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国鉄EF56形電気機関車 [昔写真国鉄]

■ 国鉄のデッキ付き電気機関車のなかで、スマートさでは抜群のEF56。暖房用蒸気発生装置搭載のため中央に寄せられたパンタグタフも特徴。今回の写真は丸みの強い車体を持つEF56_1~7ではなく、どちらかと言いますと、角ばった感じの(EF56としては・・・・)EF56_8~12。私は、この角ばった方のEF56がお好みでした。

 電気機関車EF56 

 前部で12両製造され、丸っこい1~7の方は先台車が内台枠、角ばった方の8~12の先台車は外台枠でした。

(1) 1953年・昭和28年10月東京駅14番線でのEF56 8。荷物輸送も華やかな時代でありました。左、13番線は横須賀線のクハ76。

(2) 1954年・昭和29年2月東京機関区でのEF56 12


■ 出力増強、パンタ前面飛び出しのEF57と好みは分かれるところだと思います。私は、いかついEF57よりは、EF56の方が好きだったですね。

 では、また次回!!!! 


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manamana

EF56は、あまりなじみがありませんが、
70系なら、三鷹電車区にいましたので、
子供の頃、見に行ったものです。
その後、中央本線の普通は、115系になりましたが、
未だにそのまま115系を使っているのが、信じられません。
by manamana (2007-07-05 07:20) 

はーさん

昭和二桁のはじめに生まれたものにとっては、EF56、EF57のデッキ付、先輪2輪の姿はこれぞ、旅客用電気機関車というイメージがあります。東海道時代をよく撮っておられましたね。
当時の電気機関車は客車の暖房用の蒸気発生器(SG)を搭載していましたが、これから発生する蒸気を避けるために、2基のパンタグラフをEF56は真ん中に寄せ、EF57は両車端に離して、設置しました。その結果、EF57はパンタをかざして、走るような精悍な姿になり、ファンの人気がありました。
しかし、EF571はEF56と同じく、パンタは中央にあり見分けが付きません。
小生のホームページの「東北線のEF57(1970年)」
 http://6.fan-site.net/~haasan55/ef57.htm
でも見分けの付かない画像があり、未だに??のままです。
by はーさん (2007-07-05 15:40) 

じろっち

EF57まではどのELも似たような姿ですたが、EF58以降はデッキスタイルが登場しなくなりましたね。

最新技術で、EF10みたいなELを造ったら、どんな感じになりますかね?
by じろっち (2007-07-05 21:07) 

京葉帝都

EF56の寄せパンタ、カワイく見えて威圧感が軽減されているようです。EH10-4もパンタが寄っていました。現在の電車でパンタが寄っているのは京阪の2800系(4連、旧2000系前パン車突き合わせ)くらいでしょうか。
by 京葉帝都 (2007-07-05 23:23) 

む〜さん

■ manamana様: 中央線の普通列車はクハ76と低屋根モハ71の組み合わせでかなり後まで走ってましたね。お話の通り、未だに115。それはないだろう!と思いますね。JR東日本は、房総と中央線に冷たいと思います。かと言って勾配線仕様の233や231じゃあ、個人的趣味的には嫌ですね。おまけにロングシート車が入ったら目も当てられません。
■ はーさん様: F級旅客列車用機関車といいますと私のイメージではデッキ付きです。幼い頃から、そういうものだと刷り込まれているのでしょう。子供時代、毎日通った品鶴線ではD51やD52など蒸気機関車が主でした。たまにEF13(凸)が来たりすると皆で歓声を上げたものです。ですから、旅に出るとき東海道線に乗らないと、EF級旅客用機関車にはお目にかかれませんでした。それだけに、憧れでもありました。現代では先台車が無くなり、デッキの機能も必要なくなって、みんな箱形になってしまいました。じっくり見られるようになった電車通学の高校時代、日常的に利用していた東海道本線で見られたのは、EF50,53、56、57、58など、花形機関車たちでした。そのなかでも私は、パンたが中央に寄ったEF56、重厚なEF50が好きだったのです。
 EF57はEF56の出力増強型だそうですが、最後のEF56が製造途上からEF57になって行ったようですね。
■ じろっち様: デッキが無くなっていったのは、蒸気発生装置搭載で、余裕を車端に求めたからのようです。EF58も最初は戦時中の国鉄で戦時設計で登場し、20年代後半に改造されてゆき、新造も箱型になりました。
■ EH10も最初の試作的4両は、パンタを中央に寄せていました。これはこれで、格好よかったですね。量産型からパンタは先頭に出ましたが、これまた悪くありません。私は育った電車環境の所為で、電車はパンタが頭にあると思い込んでいましたので、最初に総武線でモハ41とかに会ったときには、なんてスマートなんだろうと思ったものです。
by む〜さん (2007-07-06 06:09) 

なにわ

8~12号機は1~7号機と異なり、角ばっているので、EF57から改造して作ったことがあります。1~7号機に鋳鋼製先台車をはかせるとアメリカ色が増すのですが、惜しむらくはEF10がはいているのです。

EF57 1はEF56の8と9の間に製造しています。おそらく大出力モーターの試作機でした。
by なにわ (2007-07-08 20:16) 

む〜さん

■ なにわ様: 丸い方のEF56は、私の好みではなく、もっぱら角ばったほうをご贔屓にしておりました。こっちの方がよりスマートに感じたからです。
 EF56→EF57、成る程のEF56-9、そういう事情だったんですね。有難う御座いました。 
by む〜さん (2007-07-08 21:43) 

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