So-net無料ブログ作成

汽車旅の車窓から見えたケイベン [軽便鉄道]

icon-keiben.gif
pen-pc.gif 私は、所謂、軽便鉄道という鉄道が好きで私のホームページにもケイベンの特集ページが作ってあるほどです。ここで言う軽便鉄道とは、「軽便鉄道法」で作られたものという意味ではなく、「レールの軌間が狭い、車両が小さい、などの特長を持っている鉄道」ほどの意味です。
 私の母の故郷は四国の高知県で、私が幼かった頃から、何度も私を連れて高知まで行っておりました。東京~高知間の汽車と連絡線の旅、その途中、汽車の窓から外を眺めるのが好きだった私は、種々の私鉄を眺めておりました。
 その中でも、自分が乗っている国鉄の客車・機関車よりもはるかに小さい、頼りない鉄道を幾つか発見しておりました。そんな鉄道を、カメラを扱うようになった、昭和30年前後に、車窓から写したものを少々・・・・。

■■■ 汽車旅の車窓から見えたケイベン ■■■

pen-para.gif 東海道本線の藤枝駅と袋井駅の間、60km余りのケイベン、静岡鉄道駿遠線

(1) 昭和30年3月、袋井駅を通過する列車の窓から、駿遠線のホームと、客車。
 この袋井駅では、昭和20年代、子供だった私の記憶に、小さな蒸気機関車が満員の客車を何両か牽いてとまっていたのを見た事がはっきりと残っています。
001-195503-shizuoka_sunen-fukuroi-001.jpg

(2) 同じく昭和30年3月、田園風景の中を袋井駅に近づきつつある駿遠線の列車。ディーゼル機関車が客車を2両、牽いています。
002-195503-shizuoka_sunen-fukuroi-002.jpg

(3) 昭和35年3月、藤枝駅に停車せんとする東海道本線の列車の窓から、新藤枝駅の構内で休むディーゼル機関車。
003-196003-shizuoka_sunen-shinfujieda.jpg

(4) 昭和43年7月、東海道本線藤枝駅ホームから貨物ホームを通して、新藤枝駅が見える。気動車にお客さんが乗り込む風景。
004-196807-shizuoka_sunen-shinfujieda.jpg

pen-para.gif 岡山から宇野線に乗り換えて宇野までの途中にある茶屋町駅からは下津井電鉄という762mm軌間の電鉄が出ていました。

(5) 昭和31年7月、発車した宇野線の窓から・・・・・。発車待ちの下津井の電車が見えています。画面右下の黒いのはお隣の席のオジサンの足。こうやって座席に寝転んで足を窓から出している人も居たりしました。
005-195607-shimotsui-chayamachi-001.jpg

(6) (5)と同じ列車から下津井電鉄の茶屋町駅の構内・・・・・バッファーとリンクの連結器のついた貨車が珍しかった。
006-195607-shimotsui-chayamachi-002.jpg

(7) 昭和34年7月、宇野線茶屋町駅の下津井電鉄のホームでは、貨車に国鉄からの荷物を積み込み中でした。
007-195907-shimotsui-chayamachi.jpg

pen-para.gif 山陽本線の岡山駅の一つ東京よりの駅、西大寺駅では、西大寺鉄道という、3フィートゲージのケイベンと連絡していました。

(8) 昭和34年7月、西大寺駅を通過する国鉄の急行列車の窓から、ちらりと西大寺鉄道のキハ6が見えました。 
008-195907-saidaiji-saiden.jpg

coffee.gif こうして私は少しずつケイベンファンになって行ったようです。


nice!(3)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 8

Cedar

『軽便』が生きていた頃の駅風景は、車両もそうですが、人や街の息吹が感じられて、じ~んときます。

オリンピックが東京に来ると決まって落ち込んでるときに、いいものを見せていただきました。ありがとうございます。
by Cedar (2013-09-08 17:30) 

伊豆之国

私が御前崎方面を訪れた昭和40年代半ばには、もうなくなっていた駿遠線。これは他の鉄ネタブログにも投稿したものですが、あの「越すに越されぬ大井川」を渡るのに、丸太を組んだだけの橋脚が支えるあんな玩具のような橋で果たして大丈夫なのか」と子供心にもはらはらさせるような「軽便」の路線が、いまや「相良から東名吉田経由で静岡市へ直行する高速バスが、朝のラッシュ時には何と5分間隔、日中でも20分間隔で頻繁運行している」ということを、私がすっかり常連になっている地理ネタサイト(某巨大チャンネルではありません)に地元の方が書き込んでいたのを知って、「あの豆汽車のような『軽便』の走っていたルートが、今では70万都市・静岡市への通勤通学の幹線ルートになってこんなに繁盛しているとは」と大いに驚愕したのでした。
下津井電鉄の車両は、以前から保存状態が芳しくないと言われているようですが…。
by 伊豆之国 (2013-09-08 20:26) 

