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679:京急大師線・巳年のヘッドマーク [お出かけ通信651-700]

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pen-pc.gif 今年最初のブログ、2013年1月4日付の「#677:今年最初の電車は勿論小田急」に、G20様からコメントを頂き、忘れていた「京浜急行大師線の干支のヘッドマーク」のことを思い出しました。有難う御座いました。

pen-pc.gif そんな訳で、2013年・平成25年1月9日・水曜日、朝から15時までの間、時間が空きましたので、川崎のお大師様へ初詣、そして京浜急行見物に出掛けて行きました。

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pen-para.gif 昨年、2012年の大師線撮影行は、1月4日で、川崎大師平間寺の境内は超混雑、大変な事になって居りました。1月9日・水曜日だったら、かなり人出も少なくなっている事と、のんびり9時半頃に家を出て、川崎へ出発です。

■■■ お出かけ通信(679) ■■■

■■■ 京急大師線・巳年のヘッドマーク ■■■

pen-para.gif この日のルートは・・・・・・

町田駅~JR横浜線~東神奈川駅/仲木戸駅~京浜急行~京急川崎駅~京浜急行大師線~東門前駅~京浜急行大師線~川崎大師駅~川崎大師平間寺詣で~川崎大師駅~京浜急行大師線~京急川崎駅~昼食~川崎駅~JR京浜東北~東神奈川駅~JR横浜線~町田駅

・・・・・・でした。

pen-para.gif 仲木戸駅から京浜急行で京急川崎駅へ到着したのは11時15分頃でした。階段を下りて大師線のホームへ。ここでヘッドマーク付き電車を撮影。

(1) 11:16 1509~1512の4両編成の1500が発車を待っておりました。
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(2) 11:23 出発して行く1509~1512。
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(3) 11:25 入れ替わりに1501~1504が入っています。ヘッドマークのデザインが先の電車と違って居ります。
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(4) 二種のヘッドマークを拡大してみましょう。蛇が可愛らしく描かれています。左のヘッドマーク、2013の数字が蛇になって居るのは面白いですね。
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pen-para.gif さて、(3)の1500形・小島新田行の先頭車、1504に乗って運転室の後に張り付きます。

(5) 京急川崎~港町間の急カーブをゆっくりと通り過ぎます。左側の壁面が赤煉瓦貼りになっており、大師線の歴史を感じます。このカーブ、90Rだったような・・・・・・。
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(6) 鈴木町駅~川崎大師駅間・・・・・門形高圧線鉄塔の列。向こうに川崎大師駅が見えています。
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pen-para.gif 11:40ごろ、東門前駅で下車。この駅は、構内踏切があります。

(7) 11:48 京急川崎行の電車が出てゆきます。2009年3月に、ここを訪れていますが、その頃あった門形高圧線鉄塔がなくなっており、吃驚しました。産業道路駅前後の立体交差化の所為なのでしょう。
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(8) 11:51 1521~1524が小島新田へ向います。この先、産業道路駅へ掛けて、立体交差化・・・・・地下化工事が行われています。
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(9) 東門前駅の構内踏切から小島新田駅方面を見る。
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(10) 11:58 東門前駅での撮影を終え、1521に乗ってひと駅、川崎大師駅へ。
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pen-para.gif 川崎大師駅で下車し、川崎大師平間寺に、初詣です。

(11) 川崎大師駅。
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(12) 12:15 お大師様の参道の賑わいと本堂です。
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pen-para.gif 川崎大師駅に戻ってきました。川崎方面行きホームの先端へ。

(13) 12:32 ホーム先端から川崎方面を見ています。三線時代の名残がありました。赤の矢印は、味の素社への貨物線の引き込み口です。白い門柱があります。緑の矢印は、三本目のレールがここに引かれておりました。
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(14) 三本目のレールのあった場所は、アスファルトで埋められていますが、そのためレールのあった場所がはっきりと分かります。
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(15) 12:38 小島新田行きの1504~1501が来ました。丁度、味の素社の貨物線引き込み口の前に差し掛かるところです。
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(16) 異なったデザインのヘッドマークを付けた1501と1509のツーショットです。この1509に乗車しました。
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(17) 12:44 電車は京急川崎駅に近づきました。向こうから1524~1521がやって来ます。
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pen-para.gif お腹も空いています。何か食べようと商店街に出てゆきましたら、「モスバーガー・川崎東口店」がありましたので、入ります。

