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#427:箱根湯本経由御殿場線(6終) [お出かけ通信401~450]

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pencil-red.gif ・・・・・2010.6.29~30に二日間、神奈川県西丹沢中川温泉に行きました。往復の鉄道関係の写真を並べてきましたが、今回が、その最終回です。

■■■ お出かけ通信(427) ■■■

■■■ 箱根湯本経由御殿場線(6終) ■■■

pencil-red.gif 御殿場線の松田駅を15時14分に発車した313系の三連に乗って、蒸気機関車の煙に包まれていた時代のある山北駅を眺め、酒匂川を三回渡り、幾つもの隧道を抜け・・・・鉄道唱歌の「いでてはくぐるトンネルの 前後は山北 小山駅 今もわすれぬ鉄橋の 下ゆく水のおもしろさ」の世界を通って、15時28分谷峨駅に到着しました。

(1) 15:28 谷峨駅のホームに降り立ちました。これが、乗ってきた313系電車
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(2) 反対側、国府津方面行きのホームにも電車が来ます。ここで、交換するのです。昔はよく見かけた、ホーム中頃にある小さな踏切に遮断機が付いています。取り付けの方式が面白い。駅員さんが配置されていないのですから、踏切階段の鉄板の揚げ蓋は開きっぱなしです。
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(3) 15:29 国府津行(右)の出発です。
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(4) 15:55 (3)の次の国府津行電車です。交換はありません。
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(5) (4)の313の横顔
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(6) ホームに掲げられている、ワンマンカーの取説。結構、分かりやすい!
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(7) 16:07 沼津行がきました。ここで、特急と交換です。
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(8) 新宿行特急あさぎり4号の371がやってきました。
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(9) あさぎり4号が通過してゆきます。
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pencil-red.gif ここ、谷峨駅から車で、約10km、西丹沢の山々に抱かれたような、中川温泉。奇麗な温泉宿に一泊したのです。

(10) その夜のご馳走!鹿の刺身もでました・・・・・。
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pencil-red.gif 一夜明けて2010年6月30日・水曜日・・・・・4時過ぎに目が覚めてしまい眠れません。窓を開けてみると、明けてくる山と雲が綺麗。カメラを引っ張り出して、撮影。

(11) 小鳥の声も聞こえて、山の朝は大変気分がよろしい。
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(12) 朝食です。
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pencil-red.gif 帰りは、谷峨の駅から10時45分発の国府津行に乗って・・・・・。 

(13) 10:45 国府津行電車が来ました。ワンマンカーのはずなのに車掌さんが乗っておりました。
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pencil-red.gif 松田駅に到着し、改札を出て道路を渡っての小田急への乗り換えです。雨の日など、大変な事だと思われます。小田急の新松田駅で何やらアナウンス。どうやらダイヤが乱れているみたいです。

(14) 11:09 新宿方面行のホームに階段を降りてゆくと小田原方面から新松田までの電車が着いたところでした。箱根湯本駅~小田原駅~新松田駅間専用の登山電車イメージの赤い電車1000の4連です。
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(15) 11:10 快速急行の海老名行が入ってきました。4000です。人身事故で海老名までしか行かないとのこと。まあ、これに乗って行けば、厚木から相模線で橋本を廻ってもいいし、海老名から相模鉄道で大和を廻ってもいいし・・・・。と言う事で、乗りました。電車は空いていて、座って海老名まで。
 そして、海老名到着直前で、この電車はこのまま、快速急行新宿行になるとの事。そのまま、なんの滞りも無く、町田まで帰って来られました。
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coffee.gif 12時ちょっと過ぎに、家に帰り着きまして、それから簡単な昼食。
 いや~、中々の二日間でありました。

 二日間の小旅行でしたが、長々と6回にわたって書いてしまいましたが、これで、最終回です。
 次回からは、また、別の話題で行きますので、このブログ「お出かけ通信:blog版」、また、覗きに来て下さいね。


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サッシの父

昨年の夏休みに中川温泉に行く計画を立て、旅館の予約まで
したのですが、直前になって息子(サッシ)が夏風邪を引いて
しまい、行くことができませんでした。
山の風景、綺麗ですね。これを見ると「今度こそは」という気に
なります。
ところで、温泉はいかがでした?
by サッシの父 (2010-07-08 23:17) 

