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774:松山・高知:路面電車の旅(2) [お出かけ通信751-800]

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pen-pc.gif 2014年・平成26年9月8日(月)~10日(水)の三日間、四国の「松山」と「高知」へ、息子と二人旅。
 その初日、羽田から松山に着いて、ホテルに荷物を預けると直ぐに街に出ました。これから、予讃線の特急で「内子」に行き、古い街並みを見て来ようと言うのですが、乗車予定の特急は11:25発、一時間以上も時間があるので、松山市電と言う感じの、「伊予鉄道松山市内線と郊外線」を一寸眺めようと、JR松山駅方面に電車通りをぶらぶら歩いて行く。

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■■■ お出かけ通信(774) ■■■

■■■ 松山・高知:路面電車の旅(2) ■■■

pen-para.gif 松山城のお濠に沿った電車通りは何系統かが走って居るので頻繁に電車が来ます。伊予鉄松山市内線の車両は、形式は、モハ50形、モハ2000形、モハ2100形の三つしかありません。

(1)10:12 西堀端のカーブで、低床車2100形2104。6系統・本町6丁目~道後温泉。
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(2)10:15 西堀端電停に停車中の2000形2006。2000形は元・京都市電の2000なんだそうです。1系統・環状線・右回り。
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(3)10:16 2系統・環状線・左回り。モハ50形・後期形(62-78)の78。大手町で。
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(4)10:22 5系統・道後温泉行。2100形2109。大手町で。
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(5)10:25 1系統・環状線・右回り。モハ50形・前期型(51-61)52。大手町で。
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(6)10:29 5系統・JR松山駅~道後温泉の2100形2105。大手町の郊外線と市内線との平面交差が画面手前に写って居ます。真正面はJR松山駅。
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(7)10:32 郊外線の3000系の3連が大手町駅を発車して行きます。高浜行。元・京王帝都の3000系でVVVFに改装されてます。
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(8)10:34 お城の緑をバックに、5系統・道後温泉~JR松山駅前の57がやって来ます。後ろに蒸気機関車型のディーゼル機関車牽引の「坊ちゃん列車」がついて来て居ます。
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(9)10:36 坊っちゃん列車の14号機。客車は一両です。「坊っちゃん列車用の機関車」が2両、「客車」が3両あります。
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(10)10:36 まだ、充分に時間がありますので、1系統・環状線・右回りの2101が来ましたので、これに乗って古町(こまち)駅まで行く事にしました。
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pen-para.gif 古町駅は郊外線に市内線が同じ地平でクロスする様に共同使用しており、工場(かな?)や留置線も見える大きな駅です。

(11)10:44 郊外線(高浜線)の横河原行の電車が来ました。元・京王帝都の5000系です。懐かしかったですね。
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(12)10:45 お隣では、坊っちゃん列車の機関車入れ替え中。床下が妙に物々しい。
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(13)10:46 機関車の転向と、客車を1~2人の手押しで退避させて付け替える。
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(14)10:51 JR松山駅方面から来た電車は郊外線を横切って市内線の古町駅ホームに入って来ます。2000形2003です。
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(15)10:55 左:2系統・環状線・左回りの78、右:1系統・環状線・右回りの2003。
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(16)11:00 郊外線の横河原行、610系2連・612。
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(17)11:02 左:1系統・環状線・右回りの2006、右:2系統・環状線・左回りの51。私たちが乗るJRの特急の発車時刻、11:25も迫ってきました。右の51に乗ってJR松山駅へ向かいます。
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pen-para.gif JR松山駅前の電停です。ここで、JR予讃線に乗り換える訳です。

(18)11:07 JR松山駅前に到着。さっき、古町駅に居た「坊っちゃん列車」が追い掛けて来ていましたので、急いで撮影。
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pen-para.gif 一時間という短い時間でしたが、路面電車をたっぷり味わえました。

coffee.gif このあと、JRの特急「宇和海11号」に乗り二つ目の「内子駅」下車で、内子の「古い街並みを鑑賞」します。昼食の時間ですが、内子で狙っている御馳走があるので、駅弁はパス。

では、次回!!!!


