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#213:東急田園都市線&博物館(下) [お出かけ通信201~250]

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2008年・平成20年8月23日・土曜日・・・・12時丁度、東急田園都市線の宮前平駅で、友人と待ち合わせ、一緒に入った、駅近くのファミレス『COCOS』で、昼食・用件、そして電車話。気が付いたら14時となって居りました。

 此処まで来て、お隣の宮崎台駅にある東急の「電車とバスの博物館」を見学しないで帰るわけには行きません。友人と一緒に見学という事で、宮前平駅の改札を入りました。

 お出かけ通信(213) 

 東急・田園都市線&電車とバスの博物館(下) 

 ・・・・・と、云うわけで、東急の田園都市線・宮前平駅です。

(1) やってきた電車は東京メトロ8000
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 ひと駅乗って、次の宮崎台駅で降ります。


(2) 宮崎台駅の改札を出ると、博物館の案内パネルが・・・・・・。このパネルの脇から博物館に入るのです。
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(3) 券売機で入場券を購入。「100円」です。まだ、この博物館が高津駅の高架下にあった頃、一回入ったことがありますが、そのときは「10円」でした。
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 展示物は、電車、バス、飛行機、等々、東急に関係のあるものが、色々とあります。今回のレポートは、元・玉電のデハ200と、デハ3450(モハ510)の写真中心で書きます。

(4) 名の如く、この博物館、東急の電車・バスの資料展示が中心ですが、一番目立つのは、何と行っても、玉電のデハ200です。車体の色が、私の記憶とは違い、草色というよりも、パステルっぽい緑がかったブルー。照明の灯りの関係で、サイドの部分に、黄色が加わり、本来の色に近く写っています。
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(5) デハ200のお顔の上半分
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(6) 同じく、お顔の下半分
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(7) 車内です。向こう側の車体は、シートが、オリジナルでなく、駅のベンチみたいな仮のシートとなっています。
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(8) 運転台。右側の最前部まで延びた乗客用シートが、素晴らしいですね。天井のファンデリアは円盤で塞がれて居ます。
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(9) こんな、説明文が付いていました。
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(10) 本館を見終えて、別館に移動します。一旦外に出て、横断歩道を渡って別館に行きます。道路から、本館の中が見えています。玉電デハ200も見えます。
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(11) 別館は「イベント館」と云います。入口の真正面に、モハ510(デハ3450)が置いてあります。フェンスが近く、側面も壁が近く、モハ510(デハ3450)の全体像を写す事は、難しそうです。右側の時計は何処かの駅か、車庫の構内に建っていたものでしょう・・・・。
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(12) フェンス越しにモハ510のお顔を写しましたが、35mmレンズでは、一枚では写せません。
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(13) 車内に入れます。運転室です。なにやら、機器が少ないような気も致しますが、良く判りません。
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(14) モハ510の客室内です。電灯のグローブとか、真ん中に立つ掴み棒、ニス塗りの壁面、木の窓枠、懐かしいものばかりです。
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 ・・・・・そんなこんなで、見学を終えまして、外に出ました。まだ、すこし時間もありますので、駅前のドトールコーヒーで、お茶しながらの反省会。17時ごろ、お開きという事になりました。


 宮崎台駅で、友人と別れ、田園都市線の各停で、鷺沼まで、そして急行電車に乗り換えて、長津田まで戻って来ました。 

(15) 長津田駅では先行の各停を追い抜くわけで、その各停が、今日、初めてお目にかかる、東武の30000でした。この3000は、東武の中でも好きな形式。そういうわけで、かなりブレて居りますが、一枚、追加いたします。東武の沿線観光地のラッピング電車でした。
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pen-pc.gif もう、此処まで来れば、家に帰るという用事しかありません。横浜線で町田まで帰ってきたという訳です。町田駅周辺で、寄り道もせず、まっつぐに帰宅いたしました。18時半も近い時刻でした。

coffee.gif では、また次回に・・・・・・・。


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コメント 15

mymeな大家

こんにちは。
デハ200、本当にかわいいです。玉電の昔の写真を見て、204だと何だか涙が出てきます。数奇な運命をたどって子供の頃初めて多摩川園で見た204、「今、どんな気持ちかな?」と。玉電が廃止になって39年ですものね。
モハ510の車内は落ち着きますね~。天井が高くて、扇風機もない。実にシンプルです。これから新造する電車も試しに木目調の内板を使用するなんていうのはいかがでしょう。
では失礼します。
by mymeな大家 (2008-08-26 00:18) 

manamana

正面までシートが延びて特等席付きですね。
思えばそういう電車って、
実は乗ったことがありません。
運転席をコンパクトにして、
残りをお客さんに開放すれば人気が出るのにと思います。
by manamana (2008-08-26 07:33) 