む〜さん

■■ サッシの父様:
 残念でしたね。良い所ですので、お出掛け下さい。
 肝心の温泉について書きませんでしたね。単純泉で、美人の湯と看板がありましたっけ。男性なら、今風に言えばイケメンになれるのかしら・・・・でも、私はすでに手遅れで(笑)。
 更に奥の方に「箒杉」なる樹齢2000年とかの杉の大樹があるとの事。
 御殿場線は乗る価値ある線区ですね。車窓風景は中々です。
by む〜さん (2010-07-09 05:38) 

manamana

単線のローカル線に、都心へ向かう特急が現れると、
すごい貫禄がありますね。
温泉もいいですね。
by manamana (2010-07-09 06:03) 

む〜さん

■■ manamana様:
 小田急沿線も近年は住宅が増え相模川ちかくまで田園風景は見られなくなって来ました。渋沢のトンネルを抜けると、いきなり風景が変わります。御殿場線に入るとなお更です。大昔の東海道本線の名残の使われなくなった隧道もあって、栄枯衰勢なんて言葉が浮かんだりしまs。
 そんな御殿場線から東京直通、しかも小田急経由ってのが良いとおもいます。直通の利用率はデータは持ってませんがあまり高く無さそうで、いまの特急車両の寿命とともに、長年の電灯のある直通列車が、消えちゃうのではないかと危惧して居ります。
by む〜さん (2010-07-09 07:58) 

TH

御殿場線、良いですねぇ。神奈川県民ながら未だ御殿場線に乗る機会に恵まれません。国府津や沼津で371系が停車しているのを見るばかりです。

371系は211系等よりFRPの白い部分が多いので当初「鈴木その子」なんて渾名がついたらしいです。

私の祖母が御殿場線経由時代の超特急「つばめ」の食堂車のメニューを持っていました。ポケット時刻表サイズで表は確か富士山と蒸気機関車のイラスト(デフレクターにちゃんと燕マークがありました)、裏は時刻表になっていました。
祖母も他界して今は行方不明なんですが・・・
by TH (2010-07-09 17:20) 

ぽんた

ワンマンカーの取説、大変勉強になりました。
自分でドアを開けるとは知りませんでした。
ボタンを押すとはいえ、電車のボディに触れることができるなんて
ドキドキですね。
鹿のお刺身が圧巻ですね!

by ぽんた (2010-07-09 21:01) 

じろっち

今日の神奈川新聞に、南足柄市長候補が、当選後小田原市との合併を提案すると書いてありました。

この提案が通りかは知りませんが、西丹沢経済はかなりヤバイらしいです。
おそらく、足柄上郡も巻き込んだ合併になると思います。

相模原市と小田原市が隣り合わせになる、そんな日が来るのかもしれませんね。
by じろっち (2010-07-09 21:09) 

津沢

む~さん様  津沢です
箱根湯本経由御殿場線シリーズ、楽しませていただきました。

谷峨駅:小田急RSEとJR東海371系がこの駅で行き違うシーンのポスターを、1990年代によく見かけたような気がします。
ホーム上の遮断機はアイディアですね。

ご馳走:鹿の刺身、美味しそう!
朝食は、干物、納豆、ヒジキでしょうか。

写真(13) ~(15) :JR東海313系の白、小田急1000系の赤、小田急4000系の青、併せてトリコロールですね。

時間あまり無かったので、断片的な感想になりました。
次回以降も、楽しみにしております。

by 津沢 (2010-07-09 23:31) 

じろっち

御殿場線は松田~沼津で特急の普通追い抜きは有るんでしょうか?

運転本数が少ないから、特急に追いつかれる設定は無いかな?

ダイヤが大幅に乱れた場合は、特急は松田発着に変更ですかねえ?

