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宇治京都の旅1984年春(6) [1980年代の関西電車]

■ 今日は『宇治京都の旅1984年春』の続き、叡電の宝ヶ池駅から鞍馬行きの電車に乗って終点の鞍馬まで行ったのです。乗った電車は、フィルの映像から推測されるデオ200形の201と思われます。

 京福電鉄鞍馬線・叡山本線(3) 

 1984年・昭和59年3月下旬~4月上旬、3月31日が土曜日、当然4月1日は日曜日なので、おそらくそのあたり、高二から高三への春休みに、長男との二人旅です。まあ、長男の親孝行だったんでしょう。有り難い事であります。

■ 宝ヶ池から鞍馬に向う電車に乗ります。ここから先は初乗り。途中に新しい複線区間があった記憶もあるみたいですが、具体的な記憶は、鞍馬駅ですぐに引き返したことくらい。

(1) 運転台の後ろに立って、進行方向の車窓風景を眺めながら行きます。(4)のデオ201の車内と思われますが、うしろを振り向いて車内の様子。中吊り広告に4月8日の文字もあり、都をどりのポスターも見えますので、訪問の時期は3月末~4月アタマで間違い無いでしょう。車掌さんの衣装、間違いなく『詰襟』ですね~!!!!ニス塗りの車内( 蛍光灯化されていますが )と実によくマッチしています。

(2) 何処の駅でしょうか?ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともコメント頂きたく存じます。山の様子とか、上り下りのずれたホームが手がかりかもしれません。右のホームの駅名標が惜しいことに隠れています。左の広告看板は、『内科小児科・藤田』と『井ノ口畳店』が読みとれますが・・・・。

(3) どんどん山に分け入って行きます。ここは何処でしょうね・・・・Google Mapで、S字カーブと、橋梁、道路に見える歩道橋あたりから探してみたのですが、よく判りません。貴船口辺りなのでしょうか?

(4) 終点の鞍馬駅です。乗ってきた電車、デオ201の前で記念の写真。鞍馬駅のたたずまい、今でも変わってない気もするし、わけが判らなくなっている気もするし・・・・・。

・・・・、たしか、鞍馬駅では何もせずに、乗ってきた電車で出町柳まで戻ってきた筈です。


 次回は、京都に戻って阪急電車、地下駅の駅撮りです。


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コメント 10

なにわ

叡電は、89年の京阪の出町延長くらいからしか使っていないので、20や600の単行は新鮮です。

過去の記憶と念のため、藤田医院で調べてみました。
(2)は岩倉ではないでしょうか。左へ曲がりながら、山すそを走ってゆきますし、二軒茶屋までの複線化の復元は平成に入ってからですから。

(3)は、貴船口を出た直後ではないでしょうか。貴船川が見えませんし、歩道橋があるということは、鞍馬小学校の脇ではないでしょうか。
by なにわ (2007-04-12 14:11) 

あれから30年

背景から(2)は二軒茶屋駅では無いでしょうか?京産大への通学で利用していた家内がそう言っています。岩倉駅は対面平行にホームがありましたし平地でしたが、二軒茶屋は勾配がったと記憶しています。当時の家内を送る為何度か利用したので・・・車両の性能と乗降客都合により、二軒茶屋止まりは一度上っていき反対ホームに入って来ていました。
by あれから30年 (2007-04-12 14:44) 

ひさ

私も(2)は二軒茶屋駅だと思います。京産大に通っていた頃に、何度か利用しました。駅の前にグラウンドがありました。高山禮蔵氏の関西電車のある風景今昔Ⅱに、同じような写真が載っています。
by ひさ (2007-04-12 20:30) 

む〜さん

■ なにわ様、あれから30年様、ひさ様: 駅名の同定についてのコメント有難う御座います。
(2)の画像・・・・・コメントを読みながら、改めてGoogle Mapを見ていますが、岩倉だと、駅を出てすぐに鉄橋が見えます。この画像が二軒茶屋駅なのは、京都産業大学の学生さんのお話ですから間違い無いでしょう。納得しました。
(3)の貴船口駅、推測が当たったようで嬉しかったりしています。

皆様、お教え下さって、有難う御座いました。今後ともよろしくお願い致します。
by む〜さん (2007-04-12 20:41) 

のり

(1)の写真、いいですね。落ち着いた車内に詰襟姿の車掌さん。運転室と客室との仕切りも簡素なものです。つり革の持ち手も茶色、内装もニス塗り。時代を感じていいですねぇ。
by のり (2007-04-12 20:54) 

む〜さん

■ のり様: ニス塗りの車内、私の子供時代から、電車はみんな、そのようになっていました。国鉄が最初だったと思うのですが、妙な白っぽい緑色で車内を塗るようになりました。目が疲れない『アイレストグリーン』なんて言葉も覚えています。やっぱりニス塗りは気持が落ち着きますね。今では、ニスっぽい車内は阪急くらいでしょうか・・・・・。
by む〜さん (2007-04-12 23:13) 

なにわ

二軒茶屋の引込み線が鞍馬行きの線路の延長なので、二軒茶屋は最初から外していました。岩倉駅の写真を調べると、ホームがずれていませんでしたので、やはり(2)の写真は二軒茶屋ですね。
by なにわ (2007-04-13 21:54) 

む〜さん

■ なにわ様: 二軒茶屋駅のホーム、Google Mapでは如何に?と、見てみましたが、森の木がかぶっており、はっきりとは判りませんでした。皆様のご協力で、20年以上経った昔の景色が少しよみがえりました。
by む〜さん (2007-04-14 12:33) 

HIRO

叡電は嵐山、北野線と叡山線は修学旅行で出町柳から比叡山下まで修学旅行で乗車しました。5年も大阪に住んでいたのに、乗らないとはと悔やまれます、本当に。
鞍馬山にどんどん登ってゆく沿線の風景はいいですね。癒されます。
デオ201の車内の室内、なごやかムードです。ニス塗りの匂いまで届きそうな、子供が二人仲良く窓から眺めていて、あたたかな雰囲気が伝わってきます。
by HIRO (2007-04-14 16:19) 

む〜さん

■ HIRO様: 電車は変わりましたが叡電鞍馬線の先のほうはまだまだ昔の名残がありそうですね。宝ヶ池から先は、この時以後、乗っていないのです。
 私が一人で自由に動き回れるのは、あと何年残っているでしょうか。70も間近になるとそんな事も考えます。今年は、いろいろ有って無理でしょうが、来年は、無理しても滞在形の関西電車ツアーをしたいものです。夢で終わらぬように努力したいですね。
by む〜さん (2007-04-14 18:35) 

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