと、小公園があり、こんな石碑が建っており、周囲は綺麗になっていました。駿遠線は、地元の方たちの記憶に、強く残っているのでしょう。
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pencil-blue.gif バスの時刻になったので、駅前に戻り、静鉄ジャストラインの新静岡行きのバスに乗ります。

(11) バスは、旧・東海道?って感じの道(・・・・未確認ですが)を行きます。瀬戸川をわたる勝草橋のの土手は、桜満開で、花見の人たちが大勢出ておりました。
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(12) 蓮華寺池入口バス停で下車ちょっと歩くと蓮華寺池、そのほとりに藤枝市郷土博物館はあります。壁面に下がった垂れ幕に、ちょっと気持ちがときめきます。
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(13) 「懐かしの軽便」展ですが、展示された、写真と資料、駿遠線の機材、ジオラマなどを見て、懐かしい駿遠線の車輌たちが、頭の中に甦りました。原則として撮影は出来ませんので、博物館前の今に残る唯一の駿遠線車輌、「蒸気機関車B15」の画像のみになりました。
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pencil-blue.gif 展覧会の見学を終え、バスでJR藤枝駅に戻ります。

(14) 藤枝駅の一階にあった「ドトールコーヒー」にはいりました。昼食用に注文したのは、「ミラノサンドCとロイヤルミルクティー」650円です。照り焼きチキンの入ったもので、実に美味い。予定の電車の時刻にはちょっと間があるので、ゆっくり食す。
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pencil-blue.gif 食事を終えて、東海道本線、下りの各停電車に乗る。島田どまりなので乗り換えて、金谷駅に到着

(15) 電車が行ってしまった後、電車が入っていったトンネルの入口を眺めていました。駅から直ぐのトンネル、幼い日の記憶がちょっぴり残る、む~さんでありました。
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(16) これは、たしか、金谷駅前からの眺め・・・・家は建て替えられていますが、昔の金谷駅に停車した列車からの眺めの記憶とちゃんと重なるのが、不思議でした。遠くの山の茶畑の眺めが、なかなかよろしいですね。
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(17) 1960年3月の金谷駅停車中の下り列車からの眺めです。こんな、感じでありました。
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pencil-blue.gif 大井川鉄道の乗換駅、金谷駅は、JR金谷駅に隣接しています。ここから、今日の宿泊地、千頭に向かいます。

coffee_st-marc.gif 続きは、また次回に!!!!


タグ:JR東海
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たらこっち

(11)は間違いなく旧東海道です。高校時代、自転車で毎日通っていました。高校卒業して既に20数年経ってしまいました。。。
高校の同級生とかどうしてるのかなあ?ってふと思います。

茶畑の防霜ファンが並ぶ風景、懐かしいです(笑)
by たらこっち (2010-04-09 23:02) 

鈴木光太郎

(17)写真のホーム看板"南アルプス表登山口"が気負ってますね。
1977年版の南アルプス登山ガイド本に拠れば、東京から大垣行き夜行→金谷から大井川鉄道の夜行(?)電車で行け、と書いてあります。夜行(?)電車の運行は夏と年末年始、とあります。年末年始に金谷-千頭間の夜行電車に乗る遊覧客は少ないはずで、冬山登山客が多かったんじゃないかな?と思います。
by 鈴木光太郎 (2010-04-10 08:36) 

quatre-l

駿遠線、乗りたかったです~。
意外と海の近くを走っていたんですね。
海水浴に出かけた人も多かったんでしょう。

つい先日金谷駅のトンネルの上を通過しました。
あのあたりの茶畑、壮観ですね!
by quatre-l (2010-04-10 09:22) 

津沢

む~さん様  津沢です

 「南アルプス表登山口」の看板、すっかり忘れていましたが、追加写真(17)を見て記憶がよみがえってきました。
 1968年夏に「なにわ」のモハ153で、1969年に「高千穂」のナハ10で、東海道本線の東京~名古屋間を乗りました。東海道新幹線は既にありましたが、「特急」が特別な存在だった最後の時代です。大井川の長い鉄橋を渡ってカーブにかかる金谷駅をゆっくり通過するとき、この看板が見え、「はるばる来た・・」と感じたものです。

