今日の一枚（１０）京阪・三条駅１０００系特急到着１９５５年

　今日は晴れて居て２７～８℃はありましたが、湿度が低かったのでしょうか、快適な一日でした。
　「今日の一枚」、前回は「京都」でしたが、「もう一回、京都」を続けます。京阪電車の京都のターミナル「三条駅」に特急が到着します。特異なお顔の電車は１０００形で、２ドアの扉間が転換クロスシートという楽しい電車でした。この頃の特急は、１０００、１７００、１８００が入り乱れて走って居たようです。

　昭和３０年３月、高校２年から３年へ学年がアップするころ、修学旅行で京都・奈良へ行きました。空き時間を利用して、京阪の三条駅に走りました。ホームの端っこで待って居ると、この写真の特急が到着したのです。線路の左側が琵琶湖疎水、右側が鴨川、水と緑の素晴らしい風景の中を行く京阪電車。もう戻らない風景です。

　二度と見られないこの環境、もっと写しておけばよかったと思っています。

　では、また次回！！！！！

コメント 4

大阪から京阪電車で京都に向かうと、東福寺を過ぎて国鉄のガードをくぐり、加茂川縁に出るとほどなく七条……。
「京都に着いたなぁ…」と実感する瞬間でした。
む〜さん様のおっしゃるとおり、もう戻らぬ光景です。
今話題のプレミアムカーでこの光景を見たかったと思うのは私だけでしょうか…。

写真を撮影された当時、特急は三条駅ではかつて「びわこ号」が使用していた京津線直通ホームを使用していたのですね。編成が長くなり、直線ホームを使用するようになったのは、いつ頃のことなのでしょう……。
素敵な写真をありがとうございます。
by のり (2017-09-22 06:59) 

鴨川畔の線路も、流線形1000もすべて過去のものですが、辛うじて間に合っています。京阪が地下にもぐって以来、京都に行きたくなくなってしまいました。
by Cedar (2017-09-22 08:18) 

　地上駅の三条京阪、１０００形の特急懐かしい写真ですね。確か１８１０形登場までのそう長くない期間特急車として使用されたと思いますが、１０００形のみ転換クロスで、１１００形および中間車１５００形（と思いました）はロングシートでその編成はかなり残念な特急だったと記憶しています。おぼろげな記憶ですが１１００形の編成は裾板部分の塗色は特急色ではなく一般車と同じオレンジだったように思いますが、私の小学生時代の記憶で、定かではありません。たしか三条京阪駅の中に河道屋蕎麦店があり、おいしいので何回か入った記憶があります。今や三条京阪も地下駅となり昔の面影がなくなり、鴨川端を走るかつての京阪、そして四条、七条、伏見稲荷（大阪片町付近にもあったような記憶があります）の平面交差は、阪急西宮北口の平面交差とともに少年時代の懐かしい思い出です。
by デトニ２３００ (2017-09-22 10:33) 

■■　のり様：
　ごちゃごちゃした家々の間をはしり、東海道本線をくぐって七條・・・ああ、京都だ！と思うのでした。大阪出張の帰りは、京阪～七條で、あとは歩いて国鉄の京都駅に行くのです。鴨川を渡り高瀬川に沿って、如何にも今日と！って感じの道を歩くと直ぐに京都駅でした。あとは新幹線。
　そう、この頃は一番東側、京津線へつながる線路が特急ホームでした。
　三条駅には「エキナカの元祖」みたいな商店があったりしました。
■■　Cedar様：
　地下化したら、七條も、三條も、出町柳も同じになってしまいました。ちょっと、大袈裟かなあ？！
　三條の地表に出ると、昔の景色と重ならず、一瞬「此処は何処？」って感じになりマゴマゴします。
■■　デトニ２３００様：
　２ドア・転換クロスシートの１０００と、３ドア・ロングシートの１１００とあって、しかも両運・・・・と、ＴＭＳのスタイルブックで読んでいたのですが、天満橋で「普通・守口市行」の１０００が、「降車ホーム」から「乗車ホーム」に入ってきたときには、そのスタイルにあっけにとられました。電車は空いて居り、関東には無かった「転換クロスシート」を、何回も動かしてみたりしました。
　昭和２９年と３０年の関西体験で、関西って、なんて平面交差が多いのだろうという印象でした。たぶん昭和３１年だったと思うのですが、伏見の平面交差を見て、驚いた思い出があります。写真を撮る気持ちの余裕もありませんでした。現在はほとんど無くなってしまったと思いますが、阪急の淡路駅なんかは、平面交差と言えなくもないなあと思うのです。

■■♪♪　hanamura様：
　「nice!」有難う御座います。
by む〜さん (2017-09-23 09:46)