70年代:関西電車( 3) [1970年代の関西電車]
■ タイムマシン(そう云えばタイムマシンって昭和20年代には航時機って書いていた作家さん・・・・北村小松さんとか、がいらっしゃいました・・・・脱線しました)の『DATE設定機能』がぶっ壊れているらしく到着したところは大阪市営地下鉄の車内だったわけで、いったい何年の何月なのかわからない。まあ、なんとか1972年以降、1980年までぐらいらしい。そんな適当な感じで始めたシリーズですが、皆様のお力で何とか少しずつ判って来た様です。今回以降も、一連の写真につきまして『撮影の年月』、『撮影場所』、『電車の形式』、そして『関連のお話』等のコメントを是非とも、お願い致したいのです。よろしくお願い致します。なんとか、撮影年月を同定したいものです。
■ 昨日は梅田駅の阪神電車のホームに居ましたが、そこから想い出の地を尋ねて西宮の今津駅に行く途中(行き過ぎだけど)、西宮駅にやってきたのです。
■■ 阪神電車・西宮駅ホーム ■■
(1) 私のことですから、多分、特急に乗ったことでしょう。阪神電車の西宮駅のホームに居ます。地平で、前後に大きめの踏切、待避線あり、複雑なポイント・配線、大きな建物は電々公社・・・・1970年代当時、まだNTTにはなっていなかった筈・・・・・と、言う理由で西宮駅。・・・・・・・こう断定するのは、ちょっと不安。
まあ、西宮駅です。そして電車は特急・須磨浦公園行き7801形(一次)7823。ひょっとすると・・・・かなりの確率で、この列車の先頭に乗って来たものと思われます。
(2) 東須磨発、阪神梅田行き特急は7101形7105が先頭。幌を仕舞いこみ、車体の裾にRをつけた、こったデザインですね。好きです。ぶっきらぼうに幌をつけていた昭和20年代後半から30年代までの小型車もいい味ですけれど。
車体の裾にRをつけた為、雨水が回りこむらしく、裾に水切りを付けておりますね。
(3) ホームの時計は8時22分をさしています。これは、たぶん同じ列車でしょう。梅田行きの特急です。車両は7801形(一次)7832で、こちらは(2)と較べると、車体の作りが、かなり簡素になっています。
(4) 梅田方面行きのホームに来ました、今津に行くためでしょう。準急・西宮行きの到着です。7801形(一次)7806。
(5) これは、急行のヘッドマークの下の文字がボケてまして、新開地行きだと納得できる『形』。7801形(三次)7840・・・・同じ7801で、車体が、こうも違う。
■ ひとしきり撮影の後、梅田行き普通電車で二つ東へ、今津駅に向かいました。
■ 今津駅と周辺での写真は、また明日!!!
今ではみられない「特急」看板と「行先」看板の2枚立てですね。
7801型はコスト削減で大量生産されました。その中で片開き扉の車両や、両開きラインデリア装備の車両、力行チョッパ制御7001型と同じ車体の車両などバラエティに富んでいます。
8000系登場までの急行系(赤胴車)は、形式などが異なっても併結は可能でした。 ですので、車両断面高さの違う車両や、扉の異なる車両の混結は日常茶飯事でした。 あまりわからなかった当時はびっくりしましたが。
現在は、形式がかなりすっきりとしました。
by 住吉人 (2007-02-24 13:18)
■ 住吉人様: たしか7801形は最初は881など小型吊り掛け車の台車とか利用していたと聞きます。その後、付け替えたとのっことですが。
阪神さんは小型車の時代から凸凹編成で、編成美よりも実用を採っていたように見えました。ま、それはそれで、阪神・・・・好きな点の一つでもあるのですが。
by む〜さん (2007-02-24 16:21)
中間T車の7901が旧型車流用の台車をはいていました。7922に至っては、3011が型の車体を転用していました。
確か7835から両開きになったはずです。そして7840からは7001と同じ車体になっています。そして7001型の中に組み込まれ、中間車化されて2001型に編入されています。
by なにわ (2007-03-11 16:46)