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HP更新・静岡鉄道駿遠線車両図鑑 [軽便鉄道]

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pen-pc.gif 今日はホームページ更新の宣伝です。ホームページ「む~さんの鉄道風景」に新しいページを加えました。題して「静岡鉄道駿遠線車両図鑑」。

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■■■ 静岡鉄道駿遠線車両図鑑 ■■■

 私のホームページ「む~さんの鉄道風景」には、1953年から1970年ごろまでの鉄道写真と旅日記が収められていますが、その中で、もっとも熱中していたのが、静岡県下を1970年の夏まで、人や貨物を運んでいた「静岡鉄道駿遠線(すんえんせん)」でした。
 我が国で最長のナローゲージ鉄道で、路線延長が60kmを越えておりました。国鉄東海道本線の藤枝駅から、南へ、御前崎に近い地頭方駅を通り、今度は西へ、進路を向け、東海道本線の袋井駅に至っておりました。
 1950年代末期から、1970年に掛けての期間、そこには、10両のディーゼル機関車、20両の気動車、40両を越す客車、そして両数は忘れましたが、たくさんの貨車たちが活躍しておりました。

(1) 1958年4月: 相良駅付近の混合列車。
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(2) 1958年4月:藤枝の瀬戸川駅近くの気動車+客車の姿。
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(3) 1959年4月: 榛原町駅の混合列車。
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(4) 1959年4月:須々木駅の混合列車。
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(5) 魅力的な機関車、気動車、客車たち・・・・。
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pen-para.gif 私は、この静岡鉄道駿遠線に、1958年から1970年までの間に7回通い、廃線になってからも数回、訪ねて居ります。その間に撮った駿遠線の写真はホームページ上で皆、公開しているのですが、それを「図鑑」の形にしてみようと思い立ったのです。
 道路の整備、自動車輸送の発達、生活パターンの変化で、1959年には貨物輸送が廃止され、お客さんも減ってゆき、少しずつ廃止区間が拡がって、ついに、
1970年7月31日をもって廃止された、静岡鉄道駿遠線の車両たちを並べてみました
 まだ、完成度は低いのですが、一時期は日本全国にあった狭軌鉄道・・・一般的には軽便鉄道と呼ばれていますが・・・・に興味をもっておられる方々、沿線にお住まいだった方々、現在、沿線だったエリアにお住まいの方々に、ご覧頂きたいと思っています。

ani-014-spin.gif 下のURLをクリック頂きますと、私のホームページ・・・「静岡鉄道駿遠線車両図鑑」のページにジャンプいたします。

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http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link250-00-zukan.html

pen-para.gif 以上、ホームページ更新のお知らせでした。
 では、また次回に・・・・・!!!!!


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はーさん

762mmゲージの軽便鉄道は国鉄に見放された町や村の交通機関として、地元のささやかな資本で、経済的に建設出来たので全国各地に走っていました。
しかし、昭和30年代の道路の整備と大型バスの出現で、ほとんどその姿を消してしまいました。
軽便鉄道で最も規模が大きいのが仙台鉄道、草軽電鉄、そしてこの駿遠線でした。仙台鉄道は北仙台~上新田間50kmで、2等車もあったとのことです。草軽電鉄は新軽井沢~草津温泉間の高原を鉱山用電気機関車に牽かれ、のんびりと走り、日本最初の総天然色映画「カルメン故郷に帰る」にも出ました。
駿遠線は河口近い大井川を1kmに近い木橋で渡っていたのが
有名でした。むーさんの車両図鑑を拝見しますとたくさんの車両があり、特にDLは個性的なものが多いのに驚かせられます。
SLからの改造ということで納得致しました。
軽便の魅力が改めて感じさせられましたが、早くに姿を消してしまいましたので、70歳代の方しか、乗ったり、見たりした人はいなくなってしまいました。このため、身近に感じる人も少なくなったと思いますが、この機会に一寸軽便の姿をご覧ください。むーさんのHPには井笠鉄道、草軽電鉄などもあります。
小生のHPにも幾つかありますが、その一つ、九十九里鉄道
  http://6.fan-site.net/~haasan55/kujyukuri.htm
を紹介させて頂きます。
by はーさん (2012-03-05 12:29) 

む〜さん

■■ はーさん様:
 ナローゲージ鉄道は人口が少ない地区で、今で言えばバスのような利用され方をして居りました。なにしろ、昭和30年代の中頃までは、まあ、さる外国の調査団が「日本には道路予定地しか無い」みたいな事を言ってました。われわれは、そんなコメントに憤ったりしておりました。今考えると、その通り、国道でも未舗装、雨が降ればお汁粉、車は味噌漬けなんて感じでした。そういう時代には762mmの線路状態の悪い鉄道でも充分に役目を果たせました。しかし、だんだん舗装された広い道路が増えて、バス+トラックで充分ということになり、所謂ケイベンは引退せざるを得なくなりました。
 現在では、桑名の三岐、四日市の近鉄、季節限定の黒部だけになってきました。
 私の世代より若い方でナローゲージ鉄道の乗車体験をもっておられる方は多くは無さそうです。
 そんな訳で、「ケイベン鉄道」の記憶を残したくて、こんな「図鑑」ホームページ上に作りました。
 はーさんのホームページにある、いろいろな「ケイベン」の写真と旅行記、貴重な記録と思います。