 ところで、写真(5)のJR東海313系ですが、 前面をオレンジ一色にすると、クハ153の初期形に似てくるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

by 津沢 (2010-04-10 11:19) 

はーさん

JR東海の211系と313系は連結して運転しているのですね。
211系は直流電動機の抵抗制御、313系は交流電動機のインバータ制御と思いますが、混結出来るのですね。
どのような仕掛けがあるのでしょう?
ここ以外に例はあるのでしょうか?近鉄??
by はーさん (2010-04-10 15:59) 

サットン

ベンチの仕切り、間違いなくごろ寝防止策でしょうね。セパレートにしたり肘掛付けたり最近のベンチは寝れませんから(笑)
金谷駅のトンネル、天下の東海道を感じさせる立派な構えですね。
by サットン (2010-04-10 17:42) 

む〜さん

■■ たらこっち様:
 やっぱり旧東海道ですか・・・・古い家並みとかは無いのですが、ゆるいカーブが多く、なんだか、それっぽい松ノ木が何本かありまして・・・・。
 茶畑のファンは何時頃から建つ様になったか知りませんが、いまや、茶畑のガードマンとして必須なんですね。
■■ 鈴木孝太郎様:
 地図を見ると確かに南アルプス、近いですね。昔は、大井川鉄道の電車利用で、入る登山者も多かったのでしょう。現在は近くまで、車で行くんでしょうか・・・・。週末、新宿あたりのホームでたくさん見られた登山支度の方も、最近、見ない気がします。(私の方が、新宿に行かなくなっただけかもしれません)
■■ quatre-l様:
 この辺り、茶畑が多いですね。牧の原でしたっけ?最近は空港も出来たりして・・・・。
 駿遠線は、路線長=日本最長で、機関車、客車、気動車、貨車もたくさん居ました。鞆・草軽・赤穂・三重・等々各地の軽便から第二の働き場所として来ていた車輌も多かったです。
 道路が整備されトラック、自家用車、バスに押されて廃止されてしまいました。時代の趨勢とはいえ、寂しいなあと思うのです。廃止されて、はや40年が流れました。乗車した記憶を持つ方も、随分、パーセンテージが下がった事でしょう。なんたって、40歳以下は未体験者なんですから。
 初乗りの1958年当時、20代だった私も、いまや70を超えました。
■■ 津沢様:
 金谷駅は駅からいきなり、長めのトンネルという造りなので、子供の頃から覚えて居ります。なんで、ここから南アルプスと疑問を持ったものです。大井川の鉄橋を渡って、カーブを描きつつ、上り勾配、そして大井川鉄道の線路が近づく、そして金谷駅。いつも、窓を全開して、眺める、子供時代の私でした。
 言われてみれば、313の頬っぺたに、でかい前照灯を付けたら、似ているかも知れませんね。
■■ はーさん様:
 私の地元の小田急は10両編成ですが、4両+6両が基本です。どんな系列間でも連結運転可能が基本だそうで、抵抗制御の5000と、インバータの3000の併結はは、やっています。詳しい事は判らないのですが、『うまく出来ている』のでしょう。
 新車の4000については、10両固定編成のため、併結のシチュエーションがなく、よく判りません。
■■ サットン様:
 酔っ払いさんは良く寝ますからね。移動していただくのも大変なわけで・・・・。
 このトンネル、左の現役はトンネルポータルがコンクリートですが、右側に石造りの入口があります。電化関連かなにか、『物語』がありそうですね。
by む〜さん (2010-04-10 18:10) 

じろっち

静岡は博打打ちが多かったので、きちんと働かない人が寝てしまうんでしょうね。

地下鉄では音で居座らないようにしていますよ。

東海道新幹線はバリエーションが少ないのが残念ですね。
1編成くらいA編成・0系時代のカラーリングがあっても良いんじゃないかと思います。

金曜日の深夜から新車の慣らしで、東名を走ってきました。
帰路は日中になったので分かったんですが、静岡県内の本線は桜並木が多いんですね。
桜吹雪の中を走り抜けるようになったので、楽しかったです。
by じろっち (2010-04-10 20:28) 

