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第123回:北海道一寸旅(12終) [お出かけ通信101~135]

 北海道・札幌周辺を家内とともに、二泊三日で回っております。羽田~新千歳~小樽~札幌・泊~旭川(旭山動物園)~美瑛~札幌・泊~札幌市内見物~新千歳~羽田の行程の三日間でした。ゆっくり、のんびり・・・・歳相応に。そのご報告も今回が最終回。

 第三日目最終日、2007年9月29日・土曜日、地下鉄大通駅に近い三越で、お土産の買い物、発送を済ませ、これから家に帰ることになります。地下鉄南北線でJR北海道・札幌駅に向かいます。

 お出かけ通信(123) 

 北海道一寸旅(12終)旅の終わり 

(1) そういう訳で、地下鉄南北線の大通駅ホームに居ます。真駒内方面行きの5000系電車が居ます。

(2) 15時31分、地下鉄で次の駅、さっぽろ下車。最後に乗った電車も5000系で、3000系電車は来ませんでした。昨日はよっぽど運が良かったのかもしれません。
 東豊線への乗り換え案内がありました。下膨れの面白い形に強調されてますが、ちゃんと案内軌条もあって、まさに札幌の地下鉄。札幌市の市章、前照灯、窓・ドア配置・・・・・ちゃんと7000系になっておりますね。今回、一度も見ませんでしたが、これを以って見た事に致しましょう。

(3) コインロッカーからでっかい車輪付き鞄を取り出しまして、新千歳空港行き15時40分発快速エアポート154号の先頭車、デッキつきの721系に空席を見つけて座りました。電車は15時43分、苗穂駅通過。711系電車とか、キハ150とかが居ます。

(4) 同じく苗穂駅ホーム通過。向こうに見える気動車、右はキハ40でしょう。・・・が、左は何でしょう。ドア間の窓が『小~大×9~小』で、客室ドアが車端部にある。左の車端は見えないけれど、運転室は無さそうにも見える。私のモニターで計測すると、右の20m車キハ40は、32ミリで、件のクルマは、カメラのレンズの歪もあるでしょうが、写っている範囲でも50ミリ・・・・って訳で形式同定不能。


(5) 16時16分、電車は新千歳空港駅に到着。これで、北海道の電車ともお別れです。乗る飛行機は18時20分発ですから、余裕がありすぎ。飛行機を見ながら座れる店で珈琲でもと、空港ビル3Fのロイヤルフードコート・エアポートガーデンに入り、窓際の席に座る。西日の中をキャセイ航空のB-747が出て行きます。滑走路、JR千歳線、更に森と山・・・・何となく北海道を感じたりします。

(6) AIR DOのB-767

(7) 16時53分、ふと、視界を横切るJR千歳線に目を向けましたら、札幌を16時12分に出てきた、特急カシオペアではありませんか!思わぬ儲けものをした気持ちでカメラを向けましたが、なんたって私の2倍ズームのデジカメには遠すぎる。ブルーのDD51重連と白い客車の列が夕方の光の中を、駆け抜けて行きました。私たちは、1時間半後に飛行機でここを出て20時前には羽田だけれども、この列車は、明日の朝の9時24分でなければ上野に着かないのです。航空機と鉄道の守備範囲の違いを思ったものでした。

(8) 続いて16時58分、DF200の引くコンテナ列車が南に向かって通過してゆきます。飛行機はANAのB-777でしょうか・・・・なにしろ飛行機は好きな割りに脳みその中にデータが乏しく、車輪の数と、オデコの形だけしか、B-777同定のキーを持っていない。

 17時も少し過ぎ、そう何時までも粘って居られないのでお店を出ました。


(9) 18時20分の出発時刻には未だ早い17時半過ぎ、ターミナルビルのショッピング街、『SOEN』と言うお店にお弁当が並んでいたので、夕食用に機内で食べようとお弁当を買いました。手荷物チェックを済ませて、中に入り、改札口前のベンチに掛けて一休み。これから乗るJAL534便のボーイング777が準備中です。座席は進行方向右側の窓際です。

