SSブログ

KKさんの北陸私鉄めぐり(9) [北陸の電車たち]

 私の友人、KKさんの、2007年4月15日~17日北陸私鉄巡り二泊三日の旅。その時に撮影された、福井・石川・富山、三県の私鉄電車の画像を、KKさんのご好意で、このブログに掲載させて頂いて居ります。

 KKさんの北陸私鉄巡り(9) 

 2007年4月16日・月曜日、富山ライトレールを見学した後は、富山から西へ19キロ、高岡市へ移動しました。ここには、第三セクター、万葉線があります。社名に『線』が付いているのは珍しいのではなかろうかと思います。JRの高岡駅前から北へ、12.8km、越ノ潟に至る電車で、全線乗って350円。軌間1,067ミリ、600V、路線中程の米島口に本社と車庫があります。
 万葉線は、昭和1948年、富山地方鉄道伏木線として開通、1950年、加越能鉄道へ引き継がれ、1980年、愛称を万葉線とし、2002年4月、第三セクター万葉線株式会社として再スタートしたのだそうです。

 万葉線株式会社 

 米島口の車庫での写真です。超低床車のMLRV1000形、愛称アイトラムもいました。

(1) デ7070形7074。7072は車体のお顔の部分に大きな猫の顔が描かれており、ネコ電車と呼ばれているそうです。

(2) デ7000形7052。

(3) MLRV1000形MLRV1002、MLRVは『Manyosen Light Rail Vehicle』だそうで、新潟トランシス社製、愛称がアイトラムで2車体の編成が3本あるとの事。なかなかの、美形です。

(4) 車籍無しの無番号車ですが、除雪用としてスノウプラウが取付けられています。元・富山地方鉄道富山市内線のデ5010。

 公式ホームページは・・・・・・
http://www1.coralnet.or.jp/manyosen/


■ さて、万葉線を最後に4月16日の予定は終了、金沢へ戻って、市内で宿泊しました。

・・・・・・続きは、また次回に!!


nice!(0)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 7

はーさん

富山に古くから縁のあるものとして、2,3補足させて頂きます。
1.富山地鉄→加越能鉄道伏木線は高岡ー米島口ー伏木港までの路線です。一方、新富山ー越ノ潟ー新湊までは富山地鉄射水線で、米島口ー新湊間の線を加越能鉄道が建設し、富山ー新湊ー高岡の直通運転を行いました。その後、米島口ー伏木港、越ノ潟ー新富山間が廃止になり、越ノ潟ー新湊ー高岡の路線が残りました。依って、万葉線の引継ぎ路線は伏木線だけではないのです。
2.7000形は富山地鉄富山市内線の7000とほぼ同じですが、
扉の位置が異なります。
3.富山地鉄5000系は5000形とその量産形5010形があり、30両近くあったと思います。
富山地鉄笹津線、射水線、加越能鉄道に使われました。笹津線、射水線の5000系は富山市内線に乗り入れていましたが、
富山市内線のみの系統に使われたことは殆どなかったと思います。米島口の5000は多分、射水線か加越能鉄道所属のものと
思います。
by はーさん (2007-05-16 14:49) 

なにわ

20世紀の終わりごろに高岡までは行きましたが、弟が高速経由でやってきたので、ここから車で能登半島に行ってしまったので、
いまだに万葉線は行っておりません。そして世紀をまたいで腹下しになっていました。
残念ながら、5010は野上でしか見たことはありません。

板違いですが、
>はーさん
貴サイト、もともと名古屋市電を検索しておりましたら、発見いたしました。き初代ビスタカー、スイス風の一般車とアメリカンスタイルのドームカー、名車と呼ばれる二代目より試作ゆえの斬新さにあこがれます。三代目(もう車齢30年近くになりますが)は窓が垂直ですから、ドームカー感覚は味わえません。
余談ながら、私のHNは近鉄特急の列車名ではなく、東京-大阪の急行列車からとっております。
今の名阪特急にも「すずか」「かつらぎ」とかつけてほしいですね。
むーさん、関係ない話でスイマセンでした。
by なにわ (2007-05-16 19:43) 

はーさん

なにわ様
近鉄大阪線は良いですね。
急勾配でも極力カーブを少なくして、強力な電車で、高速運転をするというスイスの大手私鉄BLSをお手本にして建設した線で
モ2200系の宇治急が伊賀の山中を快走するのは、他の日本の鉄道では味わえない魅力です。
初代ビスターカーにも営業初日に乗りました。
本家のBLSにもむーさんと乗りに行きました。これは、本館の旅のメモに「オールド鉄道ファンの瑞西・英国漫遊記」に載せてありますので、良ければ、一寸ご覧願います。