(18) 12:58 注文したのは「バーベキュー・フォカッチャ」+「ブレンドコーヒー」=580円。いま、売り出しの商品ですが、なかなかイケました。ソーセージが旨いなあと思いました。
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(19) 13:18 食事を終えて店を出ると目の前が京浜急行の高架。ステンレス1000が走り過ぎてゆきました。昭和35年ごろ、ここは、地平を走っており、湘南顔のデハ1000が最新形式、吊り掛けの電車もぞろぞろ活躍中。あまりの大変化に驚くばかりです。
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(20) 13:29 帰りは、JR川崎駅から京浜東北のE233です。
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coffee.gif 川崎~鶴見~新子安~東神奈川駅で横浜線の205に乗り換え、15時、無事に帰宅いたしました。


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pen-pc.gif 参考: 2001年の同じ干支のヘッドマークです。

(21/追加-1) 2001年1月16日撮影の、デハ700に取り付けられた巳年のヘッドマーク。現在のそれよりも、リアルに近く、ちょっぴりコワイですね。
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coffee_misdo_2.gif これで、お終いです。では、また!!!!!


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コメント 17

のり

大師線のれぽ、楽しく拝見させていただきました。なかなかすごい歴史を感じさせてくれる電車ですね。
そういえば、「初詣」という行事を定着させたのは、大師電車らしいですね。鉄道唱歌にも「急げや電気のみちすぐに」とあるほどです。
by のり (2013-01-11 22:34) 

京阪快急3000

京急大師線、良いですね。

ヘッドマークも良いです。

1500形の前は、どの車両が使われていたのでしょうか?

p.s.以前む~さん様のブログに相鉄の記事があり、「事業用車」について、コメントしましたが、先日放送の「中川家礼二の鉄学の時間」という番組を見て、初代7000系を改造した架線検束車「700系」という事が分かりました。
by 京阪快急3000 (2013-01-12 06:10) 

Cedar

大師線訪問記楽しませて戴きました。達磨と蛇のヘッドマークを見るうちに、大師線はやはり達磨電車こと800形に統一したら良いなあ、と思います~編成両数の問題はありますが。

by Cedar (2013-01-12 09:19) 

利きゅう

川崎大師駅・・・大学時代にアルバイトの応援で臨時改札の吹きっさらしのラッチで改札業務をした思い出があります。
当時の大師線は700形の天下でした。

干支のヘッドマークは一般公募になってからコミカルなデザインになりました。
でも、1500形以降の電車はサボが取り付けられないので将来はステッカーになってしまうかもしれません。

川崎大師の陰に隠れがちですが京急沿線の寺社と言うと穴守稲荷もありますね。
撤去しようとすると祟られると言われた「羽田の大鳥居」は京浜電鉄が昭和4年に穴守稲荷に奉納したものだったとか。

大師電気鉄道以来、京急と沿線寺社との所縁は色々面白い話があります。
by 利きゅう (2013-01-12 09:45) 

はーさん

ヘッドマークの蛇はかわいいですね。
干支の置物もかわいい蛇がほとんどです。
最近のユルキャラブームで蛇も可愛くなったのでしょう。
今の大師線は1500ばかりになり、味気なくなってしまいました。
旧1000が居たころはまだ良かったのですが!
小生にはやはり230や140が走っていたころが懐かしく感じます。
 http://6.fan-site.net/~haasan55/KeihinDaishi.htm
歳ですね。
by はーさん (2013-01-12 10:18) 

no

三線時代の遺物。そうだったのですか!
今度行ったときは、そこに注意して見学します。ありがとうございます。
大師線は奥が深いですねえ!
by no (2013-01-12 11:18) 

