636:東京駅々舎復元工事: 今の姿 [お出かけ通信601-650]
2012年・平成24年6月23日・土曜日・・・・・久方ぶりで都心まで行って参りました。日本橋の三越で、石彫の浜田彰三氏の作品展があり、家内と見に行ったのです。置き場所もないし、購入できるわけもありませんし、だいたい飾って置く場所がありませんが、私も家内も、浜田彰三氏の作品が好きなので、展覧会があると、毎回、鑑賞しに行って、暖かな気持ちになって帰って参ります。
さて、日本橋まで行ったので、ついでに東京駅復元工事の現状は如何に??・・・・・と、東京駅の丸の内側に、立ち寄ってきました。6月には一部を使用開始、10月には完成との事ですので、期待も大きくなります。たしかに、かなりの進捗状況ですが、眺めただけなので、詳しいことは判りませんので、写真だけ並べますが、こんなところまで、出来ています。
■■■ お出かけ通信(636) ■■■
■■■ 東京駅々舎復元工事: 今の姿 ■■■
往路は、町田駅~小田急~代々木上原駅~地下鉄千代田線~表参道駅~地下鉄銀座線~三越前駅。
(1) 代々木上原駅で地下鉄千代田線に乗り換えるとき、向こうのホームに16116を先頭に東京メトロ16000系電車が居ました。そういえば、この16000、まだ乗っていない。静かだといわれる「全密閉型・永久磁石同期電動機」、如何なんだろう・・・・?
三越の展覧会場で浜田彰三氏の石彫作品を鑑賞。その後、三越の前のとあるお蕎麦屋さんで、お蕎麦で昼食。お腹が空いていましたので、ついつい写真は忘れました。
三越前駅~地下鉄半蔵門線~大手町駅~地下鉄丸の内線~東京駅のルートで、丸ビルの前辺りの地上へ出ました。目の前に、かなり出来上がった東京駅が、どっか~んと見えています。
(2) 丸の内南口(乗車口)部分。
(3) もうじき、下端のグジャグジャが取り払われて完成となるのでしょう。
(4) (3)のドーム部分を拡大してみました。なにしろ、戦災で焼けた後の三角屋根の姿しか覚えていませんので、実に新鮮で、美しく感じられます。
(5) 中央部分・・・・。
(6) 丸の内北口(降車口)部分。左側には以前は国鉄の本社ビルがありましたね。
東京駅の復元された駅本屋は、周囲に建ち並ぶ、遥かに背の高い摩天楼群に圧倒される事も無く、やはり王様の貫禄です。ついでに、周辺のビルを二つ。
(7) 中央郵便局は、以前のビルの壁面を残しています。
(8) 日本工業倶楽部は新ビルの下・前面に一部が残されて建て替えられています。正面の上の方にある、石炭と紡績を表す男女の像は残されておりました。
三越から東京駅、そして帰りみち。乗りなれた地下鉄と、舐めていた私、見事に三回も乗り間違えてしまいました。
現役引退13年、自分の手のひらの様に理解していた都心部の道路と交通機関を使いこなせなくなっている事を発見しました。反省、反省。やはり、たまには「上京」しなくてはなりませんね。
さて、帰りは、いろいろ失敗もありましたが、地下鉄半蔵門線~東急田園都市線を東急5000で、長津田。横浜線の205系で町田へ帰ってまいりました。私も、家内も、かなり草臥れました。
(9) 町田駅前の「ヴィ・ド・フランス」で休憩。ブレンドコーヒーに「かりんとう饅頭」を付けました。餡ドーナッツとは違う、サクサク感のある「皮の部分」、月餅の餡みたいなねっちりした餡、美味しい「お菓子」です。レシートを無くしてしまったので、お値段は???ですが、オススメです。
一服して、元気回復、家に帰って来ました。
では、また次回!!!!!
私も最近の東京メトロはわからなくなっています。
先日も家内にどこそこへ行くのはどうすればいいのかと聞かれて、はて、どうだったかなとおもいうかばない状態でした。
1年に2回ぐらい上京しても、行くたびに代わっているような状態です。
やはり、外が見えないと不安ですね。
スカイツリーだって、ストレートにいけないので、乗換が数回必要だと思うのですが、いろいろあって、分からなくなってしまいます。家内はなお分からないのではないでしょうか。
by micchama (2012-06-24 15:34)
東京駅というのは、ちょっと、奇天烈なものですね。
帝国の威信を示そうとしたものでしょうが、一般の乗客が利用する
乗車口と降車口が端っこに置かれ、真中に皇室や貴賓が利用する口が真中にある。しかし、端っこの乗車口と降車口はドームを頂き、豪華な感じですが、中央の口は車寄せはありますが、地味です。アムステルダム中央駅をモデルに作ったとのことですが、外壁などは似ていますが、構造は全く違いますね。
こんな駅が何故出来たのでしょうか?
