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782:松山・高知:路面電車の旅(10)単線・とでん・商店街 [お出かけ通信751-800]

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pen-pc.gif 2014年・平成26年9月8日(月)~10日(水)の三日間、息子と二人で、四国の「松山」から「高知」へ回り、路面電車と観光、うまいもんを食べる旅をしてきましたが、今日、9月10日は、その最終日。夕方の飛行機で東京へ戻る予定です。それ故、残り時間は大して残って居ないのです。

 早起きをして、朝食前に約一時間、朝食後に約40分、宿の近くで、「とでん」の姿を撮影しまして、その画像は、前回、前々回のブログでご覧頂きました。

pen-para.gif さて、これからは、私は、再び「とでん」電車の撮影と鑑賞。息子は、高知城と坂本龍馬の資料館へと、それぞれ単独行動。11時30分に、昨夜泊まったホテルのロビーで待ち合わせ、それから、大橋通の「ひろめ市場」で昼飯を食って、午後の行動はまた別途検討・・・・と、言う事に。

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■■■ お出かけ通信(782) ■■■

■■■ 松山・高知:路面電車の旅(10)単線・とでん・商店街 ■■■

pen-rei2.gif ・・・・で、私は以前から2度ほど訪れては居ましたが、あまり丁寧に見て居なかった、『朝倉の小さな商店街を行く「とでん」』を見に行く事にしました。午前中の2時間半足らずではありますが、電車の何本かは見る事が出来るでしょう。

(1)09:10 ホテル前の「大橋通」電停で鏡川橋行か、伊野行の電車を待っていますと、先ず、桝形行が来て、その次に、「とでん」にたった一本しかない100形、超低床車の鏡川橋行が来ました。何と言う幸運でしょう!今日もツイて居るぞ!
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pen-rei2.gif 最前部の席に座って前を見ながら、鏡川橋まで来まして、あまり待たずに、伊野行がやって来ました。真っ赤な600形の614。これに乗って、鏡川を渡り、バイパスからそれて右に曲がると、あの別世界のような1,200m、鴨部~曙町東町~曙町~朝倉(大学前)の狭い通りに入りました。

(2)09:39 曙賞東町で下車。乗ってきた614を写します。
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(3)614は道路の右端を走って行きました。
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(4)いま、電車の居るちょっと先から、道幅が少々広がります。
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pen-rei2.gif ここでは、電車と自動車、歩行者が何となく折り合いをつけながら仲良くやって居るように、よそ者の私には見えました。ここを通過する自動車たちは、並行するバイパスに逃がしています。
 「曙町東町・電停」から「曙町・電停」に向かってのんびり歩いて行きます。

(5)09:43 伊野方面から「文珠通(もんじゅどおり)」行の2000形2001がやって来る。横断歩道のところが、「曙町」で、一応、安全地帯になって居ます。
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(6)2001は私の前を通り過ぎて・・・・。
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(7)高知の市街地方面に去ってゆきました。
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pen-rei2.gif 09:46 「曙町・電停」に来ました。好奇心満々で辺りを見回す。

(8)電柱に電停名が掲げられ、時刻表もあります。路面には写真(5)の様に、安全地帯のペイントがしてあります。
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(9)時刻表です。これは、確か道路の反対側、高知市街地方面行の電柱について居たものです。朝倉には高知大学がありますので、通勤通学時には、朝倉折り返しも含めて本数は一時間当たり6本ありますが、休日の昼には一時間に二本なんてときもあります。
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pen-rei2.gif 10:00 伊野行が来ました。土佐電鉄では何時頃からか知りませんが伝統的に、後免行と伊野行は、行き先表示が「ひらがな表示」になって居ます。少なくとも昭和36年には、そうなって居りました。

(10)周囲と色の変わった枠が、曙町・電停で、高知からやって来ると、いま電車の居るところから道幅が広がり、軌道は道路の端から、中央に変わります。
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(11)曙町を発車した2003。
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(12)電車は朝倉・電停に近づいて行きます。朝倉は交換設備があり、高知大学前でもあるので、乗降が多いのでしょう、高知の市街方面からの折り返し運用があります。正面の白いドームのある建物は何だか分りませんが、高知大学の施設です。
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(13)朝倉・電停に停車中の伊野行。
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pen-rei2.gif 10:04 朝倉・電停です。高知方面・「文殊通」行の600形620が来て交換が行われます。

(14)この道幅で交換施設があるというのがすごいでしょう?まるで昭和30年代みたいです。現代で他に例があるかしら??
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(15)「文殊通」行の620が近づいて来ます。
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(16)そして、去ってゆく。
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pen-rei2.gif 次は伊野行が来る順番です。