む〜さん

■■ のり様:
 何たって、この大師線は明治32年に大師電器鉄道として誕生、六郷橋~川崎大師間の運行を始めました。日本で三番目、東日本では最初の電気鉄道でした。川崎大師駅の前に碑が建てられて居ります。
■■ 京阪快急3000様:
 大師線は、私が始めて訪問したときはデハ230(or 290)+クハ140という、趣味的には夢のような編成でした。その後、デハ500、デハ700、デハ1000、そして現在のデハ1500だそうです。(Wikipediaに拠る)
 事業用車の700は7000の改造だそうですが、私は未だ見たことがありません。かしわ台車庫の開放日なら見られるのでしょうが、未訪問です。黄色い車体で、ステンレスの覆面をしてますね。2両編成が2本あるとの事です。
■■ Cedar様:
 確かに「達磨電車」こと、デハ800は、4ドアだし、初詣客輸送には向いてると思います。私も好きな形式だし(笑)。3両ユニットなので、4両編成化できるかどうか・・・・・・。そして車齢30年と言うあたりも辛いところでしょう。
■■ 利きゅう様:
 川崎大師駅でバイトなさった事があるんですか!私は、いまでも、学生時代のバイト先の近くを通り掛ると、その会社はとっくになくなっているんですが、ある種の懐かしさを感じます。(50年以上も経っているのに)
 そう遠くない時期に、デハ1000がお正月輸送をする時代が来る事でしょう。見に行く体力が残っている事を期待していますが、いま、75歳だし、果たして??
■■ はーさん様:
 今回の蛇は、どちらも可愛いですね。2013の数字まで赤い蛇になって居ます。全開の巳年、2001年のヘッドマークの画像を追加致しました。12年前のは少々、リアルっぽいですね。私は蛇は苦手で鉛筆ほどの蛇も腰が引けます(笑)。
 1500は一部、VVVF化もされ、性能も優れていると聞きますが、姿かたちが私のお好みではありません。大師線の4連は、いずれも、チョッパだそうです。
 230+140・・・・・なんて聞きますと、少年時代のことが思い出されて、涙っぽくなります。オレンジの赤に、黄色のツートンカラーの時代でした。
■■ no様:
 味の素工場の原料・製品の搬送に国鉄から引込み線があったのです。塩浜の操車場から、大師線の下り線路に一本加えて1,067mmの三線としました。当然、貨物列車は京浜急行の電車の終電後になりますので、私は牽引機関車が何だったか見たことがありません。C11や、DD13、神奈川臨海鉄道のディーゼル機だったかもしれません。
 
by む〜さん (2013-01-12 13:36) 

G20

撮影、ありがとう御座いました。
by G20 (2013-01-12 18:12) 

む〜さん

■■ G20様:
 如何致しまして!
 昨年も、12年前の巳年にも、大師線撮影に行ったのに今年はコロッと忘れておりました。思い出させてくださって有難う御座いました。
 コロムビアの工場も無くなりマンション群、川崎大師駅南側から先の門形高圧線鉄塔消滅、産業道路の地下化も進んでいるようです。こうして大師線も少しずつ変貌しています。
 この1500形も界磁チョッパ制御からVVVF化されずに終わるのでしょうか?次に入線するのは何型になるのでしょうね?

■■♪♪ kan様:
■■♪♪ プント様:
 「nice!」 有難う御座います。
by む〜さん (2013-01-12 22:33) 

伊豆之国

川崎大師には、母が近くの老人ホームで暮らすようになってから、お見舞い帰りにお参りすることが多くなっていることは、前にも書いたことがありまが、少年時代の記憶と比べてみると、お大師様の参道こそ、以前と変わらぬ賑わいを見せているのに対して、電車も沿線風景も大きく様変わりしていまったことを改めて感じ取れます。初めてお参りした頃、大師線は230型の天下で、年季の入った板張りの床と壁に「ボロ電車」とからかい半分ながらも、「玉電」の電車とイメージも重なって、今思うと大変懐かしく思えます。地上時代の京浜川崎駅から国鉄川崎駅の目の前を通りぎる風景も、かすかながらも記憶にはあります。
電車線路の真上を通る高圧送電線は、以前は京王線などでも見た記憶があるのですが、今も残っているのは、東京近辺では、西武多摩川線など2-3の路線ぐらいではないでしょうか。
by 伊豆之国 (2013-01-14 10:25) 

む〜さん

■■ 伊豆之国様:
 川崎のお大師様は5回くらいしか行ったことが無いのですが、昔ももっと参詣客が少なかったような気がします。仲見世(とは、言わないかも?)から先、本堂までは、昔の面影がありますね。
 大師線の沿線は大きく変わりつつあるようですね。港町のコロムビアがなくなってしまったのは、ショックでした。味の素の原料と製品搬出入に鉄道を使うことがなくなるなんて夢想だにしませんでした。
 考えてみれば、川崎駅前から市電で塩浜まで行き、京浜急行大師線に乗り換えて川崎に戻る・・・・あれは、昭和34年のことですから、ほんとに大昔のお話です。
 私は、東急池上線の沿線で育ちましたので、日々、東急で一番壮大な門形高圧線を眺めておりました。その鉄塔も、洗足池~大崎広小路がなくなりました。東横線、目蒲線にもあった鉄塔が消え、今では池上線だけになりました。
 京浜急行だって、小型でチャーミングなのが、本線にずっと続いていたのです。送電の電圧も、方式も変わり、鉄塔は要らなくなってしまったようです。幼い日からの馴染みの風景が見られないことは寂しいです。
 大師線、穴守線のデハ230形も、昭和30年代中頃までは本線の花形形式でした。あの、デハ230がクハ140を挟んだ3連の急行の姿を忘れる事が出来ません。鉄道少年む~さんの憧れでした。