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京阪快急3000

四国の鉄道旅行、とても楽しそうな雰囲気が伝わってきますよ。

伊予鉄の「坊ちゃん列車」は、名前は聞いたことがあるのですが、実物を拝見したのは、この記事が初めてです。

伊予鉄の電車はバラエティに富んでいて、見ていてとても楽しいですよ。

続きも期待しています。
by 京阪快急3000 (2014-09-19 05:47) 

Cedar

松山の電車は、軌道鉄道が平面交差で絡み合うのが楽しいですね。軌道に古い電車が頑張ってるのもいいですねぇ!
もう、何年も行ってないですが…。
by Cedar (2014-09-19 08:32) 

む〜さん

■■ 京阪快急3000様:
 伊予鉄の電車達は鉄道線、軌道線が入り乱れ、車両も、新製、転入があって、実に楽しいですね。オマケに「蒸気機関車風内燃機関車」の牽く「古典2軸客車」の定期運転の「坊っちゃん列車」です。実質半日の鑑賞でしたが、堪能致しました。伊予鉄は一回飛ばして「松山・高知:路面電車の旅(4)」で書くつもりです。ご期待ください・・・・と、いっても同じような写真集になりそうですが。
■■ Cedar様:
 直角に交差する大手町駅、斜め横断の古町駅、実に楽しいですね。まさか、京都の電車が居るとは思いませんでした。「予習」をして行かなかったのは、学生時代の名残の様ですね(笑)。で、こして、ブログを書きながら「復習」しております。私は、昭和33年以来でした。ホームページに、こんなアルバムが(画像悪いですが)ありますので、ご覧ください。そのページの一番後ろの写真に、「坊ちゃん列車」について居るカプラーの現役時代の写真があります。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link11.html

■■♪♪ makimaki様:
■■♪♪ tochi様:
 「nice!」有難う御座います。
by む〜さん (2014-09-19 13:05) 

水雷艇

中四国や北陸で普段出会わない路面電車に出会うと、ついつい見とれてしまうのと、クルマで走ると、「軌道上は走ってよかったんだっけ~」「どう避けるんだっけ~」とオロオロしちゃいますね。
by 水雷艇 (2014-09-19 15:25) 

伊豆之国

松山を訪れたのは、もうかれこれ20年以上も昔のことになりました。松山駅で降り、「市電」に乗って道後温泉へ。「市電」は50系ほぼ一色といった感じだったのですが、堀に沿って何度も曲がって行く度に、松山城の見え方が変わって行く風景は、今も印象に残るものでした。「坊っちゃん列車(もどき)」のことは知っていましたが、写真に出ているような新車が走っているというのは、実は初めて知りました。伊予鉄の鉄道線も、当時はようやくそれまでの旧式電車が消えて間もない頃で、元京王の2000系が主力で走っていて、いつの間にか井の頭線などのステンレス車に置き換わっていたとは、こちらも知りませんでした。
松山駅は、今の伊予鉄「松山市」駅が元祖で、「坊っちゃん」に出てくる「松山駅」はその「松山市」駅でした。松山市内まで国鉄が入ってきたのは昭和に入ってからで、そのときに国鉄が「お上の権力」に任せて「松山」の駅名を「強奪」したのは有名な話らしいです。JRの松山駅に降り立ったとき、「場末」という雰囲気に近かったことを記憶しています。現在でも「松山市」駅の方が「松山」駅よりも市街の中心にずっと近く、乗降客数も松山駅よりもはるかに多いそうです。
…最後に「越智」(←愛媛県でベスト4に入る、県特有の苗字)を一つ。松山にゆかりの?歌手の、初期のヒットナンバーから。

