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#393:大井川鉄道(4) [お出かけ通信351~400]

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pencil-red.gif 一回、飛びましたが、話を戻します。
2010年4月4日・日曜日~5日・月曜日、二日間の、大井川鉄道訪問記の第四回です。4月4日、新金谷から、元・近鉄の1,067mm特急車16000で千頭駅に到着したところからです。

■■■ お出かけ通信(393) ■■■

■■■ 大井川鉄道(4) ■■■

pencil-red.gif 2010年4月4日・日曜日、15時46分千頭駅に到着し、ホームから駅構内を眺めると、いろいろと、面白そうな機関車客車貨車電車が居ます。片っ端から、ディジタルカメラのSDカードに入れてゆきました。沢山写した中から、何枚かお目に掛けましょう。

(1) 電車が到着したホームの隣には、引退した蒸気機関車9600の49616と、電気機関車E103が並んでいました。
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(2) ちょっと離れて、電気機関車E102・・・・これは、現役のようでした。(1)と形式は同じE10ですが、車体も、台車のタイプも違います。
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(3) 井川線・・・・南アルプスあぷとライン・・・・のホームに行きました。向こうの方に近鉄!
 すでに休車となった、近鉄名古屋線の、最初は特急車モ6421系だった電車が居ました。昭和29年に、中川から名古屋まで乗ったのは、これだったのかもしれません。当時の大阪線のエース、モ2251に似た車体ですが、ちょっと短かったと思います。
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(4) 井川線のホームの端っこから、井川線のヤードを眺めます。軌間3フィート6インチではありますが、森林鉄道風というか、軽便鉄道風というか、車体は小さいし、客車、貨車の台車はアーチバー形だし、軽便ファンの私は、久しぶりに味わう、ナローゲージ鉄道の雰囲気溢れる眺めでした。そして、真っ赤っかの客車、機関車はスイスの登山鉄道を思い出します。
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(5) 留置してある客車の中で、一際目立つオープンデッキの客車、スハフ4。このタイプは、スハフ4と、右にちょっと見えているスハフ6の二両しか無いそうです。昭和28年製だそうで、57歳。現在はイベント用だそうです。
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(6) スロフ311・・・・ということは(5)のスハフの三等車よりは上級の二等車って事なのでしょう。こんな車体色に、アルファベットが並ぶと、モロ、瑞西です。
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(7) スロニ201・・・・右側の台車の上の部分が荷物室なんだそうですが、椅子もあるそうです。
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(8-1) ワフみたいな有蓋車がいました。Cワフ1と、Cワフ2です。井川線用貨車なので、『C』が形式の頭に付いています。緩急車用途も有るのでしょうが、井川線の車輌と大井川本線の車輌は、車輌限界が違うし、連結器高さも違います。井川線の車輌は、大井川本線に入れるのですが、大井川本線側の車輌と連結する際、連結器高さをあわせるためにも、この車輌をはさんで使用すると、Wikipediaに書いてありました。(次項参照)
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(8-2) 高さの違う連結器を装備しているのは左のCワフ1のようで、右のCワフ2には付いているようには見えません。なにしろ遠くから写したので、こんな写真。
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(9) 大物車Cシキ301。可愛い大物車で、昔、発電所の機器など運んだらしい。
 バックに見える、錆の出た水玉模様の電車(前照灯が見える)は、何なのでしょう?納涼電車か、何かでしょうか。
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(10) やがて、踏切警報機の音がして、井川方面から列車が到着します。おお、これはまさにケイベン的眺めであります。静岡鉄道駿遠線、遠州鉄道奥山線なき現在、静岡県から消えてしまったと思ったケイベンがここにあったのです!・・・・・なんて思うくらいでしたが、我に返れば、ゲージは3フィート6インチな訳で。
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(11) 16時06分、定時到着の14時25分に井川を出てきた列車。機関車は、6両有るDD20型の1号機「ROTHORN」号のニックネームは提携している、瑞西の登山鉄道に由来するのでしょう。ヘッドマークのお猿の親子が可愛いですね。よくよく見ると前照灯が三つあります。カーブ時に首を振るというのは、オデコの二つでしょうか。
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(12) 最後尾はクハ601で、井川行きはこれが先頭になり、推進運転。1990年、アプト区間開通にあわせて、製造されたそうな。
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(13) ひとしきり、ケイベン風車輌を鑑賞して、改札を出ました。駅の出札口、硝子越しに見えた、キップの収納箱硬券ズラリ。まあ、何と言う懐かしい眺めでしょう!!!
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(14) 駅を出て振り返る。これが千頭駅。到着後50分近くも駅に居たことになります。我ながら好きなんだなあと思いますね。
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coffee_st-marc.gif 宿はそんなに遠くない筈です。これから宿に着けば、温泉と、同好の友人たちとの、鉄道話飛び交う夕食大宴会が待っています。そして、明日は、井川線に乗るのです。私には7年ぶりのラックレール区間です。