(10) 豚丼900円、ペットボトルのお茶が130円。これは、私の分で、家内はお握り。機内は狭いので、ここで食べる事にしました。

(11) こってり好きな私好みに見えた中味でありましたが、お味の方は、まあ、好みの問題ですね。『何でも美味しい私』には合わなかったね。

 定刻に出発、途中、揺れる事もあるとのアナウンスでしたが、快適なフライトでありました。

(12) 時計を見忘れたけれど、時刻表に出ている到着時刻とは、そんなに違わない時刻に羽田に着きました。例によって、出てくる私の荷物はオシマイの方で、バス停に並んだのは20時20分頃だった気がします。旅の終わりは何時もバス。料金は高いんですが、多少、遅れたって支障はないし、第一疲れた体には座われるって事が第一。

 土曜日で、時間帯も20時過ぎとあれば、渋滞もなく、無事に帰宅できたと言うわけでありました。

 事故にも遭わず、トラブル皆無、天候マズマズで、楽しい旅でありました。
 目出度しメデタシ!!!!!


  12回にわたって、ながながと書いてまいりました北海道札幌周辺の旅のルポも今回でお仕舞いです。お付き合い頂きましてありがとうございました。大物が終わったのでホッと致しました。

 次回からは、又、新しいお出かけネタで行きますので、よろしくお願いいたします。


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なにわ

謎の気動車は片運転台ですから、51系客車改造のキハ141かキハ142ではないでしょうか。
私なんぞは機体の大きさとエンジン(最初発動機と書いてしまいました、昨夜戦時歌謡を聞いていたかもしれません)の数でしか判断できません。
豚丼といえば、帯広名物です。牛丼屋がやむなく売っていた豚丼とは異なり、照り焼き丼でございます。こってり好きの私は食べてみたいのです。

では、1回目までさかのぼってゆきます。
by なにわ (2007-10-15 11:10) 

のり

偶然とはいえ、「カシオペア」とのマッチング、すばらしいお土産ですね。
室蘭本線は、空港のすぐそばを通っており、地下の連絡線でターミナルビルの真下へ・・・。改札を出て、エスカレーターを上れば、搭乗手続きのカウンターが、目の前!すごい駅だなぁ、という印象でした。青函トンネルにもあったのですが、地下線の側壁に、北海道の風景が、電飾で一瞬だけ見えたのですが、今もあるのでしょうか・・・
by のり (2007-10-15 12:32) 

HIRO

見違えるような南北線の車両です。ミルキーホワイトにグリーンのドア、なかなか似合います。
ぼくは15年前ですのでむ~さんが最初に撮影されていた一両の全長が短い車両でした。
名古屋の東西線は新車でもいまだに一両の全長が短い車両ですから対照的です。
コストが安い地下トンネル、急カーブの点で、今となっては残念な感じですね。

千歳空港の飛行機いい感じです。
B777に搭乗されたとはうらやましいです、つい最近就航した最新型機ですよね。
また、偶然特急カシオペアをごらんになり、写真に収められるとは決定的瞬間を狙った鉄道カメラマンです。すごい記念になりましたね。
窓から見た搭乗までの成り行きがよく撮影されていて楽しいです
空港に行って飛行機を見ると、この空が世界の国に、途上国、発展国、紛争のある国、いろいろ人間は行っているが、空はすべて公平に広がってるなあとこんなことまで考えます。
なにかあっても空港で次々に大空に舞い上がる飛行機見てると
普段の悩み小さい小さいと思ってしまいます。
拙著「愛は~」はDC-8だったので、今書いている「幸せは翼に乗って」はB737を舞台にしようと思っています。
これまで仕事で30回以上乗りましたが、アメリカに行ったコンチネンタルが最後でもう5年間乗っていません。
うらやましいが本音です。
随分長いコメントで失礼しました
by HIRO (2007-10-15 17:29) 

じろっち

空港バスって、成田空港リムジンだけだった頃は特別な存在だったけど、空港連絡道路の普及で、市民権を得ましたね。
静岡空港が開港したら、小田原や箱根からも空港バスが出るようになるのかな?
近距離国際線は成田発より静岡発の方が利用しやすくなるかもしれませんよ。
by じろっち (2007-10-15 21:21) 

