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東武日光線東武日光駅1961/上 [昔写真関東]

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 こんばんわ~、む~さんです。本日も夜の更新になりました。今日の東京西部、雨はちょっぴりなんですが、風が強くって少々寒い。近所では桜も咲きかけているというのに、また、この寒さ。

 前回まで、東武鉄道日光軌道線を四回に亘って続けてきましたが、今日は、その日光軌道線の始発駅であり、東武鉄道日光線の終点、日光観光の基点の、東武日光駅です。東武鉄道日光軌道線を1961年・昭和36年5月14日に訪問した時のお話です。

 東武鉄道日光線東武日光駅1961年(上) 

 昭和35年春、某商社に入社、翌年、1961年の5月13日、社員旅行で鬼怒川に一泊、翌日は、東照宮、中禅寺湖観光。総務部の課長さんにお願いして、その中禅寺湖観光の観光バスから降りまして、日光軌道線をたっぷり楽しみ、会社の皆さんと合流する為に、東武日光駅にやって来ました。
 今回と次回は、その東武日光駅で写した電車たちです。

(1) 東武日光駅を見る前に、ちゃんと国鉄日光駅にもご挨拶したようで、キハ55の二連が写してありました。でも、たったこれだけ!他に何も居なかったのでしょうが、駅本屋くらいは写しておくべきですよね。困った、む~さんです。
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(2) 東武日光駅の半分くらい(・・・かな?)が、写っています。ホームに居る浅草行準急は7330でしょうか、7800でしょうか・・・・。
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(3) こんな電車が来ました。東武の古強者、モハ3210形の3235。車体にはかなり手が入っており、車体の裾の切込みがなくなって、ステップもありませんし、貫通幌(貫通ドアは製造当初からあったようです)も取り付けられて、通風器も原型ではなさそう。二挺の横型碍子の大型パンタグラフは健在。客室ドア間の窓から覗く白いものはクロスシートの背もたれらしい。行き先板(・・・・って言うのかなあ?)が、車体中央の幕板に付けられてるのも、いかにも東武で、ベリーナイスですね。
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(4) (3)とペアを組んでいたクハ250形?のクハ259。巡快速・浅草行のプレートが付いています。相棒のモハ3235に行き先板が付いていないのは、下今市駅で併結でもあったのでしょうか。車体の裾の切込みが、如何にも東武です。
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 東武日光駅で見た電車たち・・・・・次回に続きます。


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コメント 12

manamana

すごすぎる。
こんな個性あふれた電車たちが活躍していたのですね。
by manamana (2008-03-21 21:52) 

じろっち

何日か前、帰宅中に東海道線沿いの道を走っていたら、東上線の甲種回送に会いました。
車体側面にTOBU TOJO LINEと入っていました。
平日の遅い時間帯にもやるんですねえ。
東海道線E233系はデビューしたんでしょうか?
by じろっち (2008-03-21 22:27) 

む〜さん

■ manamana様: 凄いでしょう?!当時の東武には未だチョコレート一色の電車が居たのです。しかも、見方によっては、無骨、スマートさもありませんが、今になって見ると、なかなか味があるでしょう?乗り心地は良くは無さそうですけど。私は、このモハ3210が大好きでして・・・・次回には、もっとカッコ良いモハ3210が出ます。
■ じろっち様: 東武東上線の新車って言うと、あの座席指定特急の50090系かしら・・・・?
東海道本線のE233は、たしか営業に入ってるって聞きましたけれど・・・・(勘違いかもしれません)。
by む〜さん (2008-03-21 22:42) 

しおつ

東武の車両はほとんど撮ったことがありません。
昔はこんないい被写体があったのですね。


by しおつ (2008-03-21 22:54) 