むーさん
 このサイトには関係ありませんが、むーさんも大好きな近鉄、スイスの話ですので、お許しください。
by はーさん (2007-05-16 20:51) 

む〜さん

■ はーさん様: 万葉線になるまでの経過に付きコメント有難う御座います。いろいろと紆余曲折があったのですね。車両につきましても、富山地鉄市内線と、同タイプながら差異があるのですね。

 初代ビスタカーは二階席に乗ったのはあれは何年だったでしょうか・・・。米国の大陸横断鉄道にあるようなビスタドームで大感激でした。
BLS・・・・乗りましたね~!!崖っぷちを、ブリークに向けて下るところの景観は素晴らしかったですね。BBの電機機関車とか、思い出してしまいます。わ~っ!!スイス、もう一度で良いから行きたいなあ。

■ なにわ様: 東海道本線急行なにわ、懐かしい響きです。たしか、EF58がスハ43等の列車を牽いていたと思うのですが、記憶違いも多いにあります。その後、153系の電車急行でしたかな・・・・?
たしか、2250の時代の近鉄特急にも臨時で『なにわ』があったと思います。『あつた』『すずか』『かつらぎ』と聞きますと、モ2250全盛時代を思い出します。2227が付いていたり、2300がくっ付いて居たりしました。
初代ビスタカーにつきましては、下記のURLに高安庫での写真がありますのでご覧下さい。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/mu3rail/link811shunkan.html
出来たてホヤホヤの試運転中です。

■ はーさん様: 初代ビスタカーは二階席に乗ったのはあれは何年だったでしょうか・・・。私の場合は四国旅行の帰り道に乗りました。たしか、運行開始後、一年くらい経っていたはずです。米国の大陸横断鉄道にあるようなビスタドームで大感激でした。

 『BLS』・・・・乗りましたね~!!崖っぷちを、ブリークに向けて下るところの景観は素晴らしかったですね。小型のくせに大馬力のBBタイプの電気機関車とか、思い出してしまいます。わ~っ!!見たい行きたいスイスの電車汽車、もう一度で良いから行きたいなあ。
by む〜さん (2007-05-16 23:56) 

京葉帝都

実家が富山県にあるため、万葉線は何度か乗っています。初めての乗車は親戚のところへ行くために高岡駅前から伏木まで。米島口〜伏木は広めの道路でシンプルな路線でした。帰りは並行する国鉄氷見線で伏木から高岡へ。C11牽引の客車(6〜7両)列車でした。最近ではMLRV1000形に乗車しました。室内はモダンなのに落ち着くことができました。
by 京葉帝都 (2007-05-17 02:05) 

なにわ

>はーさん
山地をまっすぐに大出力の電車で急勾配を乗り切る、九州新幹線も同じ発想ですね。平行在来線のことを考えれば、複雑な気持ちになりますが。
逆に勾配を避けうねうねと走るのが山陽線でしょう。電車の利点が殺され、キハ82と到達時間がほとんど変わらなったのですから。

>むーさん
引き続きの板違いですが、近鉄特急は当初、名古屋行きが「すずか」上本町行きが「かつらぎ」でした。
増発されて「すずか」「かつらぎ」は午前発車の列車となり、午後発車は名古屋行きが「あつた」上本町行きが「なにわ」になりました。
さらに名古屋行き「おわり」上本町行き「あすか」や、名古屋連絡のない「いすず」があった時代もあったそうです。
現行の名阪甲特急は7時から21時まで1時間ごと(休日は増発あり)にありますから、「すずか」「かつらぎ」が6往復、「あつた」「なにわ」が9往復+αということになるのでしょうか。
by なにわ (2007-05-17 22:57) 

む〜さん

■ 京葉帝都様: 万葉線株式会社は、『社名』に『線』が入るという珍しい命名だと思いました。考古学的珍車、最新式のLRV、北陸三県の電車風景は変化に富んで楽しめますね。
C11牽引の国鉄氷見線の客車列車なんて、良い時代だったんですね。
■ なにわ様: 近鉄特急も運転本数が爆発的に増えネーミングなどしていられ無くなったんですね。新幹線もそうですが、『XX何号』ってのは味が無いですね。
以前撮ったモ2250の近鉄特急の写真をブログ用に探しておこうと思っています。
by む〜さん (2007-05-18 00:06) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。