#436:箱根に行きました(2終) [お出かけ通信401~450]
お友達のMHさんと、新宿から特急ロマンスカー・スーパーはこね13号VSEで箱根湯本、お蕎麦で昼食、登山電車で強羅まで来ました。お話は、其処から始めましょう。2010年・平成22年7月24日・土曜日のことです。
■■■ お出かけ通信(436) ■■■
■■■ 箱根に行きました(2終) ■■■
さて、強羅です。ここからケーブルカーで早雲山駅まで登ります。軌間1,000mmと聞くケーブルカーの車体は瑞西製とか・・・・・。
ケーブルカーのホームの端っこには、登山電車ホームへの改札口があります。そこから見える、登山電車の側線に、無蓋電動貨車がいました。
(1) ナンバーは「1」ですが、「モニ1」と言うんだそうです。吊り掛け駆動。もっぱら保線工事用だそうです。
サイドに、イノシシくんがシャベルを担いだ絵が書いてありました。駅の方に、ニックネームでも?と聞いたんですが、名前は未だ無いらしいです。
(2) さて、ケーブルカーです。240m先の駅「公園下(こうえんしも)駅」に停車中。
(3) ケーブルカーではお馴染みのすれ違い。
早雲山駅でロープウエイに乗り替え。早雲山から芦の湖畔の桃源台までのロープウエイは一本ではなく、大涌谷で、分割されており、乗り換えねばなりません。
(4) メカっぽさ抜群の頭上の施設。ここから搬器に乗り込むと程なく動き出し、二本のロープにつかまると、シャーッと走り出します。
(5) 複式単線自動循環式と言うのだそうで、搬器はスイス製だそうな・・・・。大涌谷の谷を渡る時は、少々怖かったりします。
(6) 電源の関係で当然、冷暖房はありません。「手動のクーラー」が備え付けられていました(笑)。しかし、早雲山~大涌谷線にあった手動クーラーは、大涌谷~桃源台線には装備されていませんでした。
桃源台から芦ノ湖の汽船に乗ります。小田急系の船は、みんな海賊船を名乗っているようです。私は、「芦ノ湖に浮かぶ海賊船」という趣向は好きになれないので、写真は撮りませんでした。そういう訳で写真はありません。
元箱根で船から降りますと、目の前に、「成川美術館」があります。
(7) 成川美術館は日本画が専門のようで、著名な日本画家の作品が並びます。入館料は箱根フリーパスのご利益で1,200円のところ、1,000円でした。
(8) 一時間ほど絵を鑑賞。結構草臥れましたので、館内のお休みどころでお茶。紅茶とケーキで1,050円。芦ノ湖を眺めながら一休みです。
そろそろ、帰りましょう。道路交通の具合も分からないし、バスで湯本に降りるのが普通なようですが、あえて、今来た道を戻ります。
(9) 船着場からの眺め・・・・・。逆光で冴えない写真になりました。
16時30分発の最終便の船で桃源台に戻ってきました。最終の船でしたから、船のお客さんが皆乗るまではロープウエイは動いているようでした。
(10) 早雲山からケーブルカーで強羅へj下ります。
(11) ケーブルカー駅のフェンスのそばに咲いていたアジサイ。登山電車の紫陽花は終期でしたが、ここまで来ると未だ綺麗なのもありました。
強羅駅まで来ました。向こうのホームに103+107が停まっています。ラッキー!!吊り掛けの電制音が体験できる!!!!
(12) ・・・・と、思ったら・・・・・回送で出て行ってしまいました。ざんね~ん!!!
(13) 代わりに入ってきたのがカルダン駆動の108+110。ま、旧車体だから良いや!!
(14) 110の運転室の直ぐ後の席に座りました。
湯本に降りてきたら、もう薄暗くなって居りました。
(15) ホームの自販機で帰りの特急券を購入。
(16) 特急券を買ってしまったので、余裕で辺りを見回す。新松田行きの5000の4連です。
(17) 19時07分、20000RSEの特急はこね44号になる電車が到着。
ま、そんな訳で、特急は順調に走り、町田。私は、新宿まで行かれる友人MHさんとお別れして下車しました。
(18) 20時も半分回っています。お腹も空いています。駅のそばにある「てんや」で天丼でも食べましょうと、入りました。ご飯の量の少ない「小天丼」ってのがありましたので注文。430円で私には量的にも充分。ちゃんと海老、烏賊、さつま芋、隠元など充実した内容で結構美味しいし・・・・。
そして、バスに乗って帰ってきました。各交通機関では、殆ど座ってましたが、結構草臥れました。しかし、大好きな電車三昧、共通の鉄道趣味の友人と一緒の旅、楽しく充実したものでありました。
では、今回はこれで、お終いです。
素晴らしい景色をバラエティ豊かな交通機関で楽しめる、箱根の魅力ですね。その昔は「箱根ゴールデンコース」としてPRしていましたよね。ロープウェイは、その昔は途中で乗り換えは無かったように記憶しています。
by Cedar (2010-07-27 08:04)
7・8年前に電車で箱根へ行った時は、ちょうどロープウエイが架け替え中でバス代行でした。見晴らし良さそうだし、乗ってみたいです!
by うたに (2010-07-27 13:08)
■■ Cedar様:
今回のブログ、『箱根ゴールデンコース』って書き始めて、あれっ!と思いました。現在はこの名称を使っていないようなのです。小田急のCMでザ・ピーナッツが『♪ ピポーの電車・・・・』って歌ってた頃かしら・・・?なんだか、懐かしい気持ちになりますね。
■■ うたに様:
いや、ロープウエイ、中々の景観です。どっちかと言うと早雲山~大涌谷の方が、高さがあるし、いきなりそんな高さになると、かなり怖いです。大涌谷~桃源台は、高さはありません。旧バージョン機の時、一度乗りましたが、この日は見えませんでしたが、確か富士山が良く見えた気がします。
箱根フリーパス・・・新宿から、大人=5,000円。小人は1,500円だそうで・・・・子供料金が半額でなく安く設定されているのは良いですね。
by む〜さん (2010-07-27 13:39)
モニ1形、自分が撮影に行った頃は、グレーのいかにも事業用車でした。
当時は、まだ木製のム1形が残っていました。
by しおつ (2010-07-27 21:10)
ロープウェイの駅は、車庫を兼ねているんですよね。
駅ではゆっくり、駅を出ると速くなるのが不思議です。
by じろっち (2010-07-27 21:53)
■■ しおつ様:
そうですね、あれは何年前だったか、地味な塗装で強羅の側線に居りました。ム1というのは二軸の無蓋電動貨車だったと思いますが、残念な事に、会ったことがありません。
二軸有蓋電動貨車のユ1という、可愛いのが居りまして、昭和29年にお目通りしています。私のHPにありますのでご覧下さい。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link105-01.html
■■ じろっち様:
ロープウエイの両端駅、折り返しのスペースにゆとりが有るんですが、成る程、夜間の収容場所兼用なんですね。故障する搬器が出たとき、外して修理したり、スペアを置く場所とか、じっくり観察してくればよかったです。まあ、そんな「抜ける」ところが、私らしいと言えば、その通りなんです(笑)。
> 『駅を出ると速くなる』:確かにそのとおりの感じですね。まさに、『発射ぁ~っ!』って感じです。
by む〜さん (2010-07-28 00:22)