む〜さん

■ しおつ様: 東武さんはスマートさは無かったのですが、電車、電気と蒸気の機関車、貨車と歴史を感じさせる貫禄がありましたね。最近はそうしたカラーが薄くなってきた気がします。しかし、浅草駅のホームに立つと、『旅』を感じますね。
by む〜さん (2008-03-21 23:17) 

quatre-l

浅草まで乗ってみたいですね。
乗り心地は、本当にどんな感じなんでしょうかねぇ。
現代の電車に慣れてしまった身体には衝撃的なんでしょうか、、、。
by quatre-l (2008-03-21 23:33) 

モハメイドペーパー楠居

 モハ3210形はMc-Tc6本がクロスシートに整備されましたが、3235の裾の切れ込みがないのは汽車会社製の特徴で、改造によるものではないようです。
by モハメイドペーパー楠居 (2008-03-21 23:55) 

む〜さん

■ quatre-l様: 東武って言いますと、何となく垢抜けない電車って印象で、あまり熱心に追いかけませんでした。このとき、異常にモハ3210を写しておりますね。その垢抜けないところが気に入ったんでしょう。出現が早すぎた長距離電車だったのでしょう。
■ モハメイドペーパー楠居様: 成る程、汽車会社のものは裾の切れ込みが無かったんですね。有難う御座いました。
 ステップはあったのでしょうから、わたし的には少し軽快感が無いように思えます。
by む〜さん (2008-03-22 00:37) 

TH

3210系、古強者というか貫通路、幌付きになって更に厳つくなって貫禄が付いた感じでしょうか。
汽車会社製のものにもステップは付いていたようです。鉄道ピクトリアルの東武特集のバックナンバーに戦前の写真が掲載されていました。
整備された3210系は当初、準快速用として上半分がクリーム、下半分がブルーの快速塗装だったようですがこの頃は茶色に戻っていたんですね。戦前製の東武の車両はやはり二丁パンタが似合いますね。
私は更新後の正面8000系、側面が2000系の3000系(3050、3070)の最後期しか乗ることが出来ませんでした。
3070系の一部には霜取り用のパンタがついて二丁パンタが一応復活しましたね。
それと浅草行きの列車は7800だと思うのですが、屋根の通風器が国鉄のグローブ型ではないようですので。
by TH (2008-03-22 01:44) 

CEDAR

はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
当方ただいま5●才の鉄道好きです。
トロリー&私鉄は子供の頃から大好きで、む~さんが次々繰り出される昔の電車風景は電車少年だった頃の記憶とジャストフィット!

日光も小学生の頃の林間学校の記憶が蘇りました。軌道線の線路脇の旅館に泊まり、早起きして電車を見に行って朝食に遅れ先生に大目玉を食らったものでした。

これからも楽しみにしています。
by CEDAR (2008-03-22 01:51) 

ファジー

いいですねえ。東武の古豪。
大きなパンタもピッタリです。
ダークグリーンに装ってヘッドライトを2灯にすれば、高野山電鉄の車両に似ているような。
裾の切れ込みも古式にのっとった作法で、ジャンパー線の処理も美しいです。
豪快な吊掛けモーターの音が響き渡るようです。

by ファジー (2008-03-22 19:59) 

む〜さん

■ TH様: 東武は、最初、蒸気機関車が客車を引いてまhしたので、ホームが低く、戦前はみんな、ステップ付きだったようですね。(総武鉄道系は除く)
 無骨な、モハ3210のファミリーは、茶色一色が似合う気が致します。終期には、ベージュとオレンジになって居たようですが、なんだか、しっくりしません。
 7800ですね。当初7330で製造が開始され、のちに7800になったらしいのですが、詳しい事は解りません。
■ CEDAR様: こちらこそよろしく御願い致します。なにしろ、いい歳なんで、無理の効かない体なんですが、頑張っています。
 今回の、東武電車、気に入っていただけたでしょうか?
■ ファジー様: 高野山電鉄のデ101、デニ501ですか・・・・・14mの小兵ながら魅力たっぷりですね。
 東武の場合、なにしろ、凸凹編成の列車が多く、編成美は望めませんでしたが、それが魅力でもありました。形式が多く、とうとう理解できぬまま、今日に至って居ります。
by む〜さん (2008-03-23 00:06) 

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