む〜さん

■■ Cedar様:
 昭和中頃の風景は全てが長閑ですね。洗濯物の干し方ひとつとっても、今とは大きく違いますね。そんあじだいには、軽便鉄道も充分に働き甲斐があったと思います。
 オリンピックは、私はマドリードになると踏んでいました。良かったのか悪かったのか判りませんが、決まってしまったからには、ちゃんとした運営をお願いしたいものです。
■■ 伊豆之国様:
 駿遠線は昭和45年までがんばって居ましたが、国道の整備が進んで、残念ながら廃止となりました。大井川の木橋もその原因の一部であったようです。あそこは、普通のときでも、なんだかおっかなかったです。
 下津井は廃止後、車両をファン有志のかたがたがビニールで囲って保存に努めておられたようですが、現在は、如何なのでしょう。荷物デッキの付いた元気動車のモハ50なんか、保存に値する電車でしたが・・・・。
by む〜さん (2013-09-08 23:50) 

おおや

こんにちは。
東海道線に乗って地鉄を見る。
私が生まれたころには、東京の路面電車の存続も危ぶまれた
頃です。軽便鉄道を見たことはないに等しいのですが、東海道線沿いから地方鉄道を見ることはとても楽しいものですね。
川崎から乗り込んで、京急、東急、相鉄、湘南モノレール、横浜ドリーム線廃線跡、小田急、江ノ電、箱根登山、大雄山、伊豆急、伊豆箱根、岳南…数え上げたらきりがないですね。むーさんにとってはこれに軽便鉄道ですものね。
ゆっくり各駅停車に乗って旅行に行きたいものです。
では、失礼します。

by おおや (2013-09-09 00:34) 

のり

むーさん様の昔写真、いつもながらその説得力に圧倒されてしまいます。
人々の生活が一緒に写り込んでいるのが素敵ですね。私もこんな写真を残したいと日々精進しておりますが…。
はるか向こうに見える未知の車両たち、本当にそそられますね。
初めての遠出(昭和40年代初頭だったと思います。母の田舎室戸への旅でした。特急「うずしお」、宇高連絡船
、急行「第2南風」、土佐電鉄鉄道線…。あぁ懐かしい)を想い出しました。
by のり (2013-09-10 07:49) 

はーさん

日本の大動脈の東海道線やそれに準ずる幹線の宇野線から762mmゲージの軽便鉄道をチラリと見られたシーンの特集、本本格的に撮られた写真をまとめられたむーさんのページも素晴らしいですが、これは、むーさんが軽便に特化された驚きのようなものが感じられました。山陽本線の笠岡では井笠鉄道もご覧になれたのではないでしょうか?
by はーさん (2013-09-13 17:46) 

なにわ

お久しぶりです。久しく見るだけになっておりました。
久しぶり(同じフレーズを三回目)にいいものを見せていただきました。
by なにわ (2013-09-13 18:40) 

む〜さん

■■ おおや様:
 子供時代の私が汽車の窓から見るもので興味があったのは、海に川、鉄橋にトンネル、分岐する支線、そして接続している私鉄でした。色々な色と形の電車や気動車が子供心を高揚させてくれました。
 各停の旅・・・・いいものですね。若い頃を思い出します。学生時代、好んで各停の列車に乗りましたが、ちっともつらくありませんでした。今は・・・・・ちょっと辛いかな?
■■ のり様:
 宇高連絡線・・・・一時間の航路は実に楽しかったです。瀬戸内海の眺めは素晴らしく、飽きる事がありませんでした。土佐電鉄は昭和36年、新婚旅行で乗りましたが、現在もあんまり変わっていませんね。鉄道線は非電化の第三セクターになりましたが。
■■ はーさん様:
 国鉄線に接続するケイベンは車体も小さく、惹かれるものがありました。昭和32年、初めての九州旅行の帰り道、早朝の笠岡駅で、ふらりと降りてしまい、すっかり虜になりました。そしてその二年後に再訪する事になるのです。
■■ なにわ様:
 お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますでしょうか?ブログを始めたのが2006年、そして7年経過し、私も75歳と半分になってしまいました。まだ、好奇心も充分ですが、あまり無理の利かない感じになりました。この9月9日から熊本・鹿児島へ行きましたが、まだ、旅行は大丈夫みたいですね。ナローといえば、近鉄の四日市や、三岐の北勢線に日帰りで行ってみたいものです。

■■♪♪ ファジー様:
■■♪♪ 素人写真様:
 「nice!」 有難う御座います。
by む〜さん (2013-09-13 23:10) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0