#402:小田急&江ノ電(中)江ノ電編 [お出かけ通信401~450]
2010年5月10日・月曜日、朝から午後まで、小田急江ノ島線経由で、藤沢から江ノ電を二時間半ほどですが、楽しんで参りました。前回の小田急編に続き、今回は江ノ電編です。京都の嵐電と姉妹提携で嵐電カラーの「嵐電号」が走っていると言う。ソレを見たい!
■■■ お出かけ通信(402) ■■■
■■■ 小田急&江ノ電(中)江ノ電編 ■■■
階段を上り歩道橋を渡って江ノ電の藤沢駅に入ったのは10時15分頃でありました。
(1) フリー切符を改札機に通してホームに入ります。入ってきたのは、305-355+2002+2052でした。この先頭車2052に乗って長谷駅まで行きます。
車内は混んではいませんでした。座席に座ってぼんやり窓の外の風景を眺めているうちに長谷駅着。降りて改札を出て、踏切で電車を撮る事に・・・・・。
(2) やってきた鎌倉行きは、お目当ての「叡電イメージ塗装車」で、しかも、希少価値の300形が向こうから来ます。
嵐電塗装車は1502-1552で、向こう側にはおやつはカールのおじさん塗装車2003-2053です。
(3) 1502にはヘッドマークが付いて居ります。
(4) ヘッドマークつきの電車が並びました。305のヘッドマークは「100th Anniversary 全線開通100周年」。
(5) 藤沢行きホームで電車を待っていると、鎌倉行の電車が来ました。レトロ風の電車です。私はこういう行き方をあまり好みませんが、これで、お客さんが増えてくれ、喜んでくれれば、それはそれで、いい事なのでしょう。
長谷駅は踏切から抜け出しちゃうヒトが多かったのか「プラスティック製のトゲトゲ」が生えておりました。踏切の向こうの食堂のかまくら丼が少々気になります。
(6) これがレトロ風電車の50+10です。ダブルルーフはエアコン機器カバーなのでしょう。
(7) やってきた藤沢行き電車は嵐電号でした。車内は別段違った感じはありませんでしたが、注意力不足だったのかもしれません。先頭部分に席がありましたので座りました。電車は極楽寺の隧道に向かっています。
(8) 七里ヶ浜駅で降りて、江ノ島方向に一寸歩きます。このあたり、道路と線路の境界に柵がなく、昔の江ノ電を彷彿とさせます。鎌倉行きの電車が来ました・・・・552-502+1051-1001です。
(9) (8)の電車を後から・・・・・1001。
(10) この通りは結構、通行人が多いし、クルマも来ます。左側は、直ぐに134号線が平行し、海・・・・・・向こうの森は、小動岬の森。やって来る電車は1251、道を行く人を入れて写してみました。電線が飛んじゃうのは、カメラの所為か、腕前の所為かわかりません。腕の所為であって欲しいけど・・・・もっと、研究してみましょう。
(11) (10)の1251・・・・編成は、1251-1201+61-21です。
江ノ電は単線ですが交換施設ごとに交換するので、待つ暇もなく、次の電車が来ます。座るところもないので、そろそろ腰が痛くなってきました。切り上げて七里ガ浜駅に戻って、藤沢行き電車に乗ります。お昼になり、お腹も空いています。江ノ島駅で降りて、お昼ご飯にしましょう。
(12) 何時も入る「からや本舗」ってお店で「豚キムチ丼」を注文する。これに胡麻の入ったお味噌汁が付いて730円。美味い!辛い!・・・・で、満腹。
食事を終えて店を出ると目の前に湘南モノレールの湘南江の島駅のビルが聳えています。乗ろうかなあ・・・と、思ったものの、何と無く足は江ノ電の江ノ島駅に向かっていました。
(13) さて、江ノ電の江ノ島駅です。時刻は12時半になっていました。フリーパスを改札機に通してホームに入る。前回、気付かなかっただけかもしれませんが、待合室が出来たり、小さな庭園が出来ていたり、一寸雰囲気が変わっていました。
鎌倉行きの501が先着して藤沢行きを待ちます。入ってきたのは、今日、最初に乗った編成「305-355+2002-2052」です。305に乗ることにして、ホームを小走りに先頭車まで移動。
(14) 305の床は木の板張りです。
(15) 12時45分頃だったかな・・・・藤沢駅に到着しました。乗ってきた電車を写し、改札を出ました。
この後は、前回書きました様に、小田急は8000の快速急行で帰って来ました。
次回は、このシリーズの最終回、ちょっと趣向を変えて書こうと思っています。お楽しみに!
