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玉電1954年 [昔写真関東]

 お早う御座います。昼寝してるとは言うものの5時起床。一度は『爆睡』ってヤツをやってみたいけれど、駄目。昨夜就寝0時丁度だから5時間眠った。仕方が無い、昼寝で補うしかありません。

 一昨日、昨日と玉電の支線、世田谷線の現在を出したんですが、もう、ネタ切れ。仕方が無い!例によって、『ホームページ既出』だけれど、同じ写真データをブログ用に加工した、大昔の写真を出して、お茶を濁します。お許しあれ・・・・・!

 玉電1954年 

 名詞+年号のタイトルは、好きなSF作家、故・光瀬 龍さんの作品・・・・特に短編に多かったタイトルをなぞっています。ここ暫くご無沙汰だったから、奥に入り込んでいるハヤカワSFの文庫本を引っ張り出して、涼しい場所で読んでみたいと思っています。
 ま、それはそれとして、・・・・・・時は1954年・昭和29年の4月・・・・53年も昔のことでありますね・・・・両親と3人で浜松の親戚を訪ね、ついでに遠州鉄道奥山線のナロー電車と、名鉄の3850(豊橋まで足を延ばしたんです)に初めてお目にかかり大感動。そのフィルムのお終いに入っていた、画像が、玉電の二子玉川周辺。現像処理が悪く、矢鱈と硬調、粒子ザラザラ。
 ま、ご覧下さい。

 二子玉川までは家から、道路距離で約6キロ半。例によって、愛用の兄のカメラ、オリンパス35-Ⅳを肩から斜め掛けで、実用車(当時は普通だったゴツイ自転車です)を漕いで行ったと思われます。

(1) 瀬田電停を出た電車が二子玉川園へ向けて勾配を下り始める辺りです。60形の64です。

(2) 玉電の無蓋車。これは、二子玉川園でしょうか・・・・用賀でしょうか?用賀には貨物側線があって何時も貨車が寝ていましたけれど、よく判りません。左奥の商店街アーチみたいなもの、貨車の向こうの二階建ての家、二子玉川園ではないような気もするのですが、年配の方のご記憶は如何でしょうか?コメントを御願い致したいところです。(このときには、大井町線にもあった側線で鉄道線用の無蓋車を写しております)

(3) 私の一番の御贔屓の玉電電車、デハ80形の107。腰板、幕板が濃い目のグリーン、窓周りがクリーム色でした。実に素晴らしいカタチではありませんか!!

(4) これまた好きだったデハ30形37、このゴツさがたまらなく良い。


これは、(1)~(4)とは日付は違いますが、同じフィルムに入っております。

(5) 吉沢の野川にかかる鉄橋、これもデハ30形の32。鉄橋を渡ると、吉沢の電停です。

(6) 最後は、田舎風景ですね~!右へ築堤を下れば二子玉川園、右へ勾配を上り詰めると瀬田。流石は昭和29年、二子玉川駅近くに現役の田圃があったんですね。


 では、今朝はこの辺で失礼致します。また、次回!!!


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コメント 6

manamana

貴重な写真を拝見しました。
無蓋車は、砂利運搬の名残でしょうか。
のどかな田園風景ですね。
by manamana (2007-08-16 07:14) 

む〜さん

■ manamana様: 大橋庫に京浜急行からやってきた電動無蓋貨車がありましたが、私は見ておりません。この電動貨車、たしか連結器がバッファも賑やかな古典的連結器だったようです。一度見てみたかったと今でも思ったり致します。
 砧線の二つ目の駅の吉沢から成城の方向にまがって行くと、山すその流れに、現役の水車がありました。昭和30年代前半まであったと思います。何故か写真を撮ってないのです。
by む〜さん (2007-08-16 11:45) 

Fuzzy

デハ80形をじっとみていると、その後の流線型200形車両がイメージできるようで面白いです。
by Fuzzy (2007-08-16 15:36) 

む〜さん

■ ファジー様: デハ200は昭和30年に6両製造され、現在、宮崎台の『電車とバスの博物館』に一両、保存展示されていますね。当時、画期的電車ということでだいぶ評判でした。当時、私は高校生で、新車搬入の情報を、いまは忘れてしまった筋から入手して、学校帰りに二子玉川園まで見に行きました。私の電車常識を覆す車体に吃驚しました。カメラを持ってゆかなかったので、ノートにスケッチした記憶はありますが、スケッチは消滅したと思われます。(私、物持ち悪し)
その後、やはり学校帰りに乗りに行きました。渋谷~二子玉川園間、28分の時代でしたから、快適に走りましたが、乗り心地はカルダンとしては、普通だった記憶があります。
by む〜さん (2007-08-16 16:54) 

ぽんた

東京とは思えないほどの、のどかな風景ですね。おもちゃみたいにカワイイんですが(>▽<)パンタグラフがステキですね!
グリーン色とクリーム色なんてオシャレですね。
by ぽんた (2007-08-16 20:03) 

む〜さん

■ ぽんた様: 東急の玉川線・・・通称、玉電は、渋谷を出た電車は三軒茶屋を過ぎ、桜新町を過ぎると、沿線風景が田舎っぽくなります。そして、終点の二子玉川園、砧線も含めて、たっぷりローカルカラーを楽しめたのです。現在、その一部が残っており、それが、世田谷線なのです。ローカルカラーは味わえませんが、住宅地を縫って走る世田谷線は、のんびりした空気が流れ、往復したってたいした時間はかかりません。田園都市線連絡の三軒茶屋は美味しいお店も、多いと聞きます。是非一度、乗ってみてください。
by む〜さん (2007-08-16 23:54) 

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