 では、そのときのお話は次回!!!!


タグ:大井川鉄道
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m3go

>ケイベン
軽便と言われても違和感無いですね。(笑)
3'6" もナローゲージではありますからね~。

>(8-2) 高さの違う連結器
阪急の自連みたいに下側が長くなっているところにくっついているように見えますね。
このワフ、型式0(ゼロ)ですね。珍しい。(^^
by m3go (2010-04-14 13:00) 

K♂chan

わぁ、おもしろいですねぇ。
やっぱり行って 実物観てみたいです。
茶色の電気機関車好きです。

続き楽しみにしてます。
ボタンか鴨のような鍋が写っていた様な。。。

by K♂chan (2010-04-14 15:05) 

manamana

構内が広くて余裕があるから引退した車両を展示できるのでしょうね。
E102とか103の貫禄が、一番印象的です。
真っ赤な井川線、未だ乗ったことがないのですが、
一度乗りに行くべきですね。
by manamana (2010-04-14 15:38) 

quatre-l

いいですねぇ~~。
金谷まで行ったのになぁ。
仕事じゃなかったら、絶対行ってましたね。
いや、近々行ってみたいと思います。はい。
by quatre-l (2010-04-14 19:13) 

'80XE PA96E

なかなか愛らしい車体で乗ってみたいですね。機関車に近鉄の旧車両と色々眺められてさぞ楽しかったことでしょう。
GWの最中にでも少しはどこかに乗りたいものです。
所で週末の土曜日にこんな事があるのを今日通勤車両のポスターで知りましたhttp://www.tetsudo.com/event/2237/%E4%BA%AC%E9%98%AA1900%E7%B3%BB%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA+%E8%B2%A9%E5%A3%B2/
くしくも別の予定で早朝から出かけてしまうのが残念ですが。
by '80XE PA96E (2010-04-14 22:39) 

む〜さん

■■ m3go様:
 ワフ0形・・・・連結器の違う車輌を連結する中継ぎって用途があるなんて知りませんでした。知ってたら傍へ行ってみたかったですね。でも、線路の向こうで、不可能でしたけれど。
■■ K♂chan様:
 乗って見たいでしょう?私も乗ってよかったと思っています。完全に一日つぶれますが、その価値はあります。
 次回、そんな井川線沿線の風景とか、写真を並べましょう。ま、ちょっと乗っただけですので、ろくな写真はありませんけれど。
■■ manamama様:
 20年ほど昔の千頭駅は、まるで、廃車展示場の様でした。現在はすっきりしていて、その意味ではもの足りませんでした。近鉄のモ6420に会えるとは思いませんでしたので、嬉しかったですね。
 井川線、是非、乗りに入ってください。乗車して、ぼ~っと、窓から景色を眺めるだけでも価値ありです。
■■ quatre-l様:
 ちょっと、惜しかったですね。お仕事でなく、是非、乗りに行って下さい。全線乗るには、一日要りますけれど。
■■ '80XE_PA96E様:
 蒸気機関車はあまり撮りませんでしたが、充分に楽しく行って来ました。また、行きたいと思っています。
 京阪1900ですか・・・・京阪と言えば、4年乗ってません。行きたいなあ、関西エリア!!!

by む〜さん (2010-04-14 23:27) 

津沢

む~さん様  津沢です

 千頭駅は広い構内に面白い車両がたくさん置いてあって、時間を忘れます。50分近くでも感覚としては「あっという間」だったのではないでしょうか?

