SSブログ

722:熊本から鹿児島への旅(6) [お出かけ通信701-750]

icon-odekake.gif
pen-pc.gif 
2013年・平成25年9月9日~11日の三日間、息子と二人で、熊本から鹿児島までの旅です。
 9月10日は、熊本から鹿児島本線と肥薩線、日豊本線経由で参ります。
(A)特急くまがわ1号で、熊本~八代~人吉
(B)いさぶろう1号で、人吉~吉松
(C)特急はやとの風1号で、吉松~鹿児島中央
 ・・・・・の三本の列車を乗り継いで鹿児島入りをしました。

icon_2013kumamoto_kagoshima.gif
 今回は、(C)の「特急・はやとの風1号」で、吉松駅から鹿児島中央駅までです。

■■■ お出かけ通信(722) ■■■

■■■ 熊本から鹿児島への旅(6) ■■■

pen-para.gif 人吉駅から、いさぶろう1号で矢岳越えをして吉松駅に到着しました。ここで、特急はやとの風1号に乗り換えです。
 「はやとの風」専用の黒い気動車で、1号車が指定席車キハ47-8092、2号車が自由席車キハ147-1045の2両編成。展望席まである、室内に木材を多用した綺麗な気動車です。

pen-pc.gif 特急はやとの風1号の運行は、吉松(11:24)~栗野(11:32)~大隅横川(11:44)~霧島温泉(11:51)~嘉例川(12:02)~隼人(12:18)~鹿児島(12:44)~鹿児島中央(12:48)・・・・と、なって居ます。 

(1) 11:25 吉松駅ホーム・・・・特急はやとの風1号の車内から、ドア越しにホームの向こう側・・・・私たちが乗ってきた「いさぶろう1号」が居ます。このあと、11:49発の「しんぺい2号」になって、人吉に向うのでしょう。
601-130910ode.jpg

(2) はやとの風1号は発車
 11:25、1号車キハ47-8092の車内。お洒落なインテリアが素敵です。一般の気動車からの改装とは思えません。
602-130910ode.jpg

(3) 11:26 同じく1号車の連結側・・・・車販基地やトイレも見えています。CAさんの接客もよかったですよ。
603-130910ode.jpg

pen-para.gif 二つ目の駅、大隅横川駅に停車。ちょっとホームに降りてみる。

(4) 11:43 大隅横川駅駅舎。古い木造の立派なものです。
604-130910ode.jpg

(5) ホームで開花寸前の彼岸花を発見。
605-130910ode.jpg

(6) CAさんがカートを押して車販に来ます。こんなものも売っておりました。お芋が原料の発泡酒で、焼酎メーカーの薩摩酒造の製品で「薩摩GOLD」と申します。「さつまいもラガー」なんて書いてあります。飲んだ息子は美味いと言って居りましたが、私は呑めないので判りません。JR九州の紙コップが良いでしょう?!
606-130910ode.jpg

(7) 11:45 2号車の展望席。
607-130910ode.jpg

(8) 2号車の運転室側。キハ147-1045。
608-130910ode.jpg

pen-para.gif 嘉例川駅に停まりました。何分か停車しますので、ホームをうろつく。

(9) 12:00 駅舎も立派なものでしたが、うっかりして写真を撮り忘れました。こんなポスターが貼ってありました。モデルの女優さんのバックの駅舎が嘉例川駅なのです。いろいろと、ナントカ権問題も起きそうなのでモザイクかけましたが、私の好きな女優さんの一人です。ポスター中央左端の地図には、嘉例川駅のお隣の「霧島温泉駅」に大きいフォントが使われていました。
609-130910ode.jpg

(10) 12:01 ジェット機のエンジン音に空を眺めると、飛び立ったばかりの旅客機が上昇中。なんとか、写すことが出来ましたが、ご覧の通りボケて居ります。ANAの時刻表を見ると、羽田行のB777-200らしいし、オデコの形もそんな感じです。当、嘉例川駅と鹿児島空港のターミナルビルとは3kmくらいしか離れていないのです。
610-130910ode.jpg

