783:松山・高知:路面電車の旅(11終)最後の半日は [お出かけ通信751-800]
2014年・平成26年9月8日(月)~10日(水)の三日間、息子と二人で、四国の「松山」から「高知」を回って居ます。今回は、そのご報告の最終回で、夕方、18時25分のANA568で東京へ戻る予定なので、残り時間は6時間強しかありません。
これから、高知城と龍馬の記念館を回って居る息子と合流して、昼食、そして、何処へ行きましょうか。
■■■ お出かけ通信(783) ■■■
■■■ 松山・高知:路面電車の旅(11終)最後の半日は ■■■
曙町東町~朝倉の単線併用軌道区間での撮影を終えて、真っ赤な600形614で、高知の街中・・・大橋通に10:51、戻ってきました。息子と一緒に昼食をとの待ち合わせの時刻まで40分もある。ちょっとその辺りを歩いて居よう・・・・。
(1)10:52 求人誌配布用のポストみたいなのが、並んでいる。少なくとも私の住んでいるあたりでは、見かけないタイプ。もっとも私の行動範囲は狭いので、東京でも方々にあるのかもしれませんが、珍しく感じたので・・・・。
(2)「大橋通」の電停に近い「大橋通のアーケード」に入って行きました。魚屋さんです。如何にも土佐の高知って感じのディスプレイ。
(3)私が中学生時代からお馴染みの蒲鉾屋さんです。ここの、表面を茶色に焦がした蒲鉾が好きです。
そして、竹輪でも買って齧ろうと思ったら、お休みです。水曜日で河岸が休みなんだそうです。
河岸が休み・・・え~っと思って、今日の昼めしを予定していた、すぐそばの「ひろめ市場」へ行ってみると、「休み」です。さあどうしよう!と、息子にメールを入れる。
(4)大橋通のアーケードの直角に交わる、高知最大(らしい・・・)の「帯屋町」のアーケードです。11時ですから人通りは少ない。「シャッターの店」は少ないように見えましたが、実情は如何なのでしょうか。
(5)こんなお店もありました。
息子とのやり取りで決定した午後の方針は・・・・お昼ごはんは須崎の「鍋焼きラーメン」。JR高知駅前のレンタカー屋さんに車を借りに行った息子をホテルの前で待つ。
(6)11:29 でっかい広告でオリジナルのボディカラーが分りませんが、高知県交通株式会社のバス。この10月1日から、高知県や高知県下の自治体出資によって土佐電気鉄道、土佐電ドリームサービスとともに統合され、とさでん交通㈱として、公営並みの形態で再出発になるとの事。私は、経済とか会社とかの事には疎いので、こんな程度の記述でご容赦ください。
幼い頃から、高知と言えば、土佐電鉄と県交通でしたから、ビックリです。
(7)11:30 600形628。このカラー、悪くないですね。まさか、「とさでん交通」になって色が変わるんじゃあないだろうかと、もう心配している私。
息子がレンタカーを運転してホテル前に到着。車は軽のダイハツ・タント。バッグ類を積み込んで直ぐに出発。「とでん」のルートに沿って、桝形、本町五丁目、蛍橋、鏡川橋から単線になって鏡川を渡り、さっき、撮影に来たばかりの「鴨部~朝倉」の併用軌道を走る。朝倉駅前からは、併用軌道と言うよりも、国道の端に専用軌道が敷かれていると言う感じになります。「咥内」でJR土讃線をくぐり、「宇治団地前」の先で右折、高速道路に入り、仁淀川を渡って須崎東ICを出てちょっと走ったらJR須崎駅に到着しました。12:20でした。
(8)12:20 須崎駅の改札口からホームを覗く。3ドアの1000形気動車が居ました。
(9)駅構内には、やなせ先生のこんな看板が立っている。赤のペンキがかなり褪せて居るところを見ると鍋焼きラーメンはそんなに新しいものではなさそうです。もっとも、私はラーメンの知識はさっぱりで・・・。
街中の狭い道を一寸走ったら「橋本食堂」の前に出た。店の外にはお客さんが順番待ち。
(10)13:04 そんなに待つこともなく座れて、やがて・・・・・。沸騰しているので熱くて美味い。見えないけれど、真ん中に卵が沈んでいる。流行っているようですが、お店の人の対応も中々。ご飯を付けて、お値段は・・・・忘れた。
昼食が済んでお腹もいっぱい。高知へ戻ろう。須崎~横浪くろしおライン~海岸沿いに桂浜へ向かいます。
(11)13:54 横浪くろしおラインは中々の絶景。
(12)これが、レンタカーのダイハツ・タント。軽なのに車内は広く、悪くありません。
14:30 桂浜に到着。
(13)定番の龍馬像。
(14)まだ一度も上って居ない、桂浜の右側「下竜頭岬」に登ってみよう。
(15)足元に寄せる波の動きが迫力ありました。
そこそこで切り上げて、高知駅そばのレンタカー営業所へ。車を返し愈々最後のコース、空港へ。
(16)15:55 空港行きのシャトルバス停留所からJR高知駅を見る。車両が全然見えない。
高知龍馬空港に着いて、チェックインまで、未だまだ余裕。何か食べて落ち着こうと、入ったのは土佐料理「司」の空港店。セットの「土佐三昧」に「ビール」を注文。
(17)16:48 オマケのゆずドリンク。
(18)どろめ(生しらす)が先ず出てきた。
(19)左上から右へ・・・酒盗、ゴリ佃煮、焼きサバ寿司。左下から右へ・・・塩、何かの揚げもの、カツオの塩たたき。
(20)17:57 ベンチに腰かけて、これから乗ることになるB767を眺めて居る。