♭Like A Virgin…(by Madonna)

お粗末でした。
by 伊豆之国 (2014-09-20 14:52) 

あさま55号

いつもお世話になっております。

郊外線を拝見すると、東京では考えられなかった、京王の本線系統と井の頭線の電車が一緒に走っているんだなと感じました。
平面交差あり、いろいろなバラエティに富んだ車両が走っているところなんだと知りました。
四国方面の鉄道は知らないことが多く、今回のブログで少し知ることができました。ありがとうございました。
by あさま55号 (2014-09-20 17:59) 

はーさん

伊予鉄の軌道線には広告電車が少ないですね。昔からのみかんの色でしょうか?オリジナルカラーで、頑張っていますね。元京都市電2000形もこの色になり、伊予鉄の電車になってしまいました。広電のように京都市電の色にはならないのですね。
これも、矜持かも知れません。
低床電車リットルダンサー2100は50形、2000形に比べ
大幅に定員が少なく、ラッシュ時には、積み残しも出ると聞きました。なぜ、何故、こんな電車を入れたのでしょうね??
by はーさん (2014-09-21 17:43) 

む〜さん

■■ 水雷艇様:
 そういえば「軌道敷内通行禁止」なんて標識がありましたね。飛鳥山あたりにもあるのでしょうか?松山の軌道はアスファルト舗装でなく、石畳の部分があり、茶色になって居て素敵でした。
■■ 伊豆之国様:
 城下町・松山、緑のお濠端をゆく市内電車の風景は素敵ですね。
 坊っちゃん列車は「どーせ、たいしたものではないだろう」と思ってましたら、とんでもない、中々の出来で、今考えてみると、乗ってみた方が良かったなあと思っています。ただ、ウイークデイの所為かお客さんが少なめだったのがお寂しかったです。
 確かに松山市駅の方が、官公庁に近いようですね。
 最後の「おとし噺」、笑わせて頂きました。
■■ あさま55号様:
 そーなんですよ!京王線と井の頭線の電車が仲良く走って居るんですね。井の頭線の3000がVVVF化して居るなんて、ブログを書く前に調べて初めて知ったのです。
■■ はーさん様:
 確かにおっしゃる通りですね。バスで二時間余り、高知の市電・・・・「とでん」の電車は広告電車だらけです。数えたわけではありませんが、オリジナルカラーの割合は、かなり低めと見ました。
 広島の場合は、各都市の市電が、オリジナルカラーで走って居るというのが、「売り」ですから。でも、楽しいですよね。
 実は「リトルダンサー」の語源を知りませんでした。「超低床車=段差が少ない=リトル段差」の洒落だそうで、「へぇ~」と感心してしまいました。
 モハ50は、車長11,950mm、モハ2000は11,700mm、モハ2100は12,000mmだそうです。これは、松山市駅前だったか、道後温泉だったかの、折り返し地点の「線路長」の制限があったからだと何かで読みました。

■■♪♪ com様:
 「nice!」有難う御座います。
by む〜さん (2014-09-21 20:28) 

のり

ご子息様との鉄旅(ご子息様はこの言葉を嫌われるかもしれませんね)、羨ましいですね。
路面電車が生き生きと走る街は素敵ですね。
新型電車は、現在のもの(阪堺・札幌など)よりも少し前のものですので、角ばったデザインが目につきますね。今のデザインなら、もう少し街並みが柔らかく映るかもしれません。
by のり (2014-09-22 08:20) 

む〜さん

■■ のり様:
 息子は私の懸命なる努力にもかかわらず「鉄道ファン」にはなりませんでしたが、「鉄道と旅行」は好きですが、「鉄旅」には限定しないようです。
 松山も高知も路面電車が、実に元気です。採算がとれているか、如何かは知りませんが。
 そういえば、食パンタイプの路面電車は、悪くはないのですが、硬い印象ですね。
by む〜さん (2014-09-23 17:52) 

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