(11) 12:01 そろそろ嘉例川駅を発車の「はやとの風1号」。真っ黒けだと、見違えますね。
611-130910ode.jpg

pen-para.gif 隼人駅で日豊本線に入り、やがて鹿児島湾間近を走ります。

(12) 12:32 国道10号線と海岸線に沿って、桜島を眺めながら走ります。逆光とガス気味で、Photoshopで画像と格闘しましたが、桜島の輪郭を出すのがやっとでした。
612-130910ode.jpg

(13) 12:33 国道10号線・・・・車、多いですね。
613-130910ode.jpg

(14) 12:38 もうじき鹿児島駅に到着します。生簀が沢山浮いています。どんな魚の養殖なのか気になりました。
614-130910ode.jpg

pen-para.gif 鹿児島駅を出てすぐに市電の姿がチラリと見え、トンネルを抜け、やがて終点鹿児島中央駅に到着しました。

(15) 12:51 駅ビル屋上の大観覧車が見えています。画面、右半分の真っ黒な影は「はやとの風」。
615-130910ode.jpg

(16) この写真は・・・・三年前、2010年5月27日に、家内との鹿児島旅行のとき、この大観覧車に乗りました。この時には、開聞岳を見に行くことが出来ず、観覧車の上から、こんな写真を撮りましたが、開聞岳の頂上部分が見えたのです。山なみの上から、ちょこんと顔を出しておりますね。観覧車からほぼ南方向へ約45km。高さは海抜922m。
 少年時代に本で読んで以来、憧れていた開聞岳です。明日は、息子の運転で傍のビューポイントまで連れて行ってくれるそうで、やっと永年憧れていた、開聞岳を傍で眺められます。いいお天気だと良いんですが・・・・・。
620-100527ode-kaimondake.jpg
(200mm相当の望遠で撮影したものの部分拡大です)

(17) 12:52 鹿児島中央駅ホームで・・・・キハ147-1045。
616-130910ode.jpg

pen-para.gif 鹿児島中央駅から出て、市電の停留所で一つ目、「高見橋」電停の目の前にある「ホテルタイセイアネックス」に泊まる事になって居ます。400mも離れていませんので、市電を眺めながら歩きます。

(18) 13:04 早速、市電のお出迎えです。2110形の2111。VVVF制御のカルダン駆動。
617-130910ode.jpg

(19) 13:11 高見橋電停まで来ましたら、9500形の9511が来ました。直接式抵抗制御・吊り掛け駆動です。
 チキンラーメン塗装です。熊本バージョンとは好みが分かれるところでしょう。
618-130910ode.jpg

(20) (19)の9511。芝生軌道が美しい。この電停の直前が私たちの宿となる「ホテルタイセイアネックス」なんですが、画面の、ずっと左・外側で、写っていません。
619-130910ode.jpg

coffee.gif まだ、13時台ですので、ホテルに荷物を預け、街歩きに出ることにしました。何処へ行きましょう?11時に、人吉駅の鮎寿司を二人で一人前、頂いたっきりですから、お昼ご飯も食べたいし・・・・・。

 では、続きは次号!!!!


nice!(2)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 10

のり

肥薩線の旅、素晴らしかったようですね。遠く明治の世に、矢岳第一トンネルが完成したことで、青森と鹿児島とが鉄路でつながったとか。時の重鎮の名が、列車の名前で語り継がれていることがすてきですね。
嘉例川駅舎、木造駅舎の代表格として、度々紹介されています。肥薩線は、観光資源として、ふたたび表舞台に立った感じです。
いよいよ鹿児島の街。続レポ楽しみです。
by のり (2013-10-03 07:03) 

水雷艇

こういうレポートを拝見すると、ローカル線関係者の努力には頭が下がります。木造の駅舎もよいですね…。
鹿児島レポート、続きが楽しみです!
by 水雷艇 (2013-10-03 15:17) 

