SSブログ

阪堺電気軌道:住吉電停・今昔 [阪堺電軌]

2006年6月22日木曜日(
今日も、鉄道の話題は無いので一寸前のお話を・・・・・。

今年の3月11日~12日、関西方面に旅しました。11日、新横浜から新幹線で京都~梅小路蒸気機関車館見学~嵐電乗車・撮影~叡電乗車・撮影~京阪特急~大阪・泊~12日・阪堺電軌乗車・撮影~近鉄名阪特急~名古屋~名古屋臨海高速鉄道乗車・撮影~新幹線で帰京。まあ、そんな行動だったのです。
今日は、その中から『阪堺電軌軌道』の『住吉電停周辺』を取上げました。
大昔?の白黒写真は、ホームページ『む~さんの鉄道風景』で発表済みのものです。

(1) 上町線の住吉のホームに停車中の704、住吉公園行きです。手前の左右に走る線路が阪堺線です。

(2) ほぼ、同じ場所、昭和29年8月の住吉交叉点です。50年も昔の事です。電車の陰、向こう側に上町線の住吉のプラットホームがあります。電車は、モ101形112。木造ダブルルーフ、米国風の堂々とした車体、濃緑色の素晴らしい電車です。大正12年の製造で、頑丈な造りだったらしく、なんと昭和42年まで現役で活躍しました。
まったく予想してなかったので、この電車に遭遇した時の私の驚愕・感動は今でも覚えています。
見れば見るほど、良い電車です。保存車体が無いのが、実に惜しいです。

広告看板にある『羽車ソース』、マークが南海電車と同じなんですが、この会社、元気でソースも造り続けているとの事。ちょっと、嬉しかったりします。

(3) 上町線の天王寺駅前から阪堺線あびこ道行きの703がやってきて、住吉のホームに進入します。

(4)上の写真と、同じ場所、上町線住吉電停へ天王寺方面からの電車、モ101形105が入ってきます。昭和29年8月の撮影。バックの整形外科さん、ますます盛業の様子で、立派なビルになって居ります。

渡り線もちゃんとありますね。

(5) 上町線側の住吉電停のホームから、住吉公園への線路を見ています。左右に走るのは阪堺線。電車は704。
真正面に、古典的な小さな家が見えるのにご注目下さい。待合室です。

(6) 待合室のクロースアップです。良い形ですね~・・・・。なんと、明治45年に建てられたものだそうです。同じ構造のものが、上町線の姫松電停にも残っているそうで、貴重な建造物です。昔は半分が待合施設、半分が出札関係を扱っていたそうです。

(7) 待合室の柱の上部です。じつに良い味のステーが付いております。


今日は、明治の面影を残す、阪堺電軌軌道住吉電停周辺をご紹介しました。
おわりに、この記事を書くに当たり、のり様から貴重なアドバイスを頂きました。感謝致します。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。