by はーさん (2012-06-24 20:57)
東京駅舎の復元工事、完成が楽しみですね。
自分が手にしている手帳にも掲載されていますが、首都圏の鉄道網は、何とややこしい事・・・。
む~さん様が乗り間違えてしまうのも、納得できます。
自分だったら、きっと「迷子」になっているかと・・・。(汗)
同じ手帳に掲載されている、大阪市内や名古屋市内の鉄道網は、碁盤目状で比較的分かりやすいと思います。
そういう自分も、乗り間違えた事は過去に多々あります・・・。(滝汗)
by 京阪快急3000 (2012-06-24 21:33)
三角屋根しか知らない私の思い出はステーションホテルのBARです。
当然復活するのでしょうが、中央線が上に乗ってるので、窓からの眺めが心配なんですが~。
by Cedar (2012-06-24 23:40)
こんにちは。
先日、東京駅へを通って上野へ行った際に、電車の中から駅舎が見えたのですが、かなり大きく見えます。開業当時に近い姿が見られるなんて夢にも思っていませんでしたので、とてもうれしいです。
むーさん、乗換間違えなんて気になさらないで下さいね。「地下鉄」といえば、銀座線しかない時代から見れば、壁一枚でとなりを走るほど、過密していますものね。
日本工業倶楽部の壁には、「紀元2600年式典」だったかの記念プレートが埋め込まれているのを学生時代に見た覚えがあります。その壁も一緒に残っているのでしょうか。
では失礼します。
by おおや (2012-06-25 02:42)
東京駅周辺では八重洲側でも丸の内側でも、日本の建築史上最重要のモダニズム建築が近年相次いで取り壊されているので、なるべく訪れないようにしています。お写真(7)や(8)のような光景は映像でも正視できないくらいですから、東京中央郵便局の現状を現実に直視するのことはかなりの苦痛をともなうのではないかと思われます。
http://www.docomomojapan.com/index_jp.html
by Tosi (2012-06-25 21:48)
む~さん様、こんばんは、津沢です
東京駅々舎復元工事のご紹介、ありがとうございます。
完成当時は、周囲を圧する高さだった駅舎も、今日では高層ビルに囲まれてしまいました。JRだけでみると、八重洲口の建物の丸の内駅舎の真後ろにあたる部分をあえて低くして、景観への配慮が伺えるのですが、さらに背後の市街に、民間の高層ビルが建っていて、都市計画の困難さを実感します。似たような話として、私の住まいの近くの富士見の名所では、ちょうど狙いすましたような位置に高層マンションが建ち、富士山が隠されてしまいました。
東京メトロ16000系、永久磁石同期電動機は冷却ファンが不要のため、惰行にはいるとモータ音がいっさい聞こえなくなり、付随車のようです。なお、同系の台車は一本リンク式なのですが、16312号車だけウィングバネ型の台車を履いています。乗り心地は特に違いは感じられません。
by 津沢 (2012-06-25 21:54)
東京駅の復元では宮城県雄勝産のスレートが約4万枚使用された(足りない分はスペインなどから調達)とのことで、震災で流されたスレートを元に戻して納入したと聞き、胸が熱くなりました。
昨日南口を通った時は内部ホールは工事中で天井は隠されていました。完成後のピカピカの空間で生の音楽を聴きたいものです。
by 京葉帝都 (2012-06-26 00:46)
復元された東京駅は、まだ屋根の銅板が銅がね色で私が見たときはまだ輝いていたので安っぽい感じがしました。
でも、銅板の表面が錆びて緑青になれば雰囲気も変わってくるのかなと思います。
by 利きゅう (2012-06-26 01:10)
■■ micchama様:
まさかマサカの乗り換えミス、分かっているつもりでついついやってしまいました。『確認作業』は必須ですね。反省しています。
1999年の退職後、かなり地下鉄路線は増えておりまして、頭に入っていないのですね。自動車の場合も、道路は変わっていなくても、頭の中に入っているランドマークと言うか、目印の建物、並木など、変わっちゃっている。マゴマゴしないようゆっくり走れば近所迷惑。最近は来るまで上京は億劫になりました。
■■ はーさん様:
南北に遠く離れた、乗車口と降車口を分離したと言うのは如何いう考え方なんでしょうね。丸の内のオフィス通いのサラリーマンの行動を考えなかったのでしょうか。昭和30年ごろまで、乗車口、降車口の呼称が残っておりましたね。
我々には関係ありませんが、おまは、迎賓館になって居ますが赤坂離宮も使い難い部屋割りだと聞いた事があります。