■■♪♪ manamana様:
■■♪♪ ほりけん様:
 「nice!」 有難う御座います。
by む〜さん (2012-03-06 08:30) 

京阪快急3000

こんばんは。

静岡鉄道駿遠線のHP、一部を拝見しました。

今となっては、「貴重な記録」だと思いました。

また、時間のある時に別のページも見ようと思っております。
by 京阪快急3000 (2012-03-06 19:40) 

む〜さん

■■ 京阪快急3000様:
 コメント、有難う御座います。静岡鉄道駿遠線は東海道本線という便利な場所にありながら意外と知られておらず地味な存在でした。週刊読売のグラビアで興味を抱き始めて訪れた1958年以来、何回か通いました。そのたびに『好き度』がアップして行ったのです。何時の間にか、貨車を除いては殆どの車両写真が揃っていたのです。腕も悪かったし、こんな写真ですが、資料としてちょっぴりお役に立てそうです。
 所謂ケイベン、ナローゲージ鉄道は悪条件に耐えて一生懸命、人や貨物を運んでいる・・・・そんなところが好きでした。
 いま、関西や、中京地区にお住まいの方々は、桑名と四日市で、ナローゲージ鉄道に乗れるのですから、良いですね。東京からでも日帰り圏ですが、多額の出費を伴いますので、オイソレとは出かけられません。
 お時間がありましたら、他のページもご覧下さい。
by む〜さん (2012-03-07 16:43) 

おおや

こんにちは。
どこかで見かけたと思いましたら、「城南鉄道」とそっくりですね。
何度見ても、駿遠線はいいですね。
762mmで乗ることが出来るのは、桑名と四日市ですか・・・。機会がありましたら行きたいと思います。
失礼します。
by おおや (2012-03-09 00:33) 

む〜さん

■■ おおや様:
 こんばんわ、コメント、感謝です。「城南鉄道」・・・・何年昔になりますか・・・・58年昔ですね・・・・に私が社長をしていた鉄道ですね(笑)。各地の軽便鉄道からイメージを頂いて模型化しました。あのころは、手先の器用さもあったし、根気も有りました。もう、模型を作ることも無く、モーター故障で動かなくなった「気動車」も車庫で・・・・押入れのコトです・・・・寝ています。でも、全車、「静態保存中」です。
 私のHPのココですね!
http://www006.upp.so-net.ne.jp/mu3rail/link53.html
 762mm軌間の鉄道で、気軽に乗りに行けるのは、桑名と四日市になってしまいました。まだ、暫くは元気で走っていることでしょうが、イキナリ廃止!何てこともあろうかと思われます。是非一度、無理やりにでも機会を作って訪問されんことを!!
by む〜さん (2012-03-09 17:37) 

津沢

む~さん様、こんばんは   津沢です

静岡鉄道駿遠線車両図鑑、素晴らしい資料です。十分に発達していた当時の先端的な軽便鉄道の記録ですね。
多くの鉄道が、軽便でなくとも、大河に阻まれて計画が挫折していましたが、駿遠線は、あの大井川を超えて牧ノ原台地と小笠丘陵を周回する大計画を実現してしまったわけです。御前崎付近では現在でも地図上で線路跡を辿ることができ、それをみると線形も比較的良好で、現在の技術で改良したら、そこそこの能力は発揮できそうに思えます。なお、御前崎市雨垂付近の線路跡は、浜岡原子力発電所の敷地の北縁付近を通っています。

1960年代まで一部区間が残っていていましたが、当時の幹線列車からみえる各地の支線の個性的な列車に、いつか乗ってみたいと思っていましたが、そのときに乗っておくべきでした。
by 津沢 (2012-03-09 21:02) 

む〜さん

■■ 津沢様:
 こんばんわ、静鉄駿遠線は好きだし、近いし、何回か通いました。日帰り圏だったので、なおさら行きやすかったのです。魅力的な沢山の車両が揃っておりました。軽便はみんな好きでしたが、此処のほかに、井笠鉄道も良かったですね。
 大井川の橋脚が木の鉄橋も速度制限15kmhで始めて乗ったときは仰天しました。
 沿線にお住まいの方は、現在でも、ケイベンの思い出を後世に伝えるべく、行事を行っていると聞きます。私の方は、年齢も高くなり、簡単に行くことが出来なくなって居ます。
 駿遠線もそうですが、他の鉄道も、来週行こう、来月行こう、来年行こう・・・と思っているうちに何年か経過し、廃線!!って具合で、見ることが出来なかった、悔いの残る鉄道は、数え切れません。やっぱり、思い切りが大切ですね。(いま、思っても遅いんですが)
by む〜さん (2012-03-10 00:00) 

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