旧いレール・レールのあった跡は、追い抜き線路だった可能性もありますね。
by じろっち (2010-07-10 05:16) 

む〜さん

■■ TH様:
 御殿場線・・・・いいですよ~、是非一日使って乗って欲しいです。東海道本線は国府津から急に海岸に平行な路線から右折して、酒匂川に沿って山裾を遡ります。山北から後補機がつき、トンネル鉄橋、機関車と機関車が前牽き後押し・・・そんな童謡がありました・・・御殿場手前が頂上で、あとは黄瀬川にそって三島へ下ってゆきます。いずれも千分の25勾配。スイッチバックの遺跡もあって、先人の苦労が偲ばれます。元東海道本線ですから複線跡も残っています。
 真っ白な顔ですから美白さん・・・成る程、分かる気も致しますね。銀座に巨大な広告看板がビルの屋上に掲げられていましたが、いまでもあるかなあ・・・・。
 時代は一つズレますが、私も家中ひっくり返すと、新婚旅行の帰りに乗った宇野~東京の特急富士の食堂車のパンフレットが出てくるはずなんですが・・・・家内とチキンカツ&ライスを食べましたっけ・・・・。
 JR東海には、『雰囲気の似たデザインの合成樹脂前頭部』をもった電車が多いですね。結構、好きだったりしていますが、『その子さん』への連想は無かったなあ・・・・言われてみれば言い得て妙!大当たりかもしれません。
■■ ぽんた様:
 実際、取扱説明書が無いとホームの何処で待って居ればいいのか分かりません。私も、一緒にホームで待っていた小母様方もマゴマゴしてしまいました。
 う~ん、こういう機会がないと中々鹿のお肉を口にすることはありませんね。
■■ じろっち様:
 市町村合併で意外に感じる事が起こりますね。相模原市の大合併・指定都市化で、山梨県上野原市とくっついちゃった。そして、先般訪問した大井川鉄道の奥、井川ダムが静岡市葵区、もっともっと奥の、南アルプスの間ノ岳も農鳥岳も静岡市葵区で、山梨県と半分こになっていて、もう吃驚です。
 ダイヤの乱れたときの運行についてはまるっきり分かりませんが、特急あさぎり号は、時刻表を一寸見ましたら、確か、あさぎり1号が御殿場で各停を抜くように思えます。
 本線級のちょっと大きめの駅は、ホーム二本で三線、場合によってはもう一本あって、確定追い抜き、貨物の退避などに使っていました。松田の場合は、酒匂川の砂利積み出しの施設もあったようで、『らしい遺跡』も見えます。
■■ 津沢様:
 ホーム上の踏切遮断機はケッサクですね。成る程!と納得する配置ですね。
 朝のお食事は、「普通の朝ご飯」って感じでした。ヒジキはお好きですか?我が家では、パートナーさんがよく煮てくれます。これは、美味い。二人とも、細かいのより、大き目のヒジキが好きで、竹輪などの練り物、人参、蒟蒻、その他いろいろ入って賑やかです。
 え~っ!!最後の三枚の画像、色まで考えも付きませんでした。言われて吃驚、偶然の一致。
 外務省のHPに国旗のページがあり眺めていると楽しいですね。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/kokki/
 この三色旗、色味と並べ方違いで、オランダ、フランス、ロシア、ルクセンブルク・・・・配置・形状・+アルファで、もっともっとあって、途中で調べるのをやめたくらいです。
 今後とも、よろしくお願いします。
by む〜さん (2010-07-10 10:03) 

のり

お疲れ様でした。小旅行とおっしゃいましたが、本当に素敵な「旅」だったと推察申し上げます。ローカル線の雰囲気、たまりませんねぇ。わたしもふらりと出かけてみたくなってしまいました。
国旗、調べてみますと色々と経緯もあって誠に興味深いですね。北欧の十字架の国旗もなかなかの味わいです。かつてどなたかが、「私は、フィンランドの国旗が世界で一番美しいと感じています」とおっしゃっていたのを思い出しました。雪と氷をイメージさせる白地に水色の十字。そういえばシンプルですがとても素敵ですね。少々寒い感じがしますが、シベリウスの音楽を思い出させます。
by のり (2010-07-10 12:41) 

うたに

カーブしながらホームへ入ってくる列車の前照灯がカッコイイ!
ホームに遮断機があるとは面白い駅ですね。
結構こういった小ネタが好きだったりします(^ ^ )
by うたに (2010-07-10 14:20) 