あえてレトロと名前が付いた電車が、
他と比べて浮いた感じがしますが、
一般の人が喜んでもらえるなら、客寄せパンダも必要でしょう。
どの電車も窓が大きくて、風光明媚な車窓を楽しめますね。
最近、江ノ電に乗りたくて乗りたくてたまりません。
by manamana (2010-05-13 08:10)
■■ manamana様:
ま、それで収入増になるのなら仕方がないと思います。江ノ電、熊本市電、東京都電、他にもかなりありますね。
江ノ電、乗りに来てください。東京は新宿からロマンスカーで片瀬江ノ島、そこから江ノ電は如何でしょう?ついでにモノレール。逗子に行けば、京浜急行・新逗子駅から、もうじき(5/6~)空港雪直通急行が走り出します。
by む〜さん (2010-05-13 08:38)
江の電、もう何年も乗っていません。
最近はこんななんですね。
僕の中のイメージが‥うらしまたろう状態。
レトロ風のも奇麗で静かそうで、
ちょっと寂しく思います。
窓全開で潮風受けながら、
海側の景色を楽しむなんて、もう出来ないのかな?
なんか複雑。。
by K♂chan (2010-05-13 09:21)
■■ K♂chan様:
電車に乗って鎌倉寺社観光、海を眺めて、由比ガ浜の江ノ電保存車107を見る。この電車、潮風に吹かれて、何時までもつでしょう?江ノ島も良いし。モノレールに寄り道もよし。休日の一日、たまには、こちら方面に、お出かけになるのも良いと思います。鎌倉高校前あたりの海の眺めも大変結構ですし。
一寸目を離していると、大きく変わりますね。江ノ電も1959年は、こんなでした。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link148a.html
それが、あっという間に、シンプルカテナリー架線、パンタ集電の立派な電鉄と化してしまいました。いまや、時代の要請とは言え、オールエアコンですもの・・・・。このさき、如何変わって行くか判りませんし・・・・。
by む〜さん (2010-05-13 10:02)
この色でよかったですよ、塗り替え中の色なら、薄紫になっちゃうんですから。
by なにわ (2010-05-13 16:21)
■■ なにわ様:
嵐電の新塗色・・・・全然知りませんでした。探してみたら、ありました!613が『スミレ色の一色』になっている写真。う~む、私には、まだ慣れてない所為か、何だか付いてゆけない感じです。
『京紫色』って名づけてますね。
http://randen.keifuku.co.jp/news/2010/03/100color.html
やがては、この色にも慣れて、いい色だなあ~、って言う日が来るのでしょうね。・・・・と、考え込んでしまう私なのです。
by む〜さん (2010-05-13 17:41)
JRのフリーきっぷは、モノレールと江ノ電にも乗れますね。
3月に乗ったときは、平日だったので、七里ガ浜で降り鎌倉高校前まで海沿いを歩きました。また今度平日の休みがあるときは、行こうかな?って思ってます。
by たらこっち (2010-05-13 20:45)
100周年ですか。
嵐電と姉妹提携したんですね。
スールかぁ~(オタク話ですみません)
江ノ島駅に庭園ですか??
それは知りませんでした。
出撃しなくては!
by ぽんた (2010-05-13 20:47)
こんにちは。
江ノ電、行こうと思えばすぐに行かれるのに、何年乗っていないでしょう。305はまだ現役でがんばっているんですね。まだ木製の床板でびっくりです。江ノ電は釣り掛け電車がどのくらい残っているのでしょうか。
嵐電カラー、なかなか似合いますね。嵐電のHPにも江ノ電カラーが書かれていました。でも嵐電のカラーが薄紫になるのは、私もちょっと・・・と言う気がします。
では、失礼します。
by mymeな大家 (2010-05-13 21:14)
■■ たらこっち様:
家を出て一時間も掛からないのですが何時でも行けると思っていると中々行けないものです。
鎌倉高校前あたりの道路は自動車も多く、写真は撮りにくそうだと一度も写した事がありません。浜辺を歩くのも一興かと思うのですが・・・・・。
■■ ぽんた様:
嵐電と姉妹提携・・・・たしかに「古都・路面区間・小型車」共通項は沢山ありますね。
スール・・・・・?(判らなくってすみません)
江ノ島駅の庭園・・・・というか花壇と言うか・・・・。
■■ mymeな大家様:
305の木の床は、今回見たところでは、油を引いてあるように見えませんでした。昔の木の床って黒っぽく油で半濡れ状態でした。交流電動機となって、床の点検蓋がなくなりましたね。この305の上げ蓋、なんだか珍しいものを見るような気がしてしまいました。
嵐電の京紫・・・・なにわ様のコメントで知って仰天しました。
by む〜さん (2010-05-13 21:40)
藤沢駅が高架になった時、「駅出来たけど、この坂登れんのか疑惑」が発生したそうです。
実際問題なく登れたんですが、登れなかったら、どうしたんでしょうね?