飛行機は18:25出発で、離陸したらもう暗くなってきた。夜の飛行機なんて面白い事はほとんどありませんね。千葉~東京上空から着陸あたりしか見所はありません。ま、そんな感じで羽田着。息子とも別れて、何時もの様に町田直通のバスで帰って来ました。疲れてしまって、流石に「京浜急行」は「敬遠」でした。
今回は鉄道写真が少なかったので、オマケで三枚付け加えようと思う。勿論、今回の旅行がらみです。
(21)伊予鉄道松山市内線の西堀端。電車は57。
(22)JR四国・松山駅。特急の到着。画面左奥はEF65でしょうか。
(23)土佐電鉄、200形の205。
これで、序章まで含めますと12回にわたってご覧頂いた「松山~高知:路面電車の旅」を終わります。下手な文章に、あまり綺麗でない画像、にもかかわらず、ご覧くださって本当に有難う御座いました。
では、また次回から近場でのお出かけルポを書いて行こうと思って居ります。よろしくお願い致します。
なんとも穏やかな気分になる旅行記、楽しませていただきました。のんびり日本国内を気儘な旅。
いちばんの贅沢ですね。
by Cedar (2014-10-16 06:12)
四国旅行記、楽しませていただきました。
やはり、旧国鉄→JR四国になってから、「アンパンマン列車」など、「鉄道に対する接し方(運営側、利用側ともに)が大きく変わってきたような気がしました。
あと、とでんと伊予鉄道は、とても楽しめました。
自分も「行ってみたいな」と思いました。
p.s.自分ですが、半年前に痛めた左手も、今はほとんど完治し、週末をメインに趣味活動を続けております。
by 京阪快急3000 (2014-10-16 07:31)
四国旅行記、楽しく読ませていただきました。
とさでん交通、電車もバスも低床化が遅れているのが気になります。高齢化が進んでいるであろう高知県ですから新会社にはなんとか改善を願いたいところです。
午後に高知市内を出て須崎往復、桂浜とは! 最後はクルマの威力を見せ付けられましたね。
by サットン (2014-10-16 09:53)
堪能させていただきました。ありがとうございます。
私が高知を訪れたのは、もう40年以上も前のことになりました。
すっかり何もかもが変わってしまっていることでしょう。
機会があれば高松・松山・高知…と電車三昧をしてみたいものです。
by のり (2014-10-16 12:24)
こんにちは。
父と息子の男組二人旅、堪能させていただきました。
いいですね~!
桂浜はキレイですね。
関東の海とは美しさのレベルが違いすぎますね。
とさでんとはじめ、可愛い電車が多めで
とても楽しかったです。
グルメも定番から不思議系まで
さすがのラインナップですね。
美味しそう!
日が短くなってきましたね。
旅行の疲れはもう取れましたか?
秋の夜長、ゆっくりなさってくださいね。
by ぽんた (2014-10-17 14:34)
■■ Cedar様:
いや、便利な時代になりました。二泊三日あれば、日本全国、行けないところは無い感じですね。そしてゆっくり観光できます。飛行機と新幹線のおかげで、在来線も素敵ですが、そこへ至る途中の高速化は便利なものですね。残念なことに、福沢諭吉先生がどんどん居なくなる。
■■ 京阪快急3000様:
四国は、京阪神地区からですと短時間で行けますね。ぜひともお出かけ下さい。今回はパスしましたが、香川県の琴電も外せません。なかなか魅力的な電車がいます。
手も完治されたようで良かったですね。再発しないよう十分気を付けてくださいね。
■■ サットン様:
伊予鉄は2100形、とでんは100形以外はみんな高床車です。私自身が老人になってわかるのですが、あの階段を上るのは一苦労です。そして降りるのも・・・。ハンドレールも使ってやっと乗り降りします。私の住んでいる東京都町田市のバスは、神奈川中央交通なんですが、ノンステップと称する低床車がほとんどです。電車もうかうかしていると、乗降に不便というようなことから、負けるかもしれません。頑張ってほしいです。
高知~須崎~高知は距離的には大したことはなく、道路もよく、交通量も少ないので楽勝でした。
■■ のり様:
12回に及ぶつたない旅行記、読んでくださって有難う御座いました。読み返してみると、小学生の作文ですね。遠足の作文を苦労して書いていたころに戻ったような気持ちでした。小学生時代と違うのは挿絵というか、写真の大量添付という点ですね。
大阪からですと、初日からじっくり見られますね。琴電、伊予鉄、とさでん、そしてJR四国と見ものには困りません。ぜひ、ご訪問ください。美味しいものも山ほどあります。
■■ ぽんた様:
二人でバカ言いながらのんびり回りました。時には別行動で・・・・。ここ10年、久しぶりの鉄道見物に没頭できました。そして、彼が下調べをしてくれた「美味いもん」は的確で堪能できました。
旅の疲れも何とか抜けました。また、暫くは近場のお出掛けになりますが、よろしくお願いいたします。
あ、そうそう、11月からは箱根登山の新車3000形アレグラがデビューしますね。これは、行かねばなりません。また、小田原の駅弁を登山電車の駅のベンチで食べようかなあなんて、思っています。
■■♪♪ makimaki様:
■■♪♪ フジトモ様:
■■♪♪ まめうさ様:
「nice!」有難う御座います。
by む〜さん (2014-10-18 17:25)