む〜さん

■■ のり様:
 肥薩線が、こんなに素晴らしい路線だということを、息子が誘ってくれなかったら、体験せずに終わってしまったことでしょう。息子に感謝しています。やはり実体験が必要で、写真やビデオでは、味わえませんね。明治時代に開通し、昭和のアタマに本線の座を明け渡してしまった肥薩線ですが、その所為で、本線の駅の風格を残した駅舎が残ったわけで、こういう遺産を大切に後世に残す必要もあると思います。この旅でも感じたのですが、こういう遺産に感動するのは、鉄道ファンだけではないと思いました。見ていてそう感じました。今後、観光資源、文化遺産、輸送機関として、残していって欲しいですね。
■■ 水雷艇様:
 停車時間も結構ありましたので、もっと施設関係を写しておけばよかったのですが、知恵が後から回るのが私の欠陥で(笑)。JR九州は積極的に遊覧列車用車両を作り、集客に頑張っていますが、大変だと思いますが、今後も頑張って欲しいものです。鹿児島市電撮影は、熊本ほど積極的ではなかった嫌いがありまして・・・・。次回辺りからアップして行きますのでご覧頂きたく損じます。鹿児島市電では「専用軌道区間の郡元~谷山間」で写すのが、手前に自動車が入らないので良いのですが、今回はパスしました。「熊本と鹿児島は再度の訪問」をしたいですね。あ、長崎もあるか・・・・。

■■♪♪ tochi様:
 「nice!」 有難う御座います。

by む〜さん (2013-10-03 15:34) 

Cedar

楽しい旅のリポート、こちらも楽しく拝見しています。
私のブログも鉄旅行話が書きたい!いつのことやら~(汗)
by Cedar (2013-10-03 19:47) 

hajime

はやとの風の車内が、こんなに素敵だなんて、知らなかったので驚きです。私は、鹿児島県の鉄道は、屋久島森林鉄道の線路を歩いただけなので(縄文杉までの登山です)、鹿児島に行きたくなりますね。大阪に引っ越してきて、九州がちょっと近くなったし。
by hajime (2013-10-04 08:56) 

水雷艇

今、ニュースで桜島が爆発的な噴火で、降灰はすごいらしいです。鉄道などにも影響が出そうですね。
by 水雷艇 (2013-10-04 14:56) 

たーサン

 JR九州の車両のデザインとか色彩については、ちょっと好きではなかったのですが、特急はやとの風の車内は結構良いですね。
 木造の大隅横川駅素敵です。綺麗に手入れが行き届いている感じで無人駅ではないのでしょう。

 嘉例川駅のポスターの女優さんは小西真奈美さんでしょうね。
むーさん様もお好きですか?
 ご一緒した阪急梅田駅の喫茶店に彼女によく似たウエイトレスさんが居ますよ。(なァーんて余計なお話しで脱線です)

 ご子息のお誘いで九州の鉄道を満喫されて結構でしたね。
続編も期待いたしております。


by たーサン (2013-10-04 20:01) 

