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東海道袋井駅前風景1960年 [中京・中部地方の鉄道風景]


 お早う御座います。東京は朝から晴れですが、夕方から降り出すなんて予報。まあ、暮らすには晴れで、暖かい方がいいけれど、そうも行きません。

 さて、今回は、都電のお噂のつもりでしたが、準備不足ですので、延期。今日はお古いところで、街の風景。これらの画像・・・・・ホームページには出しているし、SNSの方でも一度出していますので・・・・ひょっとして、このブログでも出したかもしれないなんて、いい加減な爺さんなんですが・・・・その時はご勘弁下さい。

 ときは、1960年・昭和35年の3月、大学を卒業して、就職先に出社する前だったかもしれないし、すでに会社通勤が始まっていたかもしれないなんて時期。場所は、東海道本線袋井駅前です。以前、このブログをスタートしたときに、「袋井までの東海道本線各駅停車の旅」を連載した事があるのですが、その時の目的地の一つが、袋井でありました。ハーフ判カメラのオリンパスペンに入れたフィルムが、フジのネオパンSS。こんな画像になりました。

 東海道本線袋井駅前1960年 

 東海道本線の袋井駅。現在は、その当時、駅前から出ていた森町行の静岡鉄道秋葉線も、反対側から出ていた軽便の駿遠線駅も、なくなってしまい、JR駅そのものも橋上駅となったそうですが、当時は駅を出ると、広場の向こうに、秋葉線という、可愛い電車が出て居りました。

(1) 駅前広場の向こう側にあった秋葉線のターミナルは「新袋井駅」と称し、小さな木造の電車が発着して居りました。

(2) (1)の一部を拡大します。駅の向こう側には木造単車の小さな電車が入っています。バスの誘導をする係員さんでしょうか、詰襟の制服に、護謨長・・・・よく見えませんが、ゲートルに革靴かしら・・・・凛々しい姿です。そして、案内をしているのか、お知り合いか、どっちにしても微笑ましい風景。バックのサーカスの看板も懐かしさを感じますね。

(3) (1)の右の部分です。なんでもない風景ですが・・・・・妙に懐かしくて。

(4) (1)の左の方から、電車通りが北に延びて居りました。その「銀座通」から静岡鉄道の新袋井駅・・・・三角屋根・・・・が見えています。発車待ちの電車も見えますね。左側に写っている煉瓦造りの建物は、移転保存されたと聞きますが、如何なのでしょう・・・・・ホームページ制作の取材方々見に行こうと思いつつ、9年が経っております。

(5) (4)の部分拡大。真ん中の三角屋根が新袋井駅、お尻を見せているバスは静鉄バスで、たしか右奥が国鉄の袋井駅の筈です。

(6) 電車は発車し、森町を目指して、狭い街路をゆっくりと走ってゆきました。地図を見ると、道路が拡張されこの街並みも消えた様に思われます。

 昭和35年・1960年・・・・・2008年の現在まで、48年の経過はあまりにも早かったように感じます。そして、50年もあれば、町の風景も、全く変わってもおかしくないのが、日本ですから、今、行ったら、まさに浦島状態なんでしょうね。行くのが怖いような、見たいような・・・・・。

 ホームページのご案内:上の記事の関連情報は、私のホームページ『む~さんの鉄道風景』のページを御覧下さい。

 1960年・東海道本線各駅停車
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link1211.html

 1960年・静岡鉄道秋葉線
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link17.html

 1960年・静岡鉄道駿遠線
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link238.html

 では、また次回、お目にかかりましょう!