む〜さん

■■ じろっち様:
 博打打が多いとは思えませんが、この寝ちゃう人対策と思われるベンチは、JR東海管内に沢山あるのでしょうか?気になります。定員-1名くらいで座ってる人も多いから、その対策かもしれません。
 新幹線の特別塗装は面白いかもしれません。以前、何かのイラスト入りの電車が有った気もします。
 東名に桜並木があるんですか?桜吹雪とは気分良かったでしょう?そんな時期に走れたなんて、じろっち様は、幸運ですね。
by む〜さん (2010-04-10 22:40) 

mymeな大家

こんにちは。
むーさんの駿遠線への愛情がとても感じられます。自分が好きだったものがなくなるのはとても辛かったことでしょう。
313系が東京口に顔を出すダイヤはあるのでしょうか。川崎市内に住んでいる私にとって、新鮮な車両です。
抵抗制御車両とインバータ車両の併結運転は興味がありますね。インバータ制御車両の方がコンピュータを積んでいるだけあって柔軟性がありそうです。多分ですが抵抗制御車が何ノッチに入っているかが、インバータ制御車両に分かればその加速度に合わせて出力するという感じではないでしょうか。また、インバータ制御車に何系が併結されたか認識できれば、その相手の車両のデータを入れておいて、その車両の加速度で加速すればよいので問題ないと思われます。以前小田急であった加速度の違う車両を併結して脱線した事故を思い出しました。
間違えていたらゴメンナサイ。
では、失礼します。
by mymeな大家 (2010-04-10 22:51) 

む〜さん

■■ mymeな大家様:
 そうですね、1958年から1970年、13年間のお付き合いでした。旅客用車輌の保存がゼロと言うのは、珍しい事ではないでしょうか?残念です。
 313系は東京へは来ていないようですね。近いところだと、御殿場線の313がJR東の国府津駅には来ますが・・・・。
 以前は特急とかムーンライトながらで、東京へ来ていた373系が似てますね。
 小田急の脱線のお話は、4000と1800ではなかったかなと思いますが、台車か何かの所為で、高低差が出来てしまうような話だった気がしますけれど、思い違いの可能性大です。
by む〜さん (2010-04-10 23:11) 

manamana

50年前と余り変わらない駅からの風景ですね。
小田急の脱線は、空気バネとコイルバネのせいだったような。
それからは、4000系だけで走るようにつなぎ替えてました。
by manamana (2010-04-11 10:43) 

京葉帝都

車窓から赤煉瓦の油庫を見ると和みます。幹線で開通当時からの配線が残っている駅(東北地方、奈良線の稲荷駅など)で時々見ます。小さいために丸屋根になっているものもあります。奥羽本線の庭坂駅の油庫は巨大です。
by 京葉帝都 (2010-04-11 12:11) 

む〜さん

■■ manamana様:
 確かに建物は新しいのですが、なんとなく風景的に似てますよね。
 一時、電車ファン的体温が下がっていた時期があって、気が付いたら、デハ4000、カルダンになっていて、驚いた記憶があります。
 茶色時代の1800更新車・・・・なんとなく好きでした。
■■ 京葉帝都様:
 まだまだ、こういう油庫、残ってますね。奈良線稲荷駅の油庫は、むかし、わざわざ見に行った事があります。赤煉瓦は、石造りとともに、建物、トンネル、橋脚など、暖かな気持ちになりますね。
by む〜さん (2010-04-12 09:41) 

うたに

ご当地バーガー、惹かれますよね~(^ ^ )
まぐろバーガー食べてみたいです!
藤枝駅のレンガ造りの危険物庫もいいですね。
どんな説明が書かれているのだろう? 駅員さんに頼めば近くで見ることができるのかな。。
by うたに (2010-04-15 12:28) 

む〜さん

■■ うたに様:
 ちょっと気になるご当地バーガーですね。鮪メンチに黒はんぺん、両方とも食べてみたかったですが、満腹には勝てませんでした。
 藤枝駅の赤煉瓦倉庫のあるホームは朝の通勤ラッシュ時には使用しているらしかったです。橋上駅のこのホームへの階段の上にはロープが張られていました。駅員さんにお願いしたら『入れたかもしれません』が、「ま、いっか・・・」とパスしてしまいました。
by む〜さん (2010-04-15 22:17) 

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