SSブログ

2006年関西電車の旅( 2) [関西電車旅2006年]

 前の『2006年関西電車の旅( 1)』同様、『メール版お出かけ通信』を新しく作りなおしたものです。写真は、このブログ用に新しくリタッチしました。

 2006年3月11日の事です・・・・・・・・・・。京都は下京区、梅小路の蒸気機関車館を出た、私と鉄道仲間たちは、バスで四条大宮まで移動。そこから、京福電気鉄道嵐山線に乗るのです。バスは、じきに四条大宮。交叉点の向こう側に、京福電気鉄道嵐山線の四条大宮駅が見えております。交叉点を渡り、切符は、何回か下車するので、4回乗れば元が取れる『嵐電1日フリーきっぷ』650円を買いました。普通に買えば全線均一料金で大人200円です。

 
実は、嵐電は、私、初めて乗るのです。なんとなく、ワクワクします。ホームに入ると丁度、モボ2001形2002が到着。
電車は、街の裏の方、家の間を走ったり、郊外電車風お場所があったり、完全な路面電車になる場所があったりして、変化に富んだ沿線風景。路面区間には異常に幅の狭い、背の高い安全地帯を持った『山ノ内』という停留所がありました。嵐電の全線を、一日掛けて、じっくり写しに来たくなりました。
 四条大宮~嵐山間の嵐山本線は、全線複線、距離にして7.2キロメートル、所要約20分で終点に到着です。広くて綺麗なホームを持った大きな駅で、さすがは観光地嵐山。
 しかし、なんぼ何でも、ホームに足湯とは言え温泉はないだろう!とは思ったものです。嵐山温泉『駅の足湯』、小学生以上150円でタオル付き、前にはお地蔵様もいらっしゃいます。『ふれ愛地蔵』だそうで、ご丁寧にお賽銭箱も有ります。さっき、四条大宮でフリー切符を買ったときに割引券が付いてました。

(モボ621形624)

 一応、駅前に出て見ましたら、駅の建物は吃驚するくらいの大きさでした。目立つのは、お土産屋さんに、八つ橋のお店。
 
 次の目的駅、北野線の『北野白梅町』に向かいます。如何にも京都!ってネーミングの駅を五つ数えると、帷子ノ辻の乗換駅です。工事用の無蓋貨物電車、モト1001が昼寝中でした。
 北野線は単線ですが複線区間もあるって線区。嵐山本線といい勝負の沿線風景です。3.8キロで12分所要。北野白梅町のホームは四条大宮駅同様、屋根に覆われて居ります。すぐに帷子ノ辻に引き返しました。

(北野白梅町駅:モボ611形612)

 帷子ノ辻で四条大宮行きに乗り換えまして、広隆寺まえの道路での路面区間を走る嵐電を写そうと太秦まで乗ります。太秦駅で下車して、やって来る電車を撮影です。ホーム上にいきなり踊りの研究所・・・・わ~、京都だあ!なんて思いました。ここで、踊りのお稽古をするのでしょうか・・・・。

 やって来たのは、モボ2001、モボ621、モボ631、一見、同じ車体に見える。2001はインバーターと聞いたのですが、621、631は釣り掛けらしく見えました。太秦駅は専用軌道を走ってきた電車が併用軌道に移るところにあって、状況はかなり違うけれど、なんとなく江ノ電の腰越を思い出してしまった。
 駅周辺、併用軌道を行く嵐電を暫く撮影しました。駅の目の前には、超有名寺院・広隆寺の山門がそびえ、いや~、たいしたところであります。東映太秦映画村も近いらしい。
太秦駅周辺は、目前に右京警察署、右京区役所もあって、かなり賑やかなところです。ついでに、景色も電柱、電線が『うるさい』です。折角の広隆寺山門の景観も台無しだと思いました。電力通信線を地下化して、軌道の架線のみにすっきりまとめて欲しいです。もっとも、京都中、それをやったら、堪ったものではないと思いますが・・・・。

(モボ2001形2001)


(広隆寺門前をゆくモボ621形621)


(モボ631形631)


(併用軌道もすぐに終わり帷子ノ辻に向かって坂を下るモボ632)
 
 20分ほどでしたが、併用軌道での嵐電撮影を楽しんだ後、再び四条大宮行きの電車に乗りこみました。蚕ノ社、山ノ内、三條口、そして四つ目の西院(さい)駅で下車すれば嵐電の車庫があります。電車を降りて道を横切り一寸歩けば、車庫です。
 車庫で休憩中の、この落ち着いたカラーの塗り分けは、京都の街に似合うようです。屋根の下見える広告電車となったモボ101形、私は、昔からそう好きではなかったけれど、こんな桃色塗装は少々可哀想に思えました。やっぱりグリーンとベージュの塗り訳の方が良いなあと、勝手なことを考えました。レトロっぽく作られた電車、モボ26形もありますが、こっちも好きな部類には入りません。古い電車は大好きですが、古っぽく作ったのが、私には駄目なのです。

(モボ631形633)

 パノラマ写真も撮って見ました。ちょっとつながりが良くありませんが、ご容赦ください。画像の下のURLから幅1,024ピクセルの画像をご覧になれます。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link_blog006-pano.html

次ぎの目的地、叡電の出町柳に向けて移動します。何故か読み方の違う阪急の西院(さいいん)駅が近いので、河原町まで阪急電車。四条大橋をわたって京阪電車に乗るのですが、この先は、次回で!


■ 忘れ物 ■
 前回の『梅小路蒸気機関車館編』にパノラマ写真を載せるのを忘れました。上の西院車庫のパノラマ写真と同じところに載せましたので、ご覧下さい。
URLは同じです。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link_blog006-pano.html

忘れっぽくて困ったものです。赤瀬川先生ではないけれど、私も、かなり老人力が付いて来た様です。(嬉しくない!!)

  では、次回、またお目に掛かりましょう!!!


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 3

no

こんにちは。
む~さんさんが嵐電初乗車とは意外でした。
私は、この電車は何度乗っても胸がキュンとするのです。ロマンスがあったのではなく(笑)、この雰囲気に胸が締め付けられるのですね。
私は御室駅が好きです。

太秦駅界隈の電線を地下化したら、という案には大賛成です。がらりと雰囲気が変わるでしょうね。
by no (2006-09-27 09:50) 

gop

嵐山は若かりし頃から車や嵐電で良く行きました(デートで..(^^;;)
太秦は映画村も有名ですが、私は広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像が好きで、
時には半日眺めていた物です。確か25年程前の旧型車モボ121、嵐山駅、
太秦駅の写真も有る筈ですので、そのうちアップ致しますね。
by gop (2006-09-27 20:12) 

ヒロクン

京福電鉄嵐山線ですね。この中で一番気にいってるところは専用軌道から路面併用軌道に入り手前の駅から見ると大きな山門広隆寺が右手に見えるところですね。ずっと以前嵐電(らんでん)には2回ほど全線乗りましたが運転席の後ろでかぶりつきでした。度々京都に行くわけにも行かず後に運転室展望のビデオ買いました。帷子の辻から分かれる北野白梅町に向かう北野線もなかなか趣のある路線ですね。ビデオで見ても北野線は失ってしまったものがここにはあるという感じです。
by ヒロクン (2006-09-30 21:42) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。