#353:富士急:一寸だけ(下) [お出かけ通信351~400]
富士吉田市の富士急行のお話は、本日が最終回です。前号でお話した、河口湖駅、その明るく広い駅前広場に、富士急行の開業当時の電車が復元されて、置かれて居りました。今回は、その電車「モ1」の写真集です。
■■■ お出かけ通信(353) ■■■
■■■ 富士急:ちょっとだけ・・・(下) ■■■
2009年12月12日、富士急行の河口湖駅。広場の真ん中に置かれた電車。
(1) 昭和初期の堅実なデザイン、お臍ライトも素敵ですね。最初は二挺パンタだったそうです。(8)の図面参照。
(2) 斜め前から狙ってみました。
(3) 真ん前から・・・・・・。
(4) 反対側に回ると、ホームみたいなものもあります。赤の矢印の先辺り、説明板と「富士山麓電気鉄道」の文字があります。
(5) 社名の歴史は知りませんが、私が子供のときは、富士山麓電鉄と呼んで居りました。ネットで調べれば、割と簡単にわかりそうですが、今日のところは不精をきめ込んでしまいます。ごめんなさい。
(6) 親切な説明板。
(7) 説明板の左上部分を拡大。
(8) 竣工図です。
(9) 車体サイドにある社章。
(10) 台車は、Wikiの記述に拠りますと、東急デハ3450形のものだそうな・・・・・。
(11) 窓枠上部のRがお洒落です。
(12) ドアは、勿論、開きませんが、ドア硝子にオデコを寄せると、こんな感じに車内が見えました。
(13) 横顔をご覧下さい。
富士急行の展示車輌、モ1をご覧頂ききました。また次回、お目にかかりましょう!
仲間は結構いたはずですが、改番や片運転台改造をされたのもいました。
二等合造車に改造されたのってこの仲間でしたっけ。
by なにわ (2009-12-17 00:12)
■■ なにわ様:
全部で8両でしたっけ?車体延長とか、その後の増備もあったらしく、富士山麓電鉄の代表的電車といっていいのでしょうか?近くの割りに、訪問回数も非常に少なく、研究も全くしていません。
元国鉄モハ14が居た頃、マジメに写しに来て居ればよかったです。私はいつも反省が遅くて困ります。
たしか、昔、鉄道雑誌で二等車があったような記事を読んだことがあります。
あ、そうそう、フジサン特急って全車『ロ』なんですね。
by む〜さん (2009-12-17 00:36)
貴重な電車が故郷で大切に保存されて、
良かったですね。
木の床、木の壁、緑の椅子、
懐かしさあふれる雰囲気です。
by manamana (2009-12-17 06:25)
■■ manamana様:
広いオープン空間に置かれたモ1は鑑賞しやすく、撮影もしやすい、しかも親しみやすいので良いなあと思ったのですが、逆に長期の保存には適しているとは言い難いですね。この程度の電車でしたら、せめて細めの鉄骨に布製の屋根で良いかなあと思いました。・・・・が、考えてみると、このあたり、雪が降りそうだなあとも思いましたので、感嘆には行きそうもありません。
by む〜さん (2009-12-17 06:43)
上毛電鉄では、この電車と同世代の電車の貸切1往復を9万円で受けてくれるそうですよ。
さいきん旧車の貸切運転が多いですね。
相模線でも気動車の貸切運転とか、やれば良いのにな。
by じろっち (2009-12-18 21:49)