たらこっち

371系は、静岡勤務時代は、ホームライナー運用のときにお世話になりました。
佐久間ダムも浜松市ですね、そういえば。
by たらこっち (2010-07-10 15:47) 

む〜さん

■■ のり様:
 そうですね・・・・私はお出掛けのときは、それ相応の気持ちチャンネルに切り替えます。『旅チャンネル』にあわせると、家のそばからバスに乗り町田駅に至るまでの車窓風景も全然違ったものに見えます。
 大阪周辺のローカル線も地図を眺めていると凄く魅力的ですね。非電化線も残っており、魅力的な気動車もいるようです。関東地区は、非電化路線(JR)が少なく、片手で数えられます。
 そういえば、シベリウス・・・・最近聴いて居りません。もっとも、勉強不足でフィンランディアしか知らない私です。
■■ うたに様:
 313の三箇所四個の前照灯はかなり目立ちますね。HIDや高輝度LEDもあって、特にLEDの輝度が上がっているのに驚きました。高輝度・低消費電力・長寿命だと聞いてますが、価格の点は如何なのでしょう。全部LED若しくはHIDにしないのは何故なのでしょう?な~んて、思いつつ全然調べもしない不勉強む~さんなのです。
 私は、他人様から見ると『つまらない物件』に目が行きがちなんです。赤瀬川先生の『トマソンもの』が愛読書だったりしました。
■■ たらこっち様:
 え~っ?!佐久間ダム・・・・浜松市ですか、それは知りませんでした。昭和30年前後だったでしょうか、佐久間ダム建設の『文化映画』を見ました。戦後の疲弊した日本もここまで復興したのかと感動しました。そういえば、町田市にも、佐久間からの送電線がきていまして、『佐久間・・・・』のプレートが付いています。雨の日なんか、天竜川の音がします・・・・まさか?!
by む〜さん (2010-07-10 17:25) 

京葉帝都

313系は中央西線や身延線でも乗車しましたが、クロスシート車は快適でした。線区のサービスのグレードが上がりました。日中は2両なのは寂しいですが、本数がそこそこあれば良いかと思います。
by 京葉帝都 (2010-07-10 21:53) 

む〜さん

■■ 京葉帝都様:
 313にはシートの違いとか色々なバリエーションがある様です。我が家から二時間も掛からない松田駅まで行けばお目に掛かれる訳で、今度は御殿場から沼津方面、そして、その先まで乗ってみたいものです。ご贔屓の静岡鉄道も、何年もご無沙汰なので・・・・。
 乗客が少ないと本数を減らしてしまうより、編成を減らして本数を増やす方が利用者にとって便利ですから、こんな長短組み合わせが自由な電車は便利だと思われます。
by む〜さん (2010-07-10 23:17) 

じろっち

静岡県内の東海道線駅は1~3番線で、今は1番線はラッシュ時間帯以外は発着無しが多いですね。

これも幹線時代の栄華の跡でしょうか?

伊豆急では上り下りに関係なく、特急を駅舎のあるホームに停めるので、東海道線の特急も、駅舎のあるホームに停まったのかもしれませんね。

今では駅舎のあるホームは少なくなったけれど、こうゆう駅は片側出入口が多いので、地元の商工会は「駅ができる」という話だけでは安心出来なかったでしょうね。
鉄道忌避で、駅舎を作らせなかったというケースも有るかもしれませんが・・・
by じろっち (2010-07-11 05:08) 

む〜さん

■■ じろっち様:
 昔は、ちょっと大きな駅は、街の端あたりに駅があり、駅は地平、賑やか側に本屋、即ち本屋改札を通るとホームがあり一番線、跨線橋を渡って二番三番線(1ホーム)ってイメージでした。もちろん、このフォーマットに当てはまらない駅は沢山あり、当てはまらない方が多いでしょうね。
 単線の場合、時間的余裕があれば、一番線(本屋に最も近い)に列車を止めていたようです。幼い日の高知駅の記憶もその様でした。
 やがて待ちは発展・広がって、駅本屋の反対側にも、住人が増えてきて、廻り道の踏み切りは大変、自由通路跨線橋が出来たりしてゆきますね。いまだに大回りしなければならない駅も沢山ありますね。
by む〜さん (2010-07-11 06:22) 

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