ファジー

デハ200の現存車両すばらしいです。
車内から運転席をみると特異な車両であることがホントよく判ります。
また運転席の大きな庇が特徴のモハ510も必見の車両ですね。
戦前の車両がオリジナルの状態で拝見できるのはとても貴重な存在であるとおもいます。
上京の折には是非訪れてみたいです。
by ファジー (2008-08-26 07:35) 

no

おはようございます。
あー、デハ200、感激ですわー。
は? この色とは違っていたのですか? 知りませんでした。
それにしてもタルゴの部分を含んだ解説図があるとは…。
やはり早く行くべきでした。
モハ510の存在は知りませんでしたが、これはシビレますねえ。
昨日ご案内いただいたルートがやはりそそられますので、近く遠足に出ようと決意いたしました(決意って…笑)。

by no (2008-08-26 08:31) 

む〜さん

■ mymeな大家様: モハ510/デハ3450のニス塗りの室内は気持ちが落ち着きますね。私が初めて関西に行き、阪急電車に触れたとき。室内の木目印刷金属板張り(材質は鉄だったかしら?)だったのには驚きました。いまでも、そうだと思いますし、そうあって欲しいと思っています。確認に、現地まで行きたいものです。
■ manamana様: 大人も子供も、ベストポジションです。今でも、一部の電車、新交通システムとかに、この様な特等席がありますね。最近、遭遇したのは、江ノ電、舎人ライナー、ですが、もともっと、他にもあるはずです。一本待っても座りたいですね。
■ ファジー様: 博物館はこじんまりとして、まとまった展示をされています。2時間もあれば、楽勝で見学できます。急行は停まりませんが、田園都市線で、渋谷から一本ですので、場所も便利です。是非、お立ち寄り下さい。
■ no様: 私の記憶では、玉電の色は、鮮やかな草色と、黄色見の強いクリームなのです。しかし、博物館が、いい加減な色を塗るわけもなく、ちょっと、自信がぐらつきます。
後ろへ引けないので、デハ204も、モハ510も全体像を掴み難いですが、あるだけでも結構と思います。残念なのは、デハ5000です。まあ、長さ半分、足もありませんが、渋谷ハチ公前のデハ5000も、立ち寄ってやってください。
by む〜さん (2008-08-26 09:11) 

む〜さん

■ 管理人から: 東急電車とバスの博物館は・・・・・

① 毎週、月曜日休館
② 平日・土曜日=10:00~17:00、日曜・祝日=9:30~17:00
③ ほかに、年末年始などに、休館日があります。詳しくは、下記(博物館のURL)から、ご確認下さい。
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/west/link/museum.html

by む〜さん (2008-08-26 09:45) 

鈴木光太郎

色は光線や見た人の主観や記憶によっても違うのでむずかしいのでしょうね。
私の記憶では(現在世田谷線を走ってる復活玉電色に比べて)窓回りの緑色の部分はかなり明るい色で黄緑色に近かった気がします。
が、証言する私自身も脳味噌が老化しているし。
博物館が、古い塗色を決める際の研究過程を本なりネットなりで公開してくれるのが、一番いいのですが。
でも東急博物館は(最近多い昭和風薄暗い博物館に比べ)、館内が明るく見え、色彩識別の為に良いと思います。
http://pedalmafiablog.livedoor.biz/archives/cat_10011887.html
http://image.blog.livedoor.jp/pedalmafia/imgs/4/d/4d57a38e.jpg
↑、玉電204型のカラー写真がありました。車体下部の汚れがひどいですね。奥にはチラリと246を走る都営バスが。

by 鈴木光太郎 (2008-08-26 12:46) 