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静岡鉄道2001年12月 [中京・中部地方の鉄道風景]

 お早う御座います。一昨日から次男が孫を連れてきてまして賑やかになっています。うちを基地にして、近隣の動物園水族館など見に行ってますが・・・・・。仕度も片付けも大仕事だけれど、賑やかに食事をするって、実に楽しいもんだなあと思いますね。
(1) 昨夜の食事一式・・・・・これに麦酒が付く・・・・人も居る。私はアルコール類は受け付けない人なので・・・・。食事のスタート時点の食卓はこんな感じ。

 精進揚げ、マグロのブツ、鶏から揚げ、茄子煮付け(味噌味)、マグロあら煮。胡瓜セロリの一夜漬け・・・・・と言ったところ。


 今日の鉄道話は、静岡市と清水市を結ぶ私鉄の静岡鉄道。・・・・両市合併で市内電車・・・・表現違うか?・・・・になっちゃったけれど。
 今、鉄道部門はこれだけだけれど、昔は静岡県下にいろいろと路線を持って居ました。清水の市内線(路面、一部専用軌道)、静岡清水線(これが現存)、静岡市内線(路面)、東海道本線藤枝駅と袋井駅を結ぶ駿遠線(軌間2’6”の所謂軽便)、袋井からの路面・専用軌道の秋葉線。まあ、たいしたものでありました。

 2001年の12月、出かけてゆきました。たしか、新横浜から静岡まで新幹線利用で静岡からは在来線、藤枝駅下車で、駅付近の駿遠線遺跡を訪ねました。

(2) 一回りして往時を偲び、しんみり致しましたね。この写真は駅構内に有ったロッテリア・・・・駅が改築されたと聞いてますので今でもあるかどうか・・・・の店内からの駅前の眺めなのですが、バスの居る辺りに・・・・ひょっとすると茶色のビルのところかもしれないけれど、静岡鉄道駿遠線の駅本屋がありました

(2) 1時間半ほど藤枝駅周辺をうろうろして、引き上げることにしました。で、折角ここまで来たのですから、静岡鉄道静岡清水線も乗って行こうと東海道本線のホームに入る。こんな建造物がありました。油庫と言われているらしいし、ランプ小屋とも呼ばれるらしい、赤煉瓦の小さな建物です。各地に結構残っているようで、ここのは明治時代のものでしょう。


(3) JRの静岡駅で降りて少し歩くと静岡鉄道の静岡のターミナル、新静岡駅です。ホームの端っこに立って新清水から到着の電車を写しました。電車は東急車輛製のステンレスカーで三扉ロングシート、モハ1000+クハ1500の二両編成で、たしか11本あったと思う。等間隔のダイヤを組み、普通は6分間隔、通勤時は5分間隔で電車が来ます。当時はそうなっておりました、多分今でも大差はないでしょう。

(4) 昔は急行運転もあり、路線中ほどの運動場前駅(と、言ったかな?いまでは県総合運動場前駅)で追い抜きがありましたが、いまは、各停ばっかりです。途中の長沼駅で下車し車庫など見学した後。終点の新清水駅まで乗車。新清水駅近くの巴川の橋梁をわたる電車。隣接する緑色のトラス橋はJR東海道本線。

(5) 幼い頃から東海道本線の旅をすると、清水を出てすぐあたりから、海側に暫く、この静岡鉄道が併走しそれを見るのも楽しみでした。滅多に電車は見られませんでしたが・・・・。

・・・・・今日は例によってネタが無く、少し前の写真をご覧いただきました。この静岡鉄道も、最近少々ご無沙汰で、行きたいなあと思うのです。コースは、既に決まってまして(笑)、小田急の町田から特急あさぎりの2階スーパーシートで沼津。そこから東海道本線・・・・いまは313系になったと聞きますが・・・・で、袋井、藤枝、静岡、清水を訪ねるわけです・・・・が、何時になるかはわかりません。

 静岡鉄道の本線(静岡清水線)、日本一の路線長だった軽便鉄道駿遠線、秋葉線に、興味がおありになれば下記URLからご覧いただけます。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link23-shizuindex.html

静岡鉄道グループの公式ホームページはこちらです。
http://www.shizutetsu.co.jp/index.html

では、また次回!!!!