■■ 京阪快急3000様:
まさか、迷うなんて有り得ないと思っていましたから、同行の家内の手前、焦りましてね、アガってしまいました(笑)。もともと、地図鑑賞が好きなんですが、たまには、じっくり地図とお付き合いしないといけませんね。勿論、国土地理院の25000分の1で・・・・(5万分の1でも可)。
■■ Cedar様:
ステーションホテルは内田百閒先生の作品に出てきますね。怪人二十面相にも出て来た気がします。私は食堂でカレーを食べただけですけれど(笑)。営業開始は10月らしいですね。
■■ おおや様:
旧来の名建築物を簡単に壊して最新デザインのビルに立てかえる・・・・不動産会社の効率一辺倒のやり方ですね。赤煉瓦の立ち並ぶ「一丁倫敦」も全部壊して、いま頃になって、一棟、新築しています。耐震問題もあるでしょうが、何やってるんだと思いますね。今後、50年もしたら、また建て変わっているのでしょう。
それにしても、丸の内界隈、のんびり歩いてみたいなあと思っています。あの辺りは、仕事がらみの想い出しかないので、あらためて、新しい丸の内を眺めてみたいです。
■■ Tosi様:
旧来のビルのフロントパネルだけ残す方式は、日本橋高島屋前の『中央だったか日本だったか信託銀行本店』が早かったですね。確かに、お金もあっただろうし、使い難かったかもしれない、耐震問題もあるでしょう。然し勿体無い話です。紙と木の家、火がつけば雲散霧消・・・・それが体に染み付いているのでしょうか。
■■ 津沢様:
東京メトロの16000、永久磁石同期電動機・・・静かですか!一度乗らねばなりません。新百合ヶ丘で待ってれば来るんですから・・・・・新百合なら直ぐだし。
■■ 京葉帝都様:
お久しぶりです。スレートのエピソード、全然知りませんでした。良いお話ですね。
そういえば、駅コンサートは、何時かは行われるのでしょうか?衣食の駅イベントでしたものね。是非とも復活して欲しいです。
■■ 利きゅう様:
そうですね、銅版はやっぱり、エージングされて色が落ち着いてこないといけませんね。
そうそう、昨日、京浜急行、見に行ってきました!曇天の写真は不得意だし、あまり好きでは無いのですが、行きたい気持ちの方が勝ちまして、出撃しました。短時間でしたが、『生麦』、『鶴見市場』、『仲木戸』の三駅。やっぱり、京浜急行・・・・良いなあ!(もちろん、小田急も同じくらい好きですけどね・・・笑)
■■♪♪ まーーー様:
■■♪♪ モボ様:
■■♪♪ ほりけん様:
■■♪♪ プント様:
■■♪♪ maipenrai様:
「nice!」 有難う御座います。
by む〜さん (2012-06-26 09:58)
ご夫婦で同じ作家さんのファンだなんてステキですね。
地下鉄で迷われたとのこと、お疲れでしたでしょう。
出口を一つ間違うと
とんでもない所に出てしまうのが東京の地下鉄ですよね。
東京駅も素晴らしいですが
「かりんとう饅頭」がもっと素晴らしいです!
美味しそう~~!
オシャレな駅カフェ「ヴィ・ド・フランス」でお饅頭♪♪
食べに行かねばっっ!
by ぽんた (2012-06-26 16:53)
■■ ぽんた様:
おはようございます。たまには気の合う事もあるのです(笑)。
いや~、地下鉄如きで、判断を誤るなんて、今まで無かった事なので慌てました。そして、ガックリ来ました。頭の中の東京地図が薄くなっているようです。東京の都心部に出かけることが、非常に少なくなっている所為で、データの補充が出来ていないのです。大体、新宿が遠いです。何だかんだで往復二時間、1K円を越えます(笑)。
それはともかく、10月の営業開始が待たれます。スカイツリーみたいに、中に入れないと言うこともないでしょうから、見学も難しくないし、期待しています。
ヴィ・ド・フランスのカリントウ饅頭、期待以上のものでした。一度、お試し下さい。浅草で以前食した、揚げ饅頭とはまた別の美味です。
by む〜さん (2012-06-27 06:19)
石彫展をご覧いただきましてありがとうございました。
偶然ブログを拝見しました。
次回2015年6月に個展予定しておりますので見ていただければ幸いです。
by 浜田彰三 (2014-08-15 17:46)
■■ 浜田彰三様:
コメント有難う御座います。三越での個展から、もう3年が経過しているのですね。改めて時の流れの速さに驚く次第です。私も、家内も、どうにか元気で居ります。
2015年6月に個展が予定されている由、家内とともに拝見に伺おうと、話し合っております。
by む〜さん (2014-08-15 23:03)