写真(3) 元近鉄特急車
 この電車には、近鉄名古屋線(標準軌)の急行で、狭軌に戻し番号の6千を外し421系になったときの養老線で、そのまま移籍した大井川鉄道で、計3回乗りました。往時の特急塗色を復活したのが近鉄時代なのか移籍時なのか判りませんが、こうして木立の傍に停まっている写真を見せていただくと、なかなか優れた色彩に思えます。
 名古屋線で乗った1970年代半は、急行に往年の名車が未だ使われていましたが、その後1~2年で退いていきました。モ2247号にも近鉄名古屋で遭遇したのですが、無理してでも乗っておくべきでした。

写真(10) 井川線列車
 車体が小さいので1067mmが広軌にも見えます。駅前市街を迂回して脇から入線してくる雰囲気は、旧東独の狭軌蒸気鉄道を彷彿させます。
 地図↓から推定すると、本来は千頭駅から直進していたのかもしれません。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=350628&l=1380813

写真(12) 井川線の制御客車
 プッシュプル方式の臨時列車はいくつかありますが、定期列車は、もしかすると日本ではここだけでしょうか?

by 津沢 (2010-04-15 00:38) 

'80XE  PA96E

今日は通勤車両からコメントしています。
今日の4月15日が京阪電車の開業100年の記念日だったんですね。車内放送でのアナウンスがありました。一世紀存続し、三条―天満橋から始まった路線も出町柳や中之島まで延長され、沢山利用される様になりました。凄いもんですね。
>行きたいなあ、関西エリア!!!
是非また関西に来て、新3000形や阪神近鉄の新路線など堪能して下さい。
by '80XE PA96E (2010-04-15 08:11) 

ズルツァー・マン50

こんにちは。井川線の車両、小さくて、かわいいですね。実際、図面を見ると、駿遠線の車両寸法よりも小さいようですね。
実は、本物のナローゲージの車両を見る前に井川線の車両に接しておりましたので、その後、木曽森林、別子銅山(四国の新居浜)、尾小屋、下津井等の762㎜の車両を見た時、大きく感じて、驚きました。車両の大きさの印象は、高さによって決まるような気がしております。

硬券が未だ残っていると言うのも、嬉しいです。
私が「ナロー大好き」になった大元の現況を拝見させていただき、ありがとうございました。次回も楽しみです。
by ズルツァー・マン50 (2010-04-15 09:20) 

む〜さん

■■ 津沢様:
 2247に乗られなかったのは残念でしたね。2200は新旧ともに好きでしたが、見ただけで乗った事はありませんでした。
 昭和29年の特急車は一番新しい2251も、6421も、釣り掛けでした。しかし、車内の豪華さ素晴らしいものでした。初めての近鉄特急は2251で、もう、感動しました。先頭には2301が付き、中川で撮影できました。名古屋線は6301ではなく多分6421だった気がします。四日市の『Ωカーブ』に驚嘆したものです。
 URLは『国土地理院の地図閲覧サービス』ですね。時々利用しますが、便利なサービスです。もともとが、ダム・発電所建設の工事路線ですから、いちばん川に近い線路を真っ直ぐに延長すれば良いわけで、市街地の発展とともに避けるようになったのかもしれませんね。また、現在の井川線の線路が元々、直線だったらしくも見えなくも無いので、そっちのメも疑われます。こういう、推理って楽しいですね。
 プッシュプル方式の採用はアプト区間対策らしいのですが、欧州では各所で見られ、行き止まりのターミナルに突っ込んでき来て、そのまま出発してゆきます。日本でも機関車牽引方式が主流で続いていたら、プッシュプル方式も、普通に行われていたかもしれません。
■■ '80XE_PA96E様:
 京阪の車内からでしょうか・・・・まさに文明開化、便利な時代になったものです。私の携帯電話は、あえてメールとインターネット契約をしていません。凝り性の私、おそらく電話代でパートナーさんと、もめている筈で、危険は回避です。(笑)
 京阪・・・・100年、お目出度い年なんですね。京阪と言えば、600、700を思い出します。私が初めて見た時、昭和29年には、もう普通の古い電車って感じでしたが、デビュー時は、米国のインターアーバンもかくやと思わせる、姿だったようで、昔の写真で見た事があります。サイドのKEIHAN・・・・・のアルファベット表記は、だいぶ前に見た京阪バスの車体、窓の上に大きくアルファベットで書いてあった記憶があります。現在の京阪バスは如何でしょうか?
 関西は、季節が良くなったら、是非とも行きたいと思っているのですが・・・・・・なかなか思うように行かないものです。(笑)
■■ ズルツァー・マン50様:
 何と言っても人間より貨物を運ぶ鉄道でしたから限界が小さいのでしょう。踏ん張りは良いでしょうが・・・・。
 ナローゲージ鉄道で、普通に行けるのは、三岐と近鉄だけになってしまった今、季節運転の、黒部とともに、ここは貴重な存在ですね。黒部は東京から日帰り不能と思われますし、大井川鉄道は、もっと通う価値のある鉄道だなあと思っています。
by む〜さん (2010-04-15 09:27) 

