静岡県御前崎市で「軽便鉄道展」 [管理人から]
今日は、「お知らせ」です。
静岡県の東海道本線藤枝から、御前崎を回り、東海道本線の袋井駅まで60km余り(大手までの支線含む)を結んでいた、静岡鉄道駿遠線という、軌間762mmの素敵な鉄道があったのです。残念ながら1970年・昭和45年8月、廃止されたしまったのですが、私は、この鉄道が好きで、何回も訪問いたしました。
この静岡鉄道駿遠線を研究しておられる、阿形 昭さんから、こんな案内状を頂きました。来月・・・・2011年8月6日・土曜日から、8月18日・木曜日まで、静岡県御前崎市で、この静岡鉄道駿遠線に関しての展覧会「写真でつづる軽便鉄道展-駿遠線-」が行われます。
お近く、静岡エリアに、お住まいの方に、ご案内いたします。
上の案内状にある写真は、静岡鉄道駿遠線の浜岡町駅で撮影されたものですが、私も、この駅で撮影したものがありますので、ご覧下さい。撮影は1959年3月です。
(1) キハD6
(2) ワフ3
私のホームページ「む~さんの鉄道風景」この時の旅行記が載せてあります。お時間が御座いましたら、ご覧下さい。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link23-shizuindex.html
では、また次回!!!!!
ひさし付きのディーゼル、表情が面白いですね。
2軸でもよさそうなボギー貨車も珍しいです。
by manamana (2011-07-14 06:27)
■■ manamana様:
前面二枚窓を一つの庇で覆っている・・・・始めて見た時は少々吃驚、そして好きになりました。この鉄道にはこのイメージの気動車が三両・・・・うち一両は二段上昇窓・・・・居りました。
貨車・・・・軽便(仮に軌間1,067mm未満と仮定)では特に二軸ボギー車が多かったです。もちろん二軸単車もあたんですが・・・・。線路状態とか考えるとボギーの方が安定なのかも知れません。
by む〜さん (2011-07-14 08:03)
ワフ、とあり、デッキもハンドブレーキも付いているんですが、車掌さんの居場所はどこだったのでしょう? デッキで雨ざらしとか? 駿遠線、乗りたかったなぁ…。
by maipenrai (2011-07-14 19:16)
■■ maipenrai様:
静鉄駿遠線の場合、貨車のフはハンドルを回す方式のブレーキ付きの貨車は『フ』をつけました。車側のバーを上下する方式のブレーキ付きの場合は、『フなし』としてあったようです。一部の例外はあったかもしれませんが・・・・。
客扱いの車掌さんは居ましたが、貨車はミキストで運用されたケースが多く、貨車に車掌さんは乗務しなかった『よう』です。
ブレーキは逸走防止用として留め置き時に使ったみたいでした。
昭和33年、駿遠線の大手工場を訪問し、車両(機関車・気動車・客車・貨車)の諸元表を見せていただきました。必死で書き写して来たのが、この表です。ブレーキ関係も出ています。あのころは、ゼロックスなんて無かったし、コピーといえば、ジアゾ式の「青焼き」でしたので、学生風情はこれしかありませんでした。(笑)
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link231-02a.html
■■♪♪ うつマモル様:
「nice!」 有難う御座います。
by む〜さん (2011-07-14 20:34)
長大ナロー線区として、数々の本で見ていた駿遠線・・藤枝の辺りで新幹線と交差する区間があル年って200kmの車窓から必死に目を凝らしていましたら、か細い軌道が下をくぐって伸びていたのを覚えています。
新幹線とナローのツーショットを撮った方はいらっしゃるのでしょうか?
by Cedar (2011-07-14 21:54)
■■ Cedar様:
駿遠線は日本最長の軽便でしたが、昭和30年代は意外と人気が無く、雑誌でも取り上げられることが少なかったのです。昭和33年、大手~新藤枝~新相良間に乗り、一発で虜になってしまいました。それ以来、昭和45年の廃線まで、何回か通いました。な~んて言いますが、全線乗ったのは昭和34年にたった一回、大きな事は言えません。昭和33年の貨物輸送の終期を見られたことは、実に幸運でありました。
新幹線+駿遠線の写真は、何処だったかは忘れましたが、一回見たような気がします。
by む〜さん (2011-07-14 23:41)