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国鉄・八高線・川越線1966年(2) [国鉄1960年代]

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icon-hachikoline.gif pen-para.gif 前々回から、3回の連載で始めた、1966年・昭和41年2月25日国鉄八高線、川越線のお話。一回飛びましたが、今回は、その第二回目

■■■ 国鉄・八高線・川越線1966年(2) ■■■

 八王子から八高線の気動車・・・・形式は何だったか記憶が無いのですが、キハ17あたりだったのではないでしょうか、そうでもなかったら、キハ30系か・・・・。ともかく、ぼ~っと景色を眺めながら高麗川まで・・・・。

(1) 小宮駅も昔の香りが残って居りましたが、現在は随分変わりました。
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pencil-green.gif 高麗川駅に到着、参加メンバーとも回り逢って、川越線とか八高線とか撮影

(2) 川越線の短い貨物列車が高麗川駅に向かいます。機関車は29697
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(3) キハ3018が一両の高麗川行
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(4) 同じキハ3018高麗川から折り返してきました。
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(5) (4)の後姿・・・・茶畑に桑畑、アームの数は少ないけれど、蝿叩きの通信線。
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(6) (5)の気動車部分を拡大。
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pencil-green.gif このあと、近くにあり、高麗川駅から貨物引込み線のある、日本セメント埼玉工場で撮影その写真は次号でお目に掛けます。

(7) 高崎線の貨物列車が高麗川駅を発車してゆきました。牽引機はC5839・・・・・八王子駅で撮影して来た機関車でした。随分、遅くなったのは、何駅かで貨車の連結開放があったのでしょう。
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(8) (7)のC5839をクロースアップしてみましょう。クルクルパーは惜しいけれど、ま、仕方がない。
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(9) 高崎側に立つ場内信号機・・・・これだけ並ぶと迫力です。通票と腕木式信号機の、長閑な時代ではありました。
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(10) 腕木式信号機の足元には、こんなメカが・・・・・重錘が下がっているので停止表示。
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pencil-green.gif このあたりでフィルムは終わっています。二本目があると思われるのですが、何処かに入ってしまったらしく、見当たりませんので、次回で日本セメント引込み線を掲載して、一応の終わりとするつもりです。

coffee_doutor.gif いや、全く、管理が悪くって申し訳ないことです。次回は、日本セメント(現・太平洋セメント)編です


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manamana

自分が乗るようになった時は、SLは既に無く、
キハ30系が多い中で、たまに挟まっている17系か20系を
選んで乗ったものです。
腕木信号機やタブレットは健在だったと思います。
by manamana (2011-02-13 22:37) 

micchama

タブレットというと通過列車への受け渡しがとても興味深く見ていたものです。
受け取りには2種類あって、ホーム運転助役が手を出して受け取るのとスプリング状の受け機に運転助手が身を乗り出して投げ入れるのと、受け渡しは通過列車には木で組んだタブレット渡し機にリングを列車にむけて取り付けるのと手から手への受け渡しでした。
長いホームの駅では、受け取った助役さんが自転車でホームの端から端まで、リングに腕を通して自転車で走っていくのを見ました。あのタブレットを肩に下げて歩く姿かっこよかったです。
こんな面白い話を読んだことがあります。
通過列車がタブレットを機関助手が受け取り損ねて、機関士が非常ブレーキをかけることもあったというのです。ですから、機関助手の腕は、タブレットの受け取りであざだらけだったとか。
気動車化が進み、通過速度の速くなったこともあり、タブレットの受け取りが人の手ではなくて、車体の側面のアームでするようになりこのようなことはなくなったようです。しかし、受け取って、アームが車体にあたってガツーンと当る音はいただけなかったですね。
by micchama (2011-02-13 22:58) 

maipenrai

 同じころ、私は総武線をうろつきまわっていました。単線で腕木式信号やタブレットの鉄道風景も、走っているDCやカマも似たような物だと思っていたので、八高線には行ったことがないんです。でもお写真拝見して気がついたこと。「八高線には山がある!」…あ~行っておけばよかった…。
by maipenrai (2011-02-14 17:40) 

mymeな大家

こんにちは。
以前、その近くの某自動車会社に勤めていたので、何だか懐かしい駅名に感じました。もちろん、風景はまったく違います。
キハ30、白黒写真でも、真新しいかんじが伝わってきますね、とても綺麗です。
腕木式信号機の記憶は、二俣線に乗ったときに見たものが初めでした。と言いましても高校生か大学生の頃だと思います。今では天竜浜名湖鉄道というのでしたっけ。
確か、新所原駅から豊橋駅までの直通で東海道線上を一生懸命に加速したのを覚えております。どこかに写真があるはずなのですが・・・。
では、失礼します。
by mymeな大家 (2011-02-14 22:13) 