む〜さん

■ なにわ様: 色々ネットで調べてみたのですが、キハ141系んも写真の窓を数えてみると大きなのが8つで、ドアはすこし橋から離れています。ところが、件のクルマはドアは端っこだし、大窓は9つあるのです。それで、???って訳です。キサハ144ってのが何両かあるはずで、その中に特殊な大窓9枚バージョンがあるのかもしれません。Wikipediaのキサハ144の写真は大窓8枚です。
豚丼の薄切り肉に掛かった「たれ」は片栗粉でとろみをつけたみたいで、しかも味が少々濃すぎ、私は、こてこて、ぎとぎと大好き人間なので、大いに期待して、食べ始めたのですが・・・・・。
■ のり様: 空港のレストランで珈琲を飲んで休憩中、ふとみるとブルーのDD51×2が白っぽい客車を引いてくるではありませんか!いや~、嬉しくなっちゃいましてね。
■ HIRO様: 札幌は20年くらい行ってなかったので地下鉄の大変化に驚きました。連接車は絶滅危惧種となっていましたので・・・・。じつは、この旅行、北斗星かカシオペアに乗る事も考えたのですが、まあ、色々あって飛行機利用になりました。まあ、これはこれで、楽しいのですが、最近、何年も寝台車に乗ってませんので乗りたかったのですよ。
■ じろっち様: 静岡空港は、JR駅からかなり遠いんでしょうか?牧の原に建設すると聞いていますが、だいぶ進んだのでしょうか。
by む〜さん (2007-10-15 22:23) 

HIRO

B-777の旅はいかがでしたか
札幌便は、常時人気があって混雑していると聞いていますが、満杯に近かったのでしょうか。定員はどれぐらいでしょうか。
ぼくが乗っていた頃はJDA,ANAでA-320でしたから国際線に比べて機内も狭かったです。定員はたしか200人程度と思いましたが。機内で早朝でしたがキャンデーとコーヒー一杯が出ました
それにしても羽田ー女満別、北見での日帰り出張きつかった~
横浜駅からリムジンに乗ったことがありますが、一度だけ生麦付近で高速が車混雑で、すいている一般道を通りますと放送があって、臨海地帯に出て大鳥居から無事羽田に着きましたがひやひやの連続でしたが珍しい経験でした。
羽田空港から20:40発のバスに乗られたことがわかりますので本当に最後の一日まで有意義に過ごされたことがわかります。
おつかれさまでした。
それにしても羽田から最寄り駅までリムジンが連絡するので本当に便利になりましたね。
今はぼくのいる近くの大船駅まで直行バスがありますが、便利になる頃には仕事もなくなり、利用できないとはあ~(笑)
by HIRO (2007-10-16 09:13) 

む〜さん

■ HIRO様: 私はあんまり遠くに行けないのでボーイング777には、ロンドンからの帰りに一回だけでした。JALでしたが各席にモニターが付いてました。
 今回の777は二度目で、座席モニターはありませんでした。国内が国際線仕様とは違うみたいです。まあ、短時間なのですから、TVなんか無くたって良いんですが。
 777は747同様、機体が長くって乗降が大変ですね。
我が家から空港へは、羽田、成田ともに出発時は電車を使います。羽田は京浜急行、成田はNEXです。帰りは、時刻を気にしなくていいので、楽なのでバスが殆どです。
 空港は、遠くへ行く人たちが、独特の空気を作り出して、時々、味わいに行きます。成田なんか、実に楽しめますね。羽田は機種が少ないですが、それでも、屋上から、持参した双眼鏡で離着陸を鑑賞してます。
by む〜さん (2007-10-16 13:30) 

HIRO

B-777は国際線、しかもロンドンから成田まで帰る飛行機では長距離運行ですね。
それが国内線にも使用されるとはさまがわりというか、ぼくが日本国内を出張で利用したときはあくまでも小さな国内線用でした。
空港に行くと気持ちが大きく広がっていいですね。
羽田空港も拡張されてすっかり見違えるほど立派になりました。
そのうち、ブログ掲載で羽田に行ってみたいと思っていますが
まあ、成田は国際的で航空会社のクルーとか客室乗務員の姿見てると世界がそこにある、身近に感じられるのですが、現状ではそこまで足を伸ばすのは無理です。
by HIRO (2007-10-16 22:43) 

む〜さん

■ HIRO様: 空港のターミナルを歩いているだけでも旅に出たような気持ちになりますね、国際線の成田なら更にその気分も高まります。羽田の国際線ターミナルは行ったことがありませんが、たとえ近距離とはいえ国際線となれば雰囲気も違うのかなあと空想したりします。
by む〜さん (2007-10-17 15:29) 

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