今日の一枚（１）品鶴線多摩川橋梁１９５４年

　こんばんわ！更新が月に１～２回なんて悲惨な事になっています。結構、深刻な気持ちになって居るのですが、なにしろ出掛けることが減って居るのと、昔の資料が底をつきかけて居るという、二本立ての理由があって、我ながら仕方がないかなあ・・・なんて思って居るのでは解決は遠い様です。

　そんな、のんきなことも行って居られませんので、「今日の一枚」なんてタイトルアイコンを作って、お気に入りの「昔写真」を一枚、一日おきに出してゆくシリーズを始めようと思い立ちました。今日が第一回です。二度目、三度目なんて写真も出て来ると思いますが、ご容赦下さい。

　時は昭和２９年２月、場所は丸子多摩川の丸子橋の下流側の国鉄の貨物線、品鶴線です。鉄橋の上で上り下りのＤ５１牽引の貨物列車がすれ違って居ます。左手前の男女二人連れ、このころはアベックと申しました。このあたりで、昭和２２年１１月、集団見合いってのがありまして、子供心に覚えて居ます。池上線の雪が谷大塚駅から丸子橋方向に、中原街道を沢山の人が歩いて行ったのを覚えて居ます。集団見合いの現場は見て居ませんが。

道の両側に何やら置いてあるのは、河川工事用の線路・・・軌筐と言うのだろうと思いますが、字もいい加減です。

　では、また明後日。（果たして何時まで続くのでしょう？）

コメント 4

いい眺めですね。

都心のすぐそばでこんな光景が拡がっていたんですね。

時代は大きく変革したようです。

こんな時代があった・こんな時代を生きてきた……、ということを伝えていくことも私たちの役割かなぁ…、と考えるようになってきた今日この頃です。
by のり (2017-09-02 08:47) 

多摩川丸子橋の近くの品鶴線鉄橋でD５１？がご対面。素晴らしい写真ですね。感動しました。
by はーさん (2017-09-02 09:55) 

この当時東急線沿線に住んでましたが､何処からか機関車の遠吠えが聞こえ､父の自転車で辿った想い出があります。まさか掘割の中にお客さんを乗せない電車の線路があったなんて・・・
しばらくして新幹線が並んで走るようになり､そして横須賀線も。今は相鉄線沿線居住ですが､つぎは相鉄線がここを走るようです。
鉄道ドラマって､筋書きがあるようでないようで､本当に楽しいですね。
by HHP8 (2017-09-02 11:43) 

■■　のり様：
　当時、品川と鶴見を結ぶ国鉄の貨物線「品鶴線」は東京都大田区を横切って居たのですが、沿線は全くの郊外の新開発の住宅地でした。小津監督の映画「生まれたは見たけれど」に出て来るような感じの土地でした。田圃と畑が未だ残り、とても長閑なところだったのです。私の家もそんなところにありました。
　いまでは、戸建て住宅にマンションがびっしりで、当時をしのぶものは少なくなりました。品鶴線は線路を横須賀線、湘南新宿ラインに譲られ、並行して新幹線が走るようになりました。
■■　はーさん様：
　何となく写した写真ですが、機関車はシルエットから多分Ｄ５１です。Ｄ５２も来ましたがちょっと違うようです。当時の汽車見物の子供たちは、ＥＦ１３（凸型）などの電気機関車が来ると、もう大変な喜びようでした。
　踏切も何か所かありましたが、警報機もなく「ふみきりちゅうい」の立て看板があるだけでした。
■■　HHP8様：
　私の家からこの品鶴線まで３００ｍほど離れて居ましたが、貨物列車が通ると振動が伝わってきました。風向きによっては、２ｋｍ程離れた新鶴見操車場のハンプ押上の蒸気機関車（たぶんＤ５０）のゆっくりしたブラスト音が聞こえたりしました。
　まさか、超高速の電車が通るなんて思いもしませんでした。相鉄の電車も来るんですね。２００００でしたっけ、一号編成も出来上がったんですね。

■■♪♪　Cedar様：
■■♪♪　hanamura様：
　「nice!」有難う御座います。
by む〜さん (2017-09-03 21:31)