(17)10:22 やってきたのは628の伊野行。曙町でお客さんを降ろしています。お年寄りの方は乗降に苦労しているようでした。
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(18)伊野へ向かう628が目の前を通り過ぎる。
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pen-rei2.gif そろそろ、引き揚げねばならない時刻になりました。曙町東町~曙町~朝倉の路上で電車を見ていた時間は、僅か50分ほどでしたが、充実した時間だったなあと、今になっても思います。

(19)10:27 「文殊通」行の614が来ました。50分前、この場所に来た時、この614から降りたんだなあ!!終点の伊野まで行って折り返して来たんです。これに乗車します。
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pen-rei2.gif いいお天気の日差しの中、614はのんびり走って、出発地点の「大橋通」につきました。

(20)10:51 大橋通の電停からの眺め。高知の芝生軌道は、鹿児島と比べるとまだまだですが、いくらかでも区間を増やしてほしいものです。
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coffee.gif ホテルでの息子との待ち合わせ時刻まで、未だ余裕があります。町でも歩いて、それからホテルに戻ろうと横断歩道を渡るのでした。

 次回は、この旅行のレポートの最終回です。画像を眺めると、あれれれ・・・・、電車がほとんど無い。まあ、何とか見られるものを作らねばと、無い頭をひねって居ります。
 では・・・・・・次回!!!!!


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ファジー

お元気にレポートされているご様子お慶び申し上げます。
小生は世間のシガラミのため、なかなか遠方には出向けませんが、む~さんの精力的な行動をお手本に、こちらも頑張って活動したいと思います。
また、新幹線も50年。む~さんが撮影された開業当日の写真が脳裏を駆け巡りました。
by ファジー (2014-10-11 21:55) 

伊豆之国

「土電」のはりまや橋~伊野間には、20年余り前の四国一周で高知に泊まったとき、夜になって暇をもてあましたので乗りに行って往復しています。途中から単線になって、路面区間でのタブレット交換風景があったのも記憶に残っています。
改めて、今回Upされているのこの単線区間の写真を見ていると、やはり身近な江ノ電の腰越界隈を思い起こしますが、それよりももっと狭そうな道幅で、しかも交換風景まであるというのは、名鉄美濃町線無き今、やはりおそらくここだけでしょうか。「万葉線」にも単線区間の交換がありますが、高岡市街の目抜き通りで、もっと幅も広い道です…。
by 伊豆之国 (2014-10-12 14:36) 

はーさん

「土電」の単線区間は福島交通軌道線を思い起こさせますね。
http://6.fan-site.net/~haasan55/FukushimaKidou.htm
福島交通に比べ、電車は大きいですが!
「土電」も合併して「とさでん交通」になったようですが、高知県、高知市が出資した実質的な第3セクターのようですね。
公的資金で運営されるとなると、現在の車齢の古い電車に代り
LRVの新車がお目見えするかも知れませんね。

by はーさん (2014-10-12 17:56) 

のり

「ごめん」「いの」、正方形を45度傾けた行先表示、とでんの代名詞のようでしたね。
高知市街地を西側へ抜けると、ローカルな雰囲気満載の路面区間になりますね。
もうここだけになってしまったような感さえします。

自治体が支援に乗り出すと、安心な反面いろいろと難しい制約が出てくるようです。
by のり (2014-10-13 00:32) 

む〜さん

■■ ファジー様:
 遠くに行くことはめったになく、もっぱら東京近辺に行ってますが、最近はちょっと出かけただけで、もうヘロヘロに疲れてしまいます。トシを考えないといけなくなっていますね。とほほ・・・です。
 新幹線・・・懐かしいですね。モデル線区の見学、初日の東京駅、初めての乗車、子供と一緒の旅・・・連れて行った子供も、もう40代です。みんな懐かしい思い出です。
■■ 伊豆之国様:
 単線の路面は富山県とかあるようですが、まだ、行ったことがありません。一人歩きできるうちに是非とも行きたいものです。富山、石川、福井とまわったら二泊三日かなあ。
■■ はーさん様:
 福島交通は行きたかったですね!電動貨車があったり、貨物輸送が行われていたり、砂利道の併用機道など、魅力的でした。惜しかったなあと今でも思います。
 とさでん交通は、まあ、第三セクターみたいなものらしいですね。超低床のLRV、是非ともほしいですね。歳を取って、身に染みて現状の乗降のし難さを感じました。それこそ、ハンドレールに頼って、大変です。そして、お客さんには、高齢者が多いのですから。
■■ のり様:
 とでんは、郊外に出ると道路は未舗装の区間があり、砂ほこりを巻き上げて走っておりました。
 もう一度行って、未乗のはりまや橋~後免町間を乗らねばと闘志を燃やしています(笑)。

■■♪♪ サットン様:
 「nice!」有難う御座います。
by む〜さん (2014-10-13 23:07) 

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