む〜さん

■■ Cedar様:
 久しぶりの鉄道がらみの二泊三日の旅、楽しかったので、その記憶が薄れないうちにとせっせと書いています。ここのところ、話題が無く、書く気力も無く、更新が超少なく、悩んでおりましたので、久しぶりでエンジンが掛かっています。この調子で今後も行きたいものですが・・・・。
■■ hajime様:
 真っ黒な車体色、雑誌で見て居ましたが、ホンモノは更に圧倒的でした。キハ47-8092は、より明るく清潔で気に入りました。
 大阪から鹿児島なら・・・飛行機も良いかも知れませんが、やっぱり「みずほ」、「さくら」でしょうか・・・3~4時間台で行けますので、新幹線も抵抗は無いと思います。私の場合、東京在住なので、新幹線は、乗り換えも必須だし、腰が引けてしまいます。是非、お出掛け下さい。
■■ 水雷艇様:
 鹿児島市内の各所で前回の降灰が残って居りましたが、今日の噴火は更に大規模だったようですね。新聞社のHPを見たら動画つきで出ておりました。
http://www.asahi.com/national/update/1004/SEB201310040013.html
 お教え下さって有難う御座いました。
■■ たーサン様:
 お久しぶりです。JR九州には原色系のカラーの車両が多いですね。オヤジが九州だった所為かあまり抵抗感がありません。キハ185の真っ赤な特急とか、ステンレスの通勤電車とか、なかなか良いなあと思いました。
 大隅横川駅は、嘉例川駅とともに、無人駅だそうで駅舎はともに明治36年、鉄道開通時のものだそうで、登録有形文化財だそうです。綺麗な状態で長く伝えて行って欲しいですね。
 「温泉峠ポスター」・・・・そう、彼女ですね。「ちゅらさん」のお医者さんの役以来のファンです。折しもNHK-BSで「ちゅらさんの再放送」が始まりました。期待して居ります。で、テレビ見ながら気が付いたんですが、「ちゅらさん」は「ハイビジョン」では無かったんですね。こんど大阪へ行ったときには、是非、その梅田の喫茶店に連れてってください(笑)。
 息子と一緒の旅もなかなか良かったですが、保護者の立場が三十何年前の旅行のときと逆転しています。考えてみたら私、後期ナントカなわけで・・・・。
 このシリーズ、何もかもつぎ込みましたら、思ったより長くなりまして、あと3~4回で終わりそうです。ご期待下さい。
by む〜さん (2013-10-04 23:06) 

伊豆之国

私が鹿児島・宮崎方面に初めて行った昨年夏の旅では、鹿児島中央駅から午後の半日コースの観光バスで市内を一通り回りましたが、西郷さんが最期を遂げた城山に登って間近に見た桜島の雄姿には、やはり「とうとう鹿児島まで来たんだ」というなんともいえない感慨を覚えたものでした。観光バスはその桜島にもフェリーに乗って渡り、溶岩むき出しの荒涼たる光景に自然の猛威を感じ取り、中腹の展望台から鹿児島市街のほうを眺めると、また違う風景に感動したのでした。観光バスのガイドさんが「外に出るときは桜島の火山灰をよけるために、傘を持っている人はさしてください」と言っていたのが印象に残っています。その日の宿に着いてふと脱いだ靴を見ると、新品の茶色い靴が灰で真っ白になっていたのでした…。
「磯庭園」の名で親しまれている「仙巌園」からは、桜島を背景に列車が通るシーンを見ることができ、私も一枚撮ったのですが、列車が通過するタイミングが合わず失敗写真になってしまいました。市電にももちろん乗りましたが、ターミナル駅を降りると目の前に市電が見えるという風景は、「玉電」沿線で育った私にはやはりほっとするものがあります。
by 伊豆之国 (2013-10-05 09:47) 

む〜さん

■■ 伊豆之国様:
 城山から見た桜島は素晴らしいらしいですね。私は鹿児島中央駅の観覧車から見ましたが、けっこう綺麗でした。あれは、2010年のことでしたが。
 2010年と、今年の二回、桜島に行きましたが、「国道・24時間営業」と聞く桜島フェリーで行き、直ぐに折り返しました。3度の鹿児島訪問でしたが、運が良かったのか降灰には遭遇しませんでした。降って地上にある火山灰は見ましたけれど。
 市電に貸し出し用の傘を何本か積んでいるのを見て、降灰対策用とおもったら、普通の雨用らしかったです。運転士さんに聞いたわけでは有りませんが。
 磯庭園は素敵ですね。いきなり生垣の向こうに特急が現れ、カメラを構えることも出来ませんでした。
 今回の旅で訪問した、熊本も鹿児島も、駅前と市内を結ぶ交通機関として働いているようです。これからも長く機能していて欲しいですね。
by む〜さん (2013-10-05 18:41) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。