む〜さん

■ 鈴木光太郎様: 濃い目の黄緑ですね。退色とかありますし(極端なのは中央線のオレンジ)、フィルムも信用できない面もあります。うまく表現できないのですが、見たときに『これは違う!』と思いました。色の記憶は難しいと聞きますが・・・・・。
お教え下さった、URLの玉電204は、私のモニターで見る限り、近いと思います。
by む〜さん (2008-08-26 13:34) 

なにわ

>鈴木光太郎さん
リンク先の玉電、こりゃ、ピクの69年3月号の表紙じゃないでしょうか。
渋谷も再開発ですか。上京した際、中古アナログ盤をあさりに渋谷へ行き、205系の通過音を聞きながら漁ったことを思い出します。で、結局なかったのですが。
by なにわ (2008-08-26 20:33) 

なにわ

追加です。この輪切り電車は3456(元517)ですが、当時なら速度計もなかったのではないでしょうか。マスコンとブレーキ、圧力計ぐらいでしょうか。
by なにわ (2008-08-26 20:37) 

じろっち

昔の電車には今ほど電子制御が無かったから、機材が少ないんでしょうね。
運転席まで伸びた客席は、安全を今ほど重視していなかった時代の現われですね。
by じろっち (2008-08-26 21:11) 

鈴木光太郎

>なにわ様
そうだったんですか。ご指摘ありがとう御座います。
鉄道実物雑誌はほとんど読んでないので、迂闊でした。
当該ブログ作者が写した写真と思い込んでいたのですが、そうでないとしたらハテサテ?ですね。
>むーさん様
妙な書き込みしてしまって申し訳ありません。
by 鈴木光太郎 (2008-08-26 21:15) 

のりさん

電鉄会社がこういうはくぶつかんを持つのは、とても大切なことだと思いますが、実際には、ほとんど無いのが現状ですね。素晴らしいです。ぜひとも先例に倣って、各社作って欲しいですね。
玉電の200は、最前部まで座席があったのですね。510の運転席のイスは、まるで自転車のようです。昔の電車は、みな運転席が極端に狭かったようですね。保存されている大阪市営地下鉄の100型も、恐ろしいほどに窮屈です。運転についての作業環境などあまり考慮しない時代だったのでしょうか。
by のりさん (2008-08-26 21:16) 

ぽんた

二子玉川園!
懐かしいです~!
幼い頃よく遊びに行って、スリラーカーで号泣した記憶があります。
入場券もカワイイですね~♪
by ぽんた (2008-08-26 21:45) 

む〜さん

■ なにわ様、鈴木光太郎様: 件のデハ204の写真は、ピクの表紙でしたか・・・・。実は、お隣に並んでいるデハ203の白黒写真は、私のホームページに出してある、1961年撮影のもののように思われます。
私が鉄道趣味誌を定期的に買わなくなって、もう何十年、専ら立ち読み専門になってしまいました。なにしろ、金額もかさむし、置き場がありません。
昔の電車には、速度計はなかったですね。湘南電車辺りからではなかったかなあ・・・・。
■ じろっち様: たしかに、前頭部の強化を言われる昨今、最前部まで、客席があるのは、問題かもしれません。現代はそういう世の中なのでしょう。昔は、少年たちの憧れの座席でした。鉄道ファンでも何でもない普通の少年が、窓全開で、風を浴びながら進行方向を見つめていたものです。
■ のりさん様: そうなのです。貴重なデハ5000のトップナンバーを輪切りにしちゃったなんて、言ってますが、狭いながらも立派な博物館を作ったのは、評価される業績だと思います。
小田急さんも、ホームページ上にバーチャル博物館を作ってますが、やっぱり実物で、やって欲しいんです。
運転室の居住性が上がってきたのは、近年になってからですね。たしかに、昔のは狭かったですね。
■ ぽんた様: 入場券の『うさぎさん』は可愛いですよね。どうやら、この博物館のキャラクターみたいです。二子玉川園のコースターは、都内で後楽園に続いて出来たもののような記憶があります。フライングコースターと名付けられてました。
by む〜さん (2008-08-27 00:27) 

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