む〜さん

■■ manamana様:
 八高線は武蔵野の西端を縦に走り、長閑な風景の中を今でも走っています。気動車はキハ30から、キハ120に変わり乗り心地も良くなり、アコモも上々、エアコンもつきました。1990年ごろ、寄居に仕事で行くことが多かった時期があり、帰りは「直帰」でしたので、寄居~八王子間をキハ35で帰宅するのです。20時ごろ、トイレ前の前向きシートに掛けて、乗っていると、なんだかわびしい気分になるのでした。
■■ micchama様:
 タブレットの受け渡しは、手渡しがカッコよかったですね。駅員さん、乗務員さん、いい姿だなと思いながら眺めたものです。
 最近、1958年の東映映画「裸の太陽」のDVDをAmazonルートで購入しました。あのころ20代前半だった私と、主人公たちを重ねて、目頭が熱くなりました。蒸気機関車がたっぷり出て、たしか、タブレットの受け渡しシーンもあった気がします。この映画、まさに鉄道映画・青春映画の名作だと思います。丘さとみちゃんがかわいいですよ。
■■ maipenrai様:
 あのとき、あれを撮っておけばよかった!私には、そんな事が多いのです。例えは違うかもしれませんが、好きでもない小田急の3000も写したりしています。
 今でも八高線の高麗川~高崎間は、単線非電化の素敵な線区です。キハ120の明るい車内で、お弁当でも食べながら車窓風景を眺めたり、うたた寝したり、旅を感じますよ。今からでも遅くはありません。なにしろ関東地方には気動車区間が殆ど無くなって居ますので、貴重ですね。
■■ mymeな大家様:
 キハ30は確か関西本線の大阪近郊で通勤輸送用に作られたような記憶があります。外釣りドアーは、スマートさに欠け、好きではありませんでしたが、今になってみると懐かしい感じもします。
 腕木式信号機、タブレット・・・・日本国中、何処ででも見られましたが、見事に無くなりましたね。
 二俣線は、チャレンジ2万キロキャンペーンで、小学生だった次男と乗りましたっけ・・・・。もう30何年経ってるんですね。第三セクターになってからは、まだ乗っていないのです。
by む〜さん (2011-02-14 22:39) 

京阪快急3000

こんばんは。

キハ30系は、電化前の関西本線(現・JR大和路線)の普通列車に使用されていたのを、手持ちの文献で見たことがあります。

「腕木式信号機」、今となっては「懐かしいもの」ですね。

私はその頃、まだ生まれていませんが・・・(笑)。
by 京阪快急3000 (2011-02-15 19:44) 

む〜さん

■■ 京阪快急3000様:
 腕木式信号機は、昭和末期までは何処ででも見られました。ワイヤで引っ張って腕木を下げるので、通票閉塞とあわせると、もう、手作業の時代、懐かしいのですが、安全第一となると、何時までもこだわっては居られないのでしょう。でも、交換駅には駅員さんが居て、通票の手渡し・・・・いい鉄道風景でした。職員さんの気合で安全が支えられていた時代って感じもします。
by む〜さん (2011-02-16 06:46) 

風旅記

こんばんは。
キハ30の単行列車、なんとも味わいがありますね。久留里線などで2両以上で走る姿しか見たことがなく、新鮮な感じもします。
時代を経て、周辺の景色も変化しているのでしょうが、八高線などは今でも長閑な里山の景色を残していて、私は大好きです。
お写真、楽しませて頂きました。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
by 風旅記 (2012-12-12 20:40) 

む〜さん

■■ 風旅記様:
 関西本線大阪口の通勤輸送用で登場したキハ30系、段々勢力を伸ばして、八高線や川越線、相模線など身近なところにやって来ました。「旅」を感じさせない気動車でしたが、最近は人気があるようですね。
 八高線は私の学生時代は、まだC58が客車を牽いて居りましたが、キハ17、そしてキハ20、キハ30・・・・・そして急転直下、キハ110系に変わりました。キハ110などのファミリーはスマートで大形エンジン、乗り心地もよく、私は好きです。
 これからも、気が向いたときにでも、ブログ、ホームページともに覗きに来て下さい。
 ホームページのURLはこちらです。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/
by む〜さん (2012-12-12 22:30) 

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