■■♪♪ 紺屋様:
 「nice!」 有難う御座います。
by む〜さん (2013-01-14 20:09) 

おおや

こんにちは。
川崎大師までのお参り、お疲れ様でした。
ちょっと前までは1000系ばかりでしたのに、今は1500系が多いでしょうか。結構すきです。
3本レール、ちょっと記憶があるように思います。どこかと勘違いしている可能性もありますが。
将来は地下化されるとのうわさもありますね。
では、失礼します。

by おおや (2013-01-14 22:50) 

む〜さん

■■ おおや様:
 大師線は現在、1500形の4連オンリーみたいです。性能もよく使いやすいと聞いたことがあります。若い1500形のかなりの数が、VVVF化されていますが、界磁チョッパ制御車もかなりあるようですが、詳しい事は分かりません。
 1435mmと1067mmの三線は、小島新田~川崎大師間の下り線だったのですが、気が付いたときは、無くなっていました。ただ、踏み切りと、味の素の旧・引き込み口に名残があります。二軸のタンク貨車に『味液』と書かれた、味の素社名入りのを、見た記憶があります。
 大師線の改良工事は、現在は東門前~小島新田間で、産業道路のアンダークロス工事が行われています。工事の全貌は、川崎市のホームページで、見ることが出来ます。URLは下記です。
http://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000018287.html
by む〜さん (2013-01-15 00:35) 

水雷艇

遅まきながら今年も宜しくお願い致します。
子供の頃、京急沿線に何人かの友達がいたので、たまに乗ることがありましたが、普段、池上線と大井町線しか乗らないので、急行やら準急やら複雑怪奇!
何回も間違えて乗り越しては、駅員さんに教えてもらって戻ったものです。
川崎大師は確か厄を満年齢で数えるので、数えだと思って行ったら既に本厄は終わっていたことがあります。
それはそれで、ちょっと気になったので、結局より近い梶ヶ谷の身代り不動尊に行きましたが…。
by 水雷艇 (2013-01-15 16:57) 

む〜さん

■■ 水雷艇様:
 こちらこそ、本年もよろしくお願い致します。
 私の寺社詣では、年始の初詣くらいですが、幼い頃からいろいろ言われていた所為でしょうか、神社仏閣の前を黙って通り過ぎる事が出来ません。と、いってもせいぜい会釈くらいですが。
 梶ヶ谷の身代わり不動様は、246号の南武線長い陸橋の先に案内が出ていたのを見たような気がします。あの246バイパスが出来たての頃、自転車でたまたま渡って、凄いものが出来たと感動したものです。昭和30年代前半でした。
 小田急沿線に住んでいる所為で、関東の私鉄と言いますと、小田急と京浜急行なのです。「小田急は日常の第一位、京浜急行は非日常のナンバーワン」と思っています。
by む〜さん (2013-01-15 22:49) 

水雷艇

そもそも川崎大師参詣客を狙って作られたこの線こそ、京急の始まりですよね。池上線も本門時参詣客狙い、東武大師線、日光線…寺社仏閣への参詣客が鉄道の商売になると考えられるくらい多かったということで、日本人が無宗教だとか信仰心が無いとかいう人間は、何を見ているのか!?と思います。
毎日、横浜から新橋まで通うと、沿線に多くの寺社仏閣があります。鶴見神社、名前を存じ上げない寺社多数、田町を過ぎると御穂鹿島神社、新橋手前の日比谷神社などなどですが、中でも田町と浜松町の間、日蓮宗・園珠寺さんの、銀閣寺に似た建物は、今は無き三田自動車学校(ビル内にあった)と並んで、子供の頃から印象的な車窓の風景です。
これらには、何となく毎朝心の中で手を合わせつつ通勤しています。
by 水雷艇 (2013-01-17 11:02) 

む〜さん

■■ 水雷艇様:
 大師線の起源はお大師さま詣での足として作られました。寺社詣での鉄道はかなり多いですね。
 横浜と言えば京浜急行ですが、京浜急行電車の車窓から、間近に何箇所もお寺が見られます。東海道に沿っているからなのでしょう。
by む〜さん (2013-01-19 18:49) 

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