うたに

千頭駅はホント楽しそうなところですね!
車両もバラエティーに富んでいて、興味深いです。シキまでいるとはビックリしました。
私もここなら、おそらく何時間居ても飽きないでしょう(^ ^ )
by うたに (2010-04-15 12:44) 

はーさん

井川線は本当に面白いですね。
DLのプッシュプルトレーンなんていうのも日本では他にないのでは?と思います。
何故、DLで客車を牽引するのでは駄目だったのでしょう?
そんなに運転頻度があるわけではないし、終点での機関車の付け替えの時間もスぺースも十分と思いますが?
これはアブト運転の時、DLも一緒にアブトELに押されて登るので重いDLはELの直前でなければいけないというのが主な理由なのでしょうね?
by はーさん (2010-04-15 15:40) 

’80XE PA96E

今日の車中のコメントで、京阪の開業時の路線を三条ー天満橋間と書きましたが、正しくは五条ー天満橋間でした。
訂正とお詫び申し上げます。
by ’80XE PA96E (2010-04-15 22:25) 

む〜さん

■■ うたに様:
 二つの全くキャラクターの違う鉄道が同居している、じつに面白い空間です。蒸気機関車列車が入っているときなんか、いいでしょうね~!(私はそのタイミングに居合わせませんでした。残念)
 シキは、発電所関係の大型機器を運んだのかもしれません。
■■ はーさん様:
 プッシュプルトレインは、日本では、回送列車とか、スイッチバックでの一時的推進くらいだったと思います。25km余、押して行くのは、此処だけでしょうね。クハまで作って、外国の列車みたいです。確かに、重いものは下のほうが押し上げには有利でしょうね。
 この一駅のアプト区間だけ電化したのは、何故なのでしょうね。提携しているブリエンツロートホルン鉄道は、蒸気とディーゼルのラック機関車だし、排気ガスは、井川線の殆どの区間でディーゼル機を使ってるのだし、よく判りません。
■■ '80XE_PA96E様:
 わざわざ訂正コメント有難う御座います。
 京阪では、60形を動くように整備するようで、期待しているのです。こんな電車で、中ノ島から、石山寺まで行ったら楽しいでしょうね。
by む〜さん (2010-04-15 22:47) 

のり

お写真を拝見させていただくだけでも、ワクワクいたします。なんとも素敵な鉄道会社ですね。次回のアプト式が楽しみです。
by のり (2010-04-15 23:04) 

む〜さん

■■ のり様:
 千頭駅構内は見ものが多く、鉄道ファンにとって、実に楽しい場所です。次回は、小雨の中、アプト区間を見に行きます。
 明朝、16日の午前中に更新しようと、いま、準備中です。でも、あまり期待しないで下さいね。車窓からと、駅で撮った写真しかありませんから・・・・・・。
by む〜さん (2010-04-15 23:49) 

なにわ

お書きのとおり、6420は四日市の旧線のカーブ半径で19mとなっております。

特急時代の6401との併結写真は見たことがありませんね。
by なにわ (2010-04-19 18:57) 

む〜さん

■■ なにわ様:
 昭和29年当時、鉄道の趣味誌はTMSしか読んでいませんでした。そこに、三重交通とか、四日市の急カーブとか出てまして、特急の車窓から期待してみていました。折れ曲がるようにゆっくり行く電車、そして、期待の諏訪駅は、軽便電車や機関車が居たと思われますが、何故か写真を撮れませんでした。後年・・・昭和34年、諏訪駅、既になく、近畿日本四日市駅となって居りました。幸いに箱型と凸型の2軸電気機関車には会えましたけれど。
by む〜さん (2010-04-19 19:15) 

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