by じろっち (2010-05-13 22:19)
■■ じろっち様:
言われてみれば江ノ電には勾配区間って目立ちませんね。藤沢駅への上り勾配は、千分の35だそうですが、ま、登れてよかったですね。
藤沢駅の構内は広くて線路も多く、いかにもターミナルって感じでした。現在は、線路が一本突っ込んでるだけですが。
by む〜さん (2010-05-13 22:59)
(6)のレトロ風電車・・・先頭はパンタグラフを上げていないですね。最近の江ノ電は日中も4両運転が多いので分割した後もパンタグラフを片側は畳んだままなんでしょうかね?
(10)のお写真、映画やTVドラマの1シーンのようですね!!
電線が消えてしまうのは致しかたないかと・・・画面下の電車や人にピントを合わせると上の空は明るすぎて白飛びしてしまいますし、かといって空に露出を合わせれば画面下の人や電車が暗くなってしまいますし・・・って書いていて間違っていないかチョッと不安な私(汗)
PS:京都の江ノ電カラーは300の塗装より500の塗装ですね。
by TH (2010-05-14 00:00)
む〜さん、
団子4兄弟がうけました。
(^o^)
そうですね、僕にとっての江の電は
すぐ乗りに行ける「ちんちん電車」でした。
(13)の501の側面は、まるで通勤電車ですね。
まぁ、これはこれで。。
近いうちに行ってみたいと思います。
by K♂chan (2010-05-14 08:36)
■■ TH様:
写真(6)・・・・・そうですね、昔のデータを見て見たのですが、1ユニットで写ってるのが見付かりませんでした。この日は1ユニットで走ってたのは、この電車だけでしたので、今回は他編成の確認が出来ませんでした。まあ、1挺で足りるのでしょうから、上げてないのでしょうか・・・。
写真(10)・・・・・ここは、結構、人も車も通ります。電車とシンクロするときが多いので、開き直っちゃって、人物も入れるようにしました。そうやって、なるたけ、空を重点の露出で架線をくっきり出そうとすると、加工段階で、フラット気味になってしまうのです。快晴のコンディションだと良いのですが・・・・こんな時、大きな撮像素子のカメラもあったらいいなと、思ったりします。
PS: それにしても、嵐電の新カラー、最近の京都人のセンスなのでしょうか・・・・・だとしたら仕方ないけれど、考え込んでしまいます。
■■ K♂chan様:
HP、ご覧くださったんですね。有難う御座居ます。あの歌がはやってた頃作ったページかもしれません。
是非、乗りに行って下さい。入梅前がよろしいかと・・・・・。一日掛ける価値ありですよ。快速急行で、直ぐに藤沢に着いてしまいます。
それにしても、ポール集電時代、初代500が出てきたときは、あまりに斬新な姿に驚いたものです。
by む〜さん (2010-05-14 08:52)
江ノ電藤沢駅の地上時代はホントにターミナルという感じでしたね。
でも、あの狭いエリアに国鉄・小田急・江ノ電・そしてバスと踏切じゃあ収集つかないから、仕方なく立体にしたんでしょうね。
藤沢駅北口にはビックカメラがありますが、さいきんヤマダ電機がヨドバシ・ビックの店舗のある場所に対抗店を出すと言っているので、さいか屋が買収されるかもしれませんよ!
そうなったら、混むだろうなあ。
今日は上大岡店が開店しました。(元三越)
by じろっち (2010-05-14 22:27)
■■ じろっち様:
藤沢駅周辺も量販店ラッシュですか・・・・町田もそうですよ。こんな事やってていいのでしょうか?いっときは良いかもしれませんが将来、なんだか不安だなあ・・・・。
by む〜さん (2010-05-14 22:41)
ウ~ン!!!!・・・京福の京紫って・・・この新塗装の電車が太秦辺りの併用軌道を走っていたら・・・電車が浮いてしまいそうな気がするんですけど・・・(汗)
初め、広告塗装かと思いましたよ。
嘗て、京都駅ビル建替えの時、景観論争がありましたけどこれは如何なんでしょう?
江ノ電はレトロ風止まりでいてほしいですね!!