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名鉄の1976年(2) [中京・中部地方の鉄道風景]

 前回に続き、名鉄の『国府駅付近』に居ます。このドライブの『目的』、パノラマカー7000。
 当時、ほぼ同時にデビューした小田急のロマンスカー3100に似た姿で、真っ赤で格好良かった。ヘッドマークを付けて居なかった頃の、『Phoenix』のエンブレムを付けた姿が良いのです。 もう、この1976年には、ヘッドマークがついていました。(デビュー後、一年ほどでヘッドマークがついたそうです)

 ・・・・・と、書いたのですが、友人HHさんからアドバイスがあり、訂正です。名鉄パノラマカーが、日本最初の前面客室、屋上運転台の電車で、デビューは1961年6月。そして、これに遅れること2年、1963年4月、小田急の3100形NSE車が誕生したのでした。
 HHさん、ご教示、有難う御座いました!(この部分は2006年8月25日追加)

 パノラマカーの初対面は1961年の夏の事だったと記憶します。鉄道大好きの友人たちと名鉄見物に行きました。私は豊橋まで夜行の寝台(急行大和か?)に乗って到着、友人達と合流。
 最初に行ったのが、たしか『伊奈駅』。ここに試運転中のパノラマカーが留置されていまして、じっくり、舐めるように鑑賞できました。
 その後、名古屋に行き、瀬戸線の堀川駅から、車庫のある大多喜まで乗ったり、お堀の中を走る電車を写したりしました。滅茶苦茶暑い日でした。

 さて、今回の写真は・・・・・・

(1) 

(2)

(3)

(4) このときで、一番気に入った写真はこれ。結局、正統派写真:電車のポートレートが好きなのかなあ、私は。

 パノラマカーには、このスカーレット塗装が実に似合います。美しい!しかし、吊り掛けのクルマまで、スカーレットに塗っちゃうってのは、暴挙だなあと思ったものです。同じような事は、他の私鉄でも沢山、実例はありますね。みんな、似合わないなあと思いますね。


 この写真を撮ったあと、ここまで行ったのに豊川のお稲荷さんをお参りするでもなく、東名高速を、帰ってきたのです。今考えれば、名鉄に会うだけで、豊橋まで東京から日帰りドライブ。付き合わされた家族は迷惑だったろなあと思ったりもします。

 では、また次回!!


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名鉄の1976年(1) [中京・中部地方の鉄道風景]


 今日も朝から暑い。朝のうちにブログを書いておこう。・・・・と、言う訳で、今度は名鉄です。
 今回も一緒に写っている家族写真からの類推で、昭和51年(1976年)の春・・・・東名から眺めた浜名湖を過ぎたあたりの柿の木の若葉が美しかった記憶は残ってますので・・・・5月頃、だと思うのですが、車を入れ替えた勢いでドライブに行ったのかもしれません。クルマはSUBARUレオーネ1400、濃緑色。家内と二人の子供を連れて、東名を走った。どんどん走って浜名湖も過ぎ、豊川IC・・・・って有ったかどうか、その辺りで降りた。名鉄が無性に見たかったのです。家族も良くぞ付き合ってくれました。

 国府駅の豊橋より、豊川市線の分岐する辺りの田圃(これから田植え作業か?休耕田か?)の畦道で電車を待ちました。

(1) モ850+ク2350の二連が来ました。ナマズと呼ばれたユニークなスタイルで、人気が有ったようです。この頃には眉間に引かれた左右三本ずつの白い髭は無くなっておりましたが・・・・・良いですね~、渋いね~!!

 前照灯もシールドビーム×2となっています。

(2) (1)の後姿。

 ・・・・・未だ、濃緑色塗装で頑張っておりました。

(3) クリームに赤帯に塗られた、モ3833+ク2833。規格形だそうですが、良くまとまったスタイルです。

(4) 7300系のク7400+モ7300。パノラマカーの車体とカラーですが、3800形、旧型車のパーツ再利用の釣り掛け車です。車内はパノラマカー並みの転換クロスシート。前面、断崖絶壁ですが、これはこれで、好きだったなあ(この写真、豊川線を走っています)。


 今日は、こんなところで・・・・・次回に続きます。次回はパノラマカー7000系。


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