江ノ電１９７９年（ちょっとだけ）

■　昨夜、先だっての『７０年代：関西電車』の『第二部』のフィルムをスキャンしました。これから、リタッチして、組み合わせを決め、ブログに上げて行く予定ですが、今日は、別の話題。

■　フィルム探しをしている時に、江ノ電の画像が一枚だけ入っているフィルムを見つけました。なんとなく、いい雰囲気の写真だったので、ブログにアップする事にしました。

■　江ノ電：１９７９年：腰越での一枚　■

■　電車に乗りに三浦半島を回りました。そのくせ、記念写真ばっかりで写真がろくにありません。電車の写真はたった一枚っきり。
　次男を連れて、当時９歳の次男を連れて、恐らく横須賀線で久里浜まで行き、折り返し、鎌倉に来ました。そして、江ノ電。腰越で下車しました。先に家を出て、別コースで、漁港の突堤に行きウミタナゴ釣りをしていた、当時１３歳の長男と合流、腰越の海の見えるＫＦＣで、フライドチキンを軽く食って、帰宅しています。

（１）　１９７９年８月２９日・水曜日ですので、たぶん遅い夏休みでもとったのでしょう。２８年も昔のお話ですが、このあたりの眺めは、電車と、交通標識の色を除くと、そんなに違いませんね。電車は鎌倉行きの３５２です。この頃の江ノ電の塗り分けは良かったなあ。
　すでに、架線はシングルトロリーからカテナリーとなって、パンタグラフ集電にはなっていますが・・・・・。

（２）　腰越の駅。この鎌倉方面の眺めも、今でも、こんな雰囲気です。次男ですが、恥ずかしがりやさんなので、モザイク加工してみました。こういう加工ってフォトショップで簡単に出来るんですね。

（３）　家に帰って、長男の釣果。じつは、このフィルムにも日付がありませんでした。とんでもないところに、日付の証明がありました。
　彼も頑張ったようで、当時、愛用していたＢＩＣのボールペンと較べると、大型とはいえませんが、３２尾いますね。

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■　きょうは、こんなところでお終いに致します。明日（・・・・かな？たぶん・・・・）から、再び、お話は関西電車です。

コメント 5

タナゴの下に敷いた新聞に出ている「ブラバス」の広告。
今でもあるのでしょうけれど、この頃私はブラバスの愛用者でした。

まだ、のんびりとした雰囲気の昭和50年代です。
日本はバブル以降、劇的に変わった感がありますね。
by quatre-l (2007-03-09 11:20) 

■　quatre-l様：　ブラバスですか・・・・私は未だにＭＧ５です。もっとも、整髪料は使わないし、専らアフターシェーブ（笑）。
　確かに劇的に変わりました。でも、ホントに良かったのでしょうか？人心は荒んできたし、何でも数字だし、なんだか、居心地のいい世の中ではないような気がします。子供、孫の世代が心配になります。
by む〜さん (2007-03-09 11:54) 

こんにちは。
１９７９年というと、学生になり鉄道趣味とほぼ縁が無くなった年です。
そうか、あの頃はこういう光景だったのですねえ。
この通りは今でも大きく変わってはいないようですが、まだ各地の個人商店にも元気があった時代、知らない町に旅に出ることに、新しいものを知るわくわくする期待があった時代でした。
１年後の株価や会社の存続は予想できないけれど、自分の一生は簡単に見当がついてしまう今の世の中は、人が生きる一番大切な活力を押しつぶしているようにしか思えません。
by no (2007-03-09 18:46) 

この時代は、中学生でしたね。この頃バイクに興味が出始めた頃だったと思います。サニトラや歩いてる方の格好が時代を感じますね。今では見れない風景ですが。
by ’８０ＸＥ　ＰＡ９６Ｅ (2007-03-10 08:58) 

■　no様：　知らない町・・・・・まだ、この頃はそんな場所もあったのですね。現在では、全国均一風景化したみたいな気がします。何処へ行っても『何処かで見た風景、ＴＶで見た風景』・・・そんな感じです。たった３０年前のことなのですが、世の中、随分変わりました。
■　'80XE_PA96E様：　この辺りは基本的な街の構造は変わっていないように思えます。信号の有る交叉点から、江ノ島駅にかけての併用軌道の両側の家並みは、かなり変わりました。その間にポツリポツリと、昔からの家があります。先日、通りましたら、『あの写真館』健在でした。いい建物です。
by む〜さん (2007-03-10 09:10)