私の方は相変わらずの京急でして・・・ダイヤ改正前最後の平日でしたが私は公休なのでお出かけしてきました。
1000形の動向も気になります、今回は時刻表片手に運用を把握しての撮影行をしてきました。(普段はここまでしないんですけどね)
目立つのは電車内でしきりに車掌さんがダイヤ改正の案内放送をしていて特に件の「新エアポート快特」の案内をしていました。
車内の停車駅案内も一部の電車は新しい物に変わっていて羽田空港と天空橋の間にスペースがあり10月の国際線ターミナル駅開業時にはシールで対応するんだろうなと思いながら眺めてきました。
オッとその前に7月の成田スカイアクセスの開業がありましたね!!
by TH (2010-05-15 00:20)
■■ TH様:
京都市民でもなく、遠隔地の部外者の私が言うのは何ですが、どうも馴染めない色です。平安京が出来た頃の色彩感覚の復元なのでしょうか?如何も、よく判りません。地元の普通の方々の反応は如何なのでしょうね。
江ノ電の現在の標準色・・・500のが多分、そうなのでしょうが、私は気に入って居ます。
京浜急行は明日、ダイヤ改正ですね。新逗子~羽田空港のエアポート急行に期待しています。なにしろ、横浜線東神奈川駅接続の仲木戸駅に停まります。何時、見に行こうかと嬉しい思案をしています。それにつけても、東神奈川~仲木戸のペデストリアンデッキに屋根が欲しいです。大きな旅行鞄を引っ張って、傘さして歩くのは少々困りモノですから。
スカイアクセス、いよいよですね。まだ、乗っていないE259と二股掛けて、試乗に行くのが、今から、楽しみです。
by む〜さん (2010-05-15 05:55)
先日TVで見たのですが、江ノ電、最近利用客の増加で、重連運転があたりまえになったそうですね。喜ばしいことですが、収まりきらない駅があり、そこではドアカットを行っているとか。昔の阪急京都線「西院・大宮」を思い出しました。
嵐電とのコラボ、なかなか素敵な企画ですね。阪堺でも都電とのコラボで、都電に旧南海軌道線色・阪堺に旧都電色の電車が走るそうです。路面電車事業者がタッグマッチを組み始めたようで、楽しいですね。
by のり (2010-05-15 07:53)
江ノ電、ご無沙汰していますね。一つの理由にはレトロ電車が嫌いなのと、架線や線路が(私に言わせれば)意味無く立派になりすぎたことですね。あのスピードならばヨーロッパのLRTのように直接吊でいいと思うのに、標準化とか色々理由はあるのでしょうが・・
(8)~(11)の場所には思い出があります。学生時代に、当時の彼女と鎌倉デート、此処を歩いている時に電車と彼女を入れて写真を撮り、現像が上がったらどう見ても電車がメインになってしまい、彼女が激怒した・・・鉄好きの悲しい性ですね。
by Cedar (2010-05-15 09:08)
■■ のり様:
ドアの開かないのは、腰越駅で鎌倉向きの一両が踏切に掛かり、その車輌はドアが開きません。関東でも、他に東急大井町線九品仏、京王井の頭線の神泉(今も開かないかどうか未確認)とか、例はあります。
嵐電との衣裳交換、愉快ですね。それにしても、京紫は私の色彩感覚を超えます。
都電と阪堺も期待して居り、乗りに行こうと思っています。これで、少なくとも一人、乗客が増えます。
■■ Cedar様:
あの架線柱とカテナリーで私は1500Vになってるのかと思い込んでおりましたが、600Vなんですね。関東地方の各電鉄会社の架線柱がテーパーの無い太い 柱になったのは、『耐震性』かなあと思っています。なにしろ、来ない筈のない、こなければおかしい、大地震ですから・・・。景観からいえば、古いレールを接合した柱に、単線の架線が似合うような気がしますね。ただ、軌道はガッチリしたのが乗り心地の関係で良い様な気もします。
デートと言えば銚子電鉄に行った事がありましたっけ・・・・・50年も昔の古いお話です。二十歳をちょと過ぎた、若き彼と彼女も、完璧なお爺さん、お婆さんになりました。(笑)(笑)。
by む〜さん (2010-05-15 21:39)
いつまでも懐かしさの漂う江ノ電。
いいですねぇ。
このあたりの昭和51年に撮った写真があります。
少しは変わってしまったようですが、それでも「懐かしい」です。
http://www.fuvic.com/photo/enoden8.html
by quatre-l (2010-05-16 16:50)
■■ quatre-l様:
まだまだ、昔の面影がある場所は多いですね。あの道路沿いの道も、昔ながらのお店も減って、ガードレール付きになったところもあるのですが、いい雰囲気は昔のままです。今の私みたいに、ちょこっと行って、直ぐ帰っちゃうのではなく、一日掛けて行く価値のあるのが、今の江ノ電ですね。
by む〜さん (2010-05-17 06:38)