今日の一枚(11)東急5000・多摩川橋梁1958年 [今日の一枚001-100]
昭和33年11月、東急東横線の多摩川橋梁を渡る、先代5000の5連です。
昭和29年のデビュー以来のお付き合いの所為でしょうか、方向幕は似合わないと思いこんで居ます。多摩川橋梁も複々線化に伴って掛け替えられましたが、幼い頃からこの下で泳ぎ、釣りをして育ったもので、この頃の橋梁の姿が好きです。
撮影したカメラは、ミノルタのスプリングカメラ「ミノルタセミP」、フィルムは小西六の「コニカラーネガ」フィルムで、私が最初に撮ったカラー写真の一枚なのです。何しろセミ判で8枚撮りの短尺フィルムなもので、東京の国鉄・私鉄を選んで、大切に撮りました。東急・京成・京急・国鉄だけですが。
では、また!!!!!
「青ガエル」現在の5000系で復活!東急東横線90周年でラッピング電車運行だそうです。私は渋谷駅前の案内所が、一番の馴染という田舎から出た世代です。
by hanamura (2017-09-23 17:00)
渋谷駅前に展示している5000系の姿、悲しくなりませんか?
by G20 (2017-09-23 21:20)
■■ hanamura様:
昭和29年に初代5000が東横線にデビューした時、私は高校2年の駆け出し鉄道ファンでした。まだ、3両編成だった5000を武蔵小杉の築堤まで撮りに行ったりしました。丸っこい車体に吃驚しました。
■■ G20様:
軽量の張殻構造の車体、カルダンドライブ、大きな窓の明るい車内は、まことに先進的で素敵でした。車内の案内はオープンリールのテープレコーダーだった記憶もあります。17時45分からは、ラジオ関東(今のラジオ日本)のニュース(スポンサーは東急)がライブで車内に流れました。そんな記念すべき電車5000はせっかく保存されて居たのに、半分に切られて渋谷のハチ公前。折角の線新技術の記念物だったのに、丸ごと保管をしなかったのか分かりません。二つあるうちの一両だったら良いと思いますが、たった一両のを切っちゃったのは、東急さんの気が知れません。こうなったら、熊本電鉄さん、アルピコさんにお願いして、一両、買い戻したらどうかと思うんですが。会社の経営って、こんなものかも知れません。
by む〜さん (2017-09-23 21:46)