818:栃木県への旅(上)宇都宮のEF57 [お出かけ通信801-850]
先週の日曜日、2015年・平成27年10月11日、鉄道大好きの友人たちと栃木県方面に行って参りましたので、上下巻、二回に分けてご覧頂こうと思います。
先ずは宇都宮市の「東公園」に静態保存されている、国鉄の電気機関車「EF57 7」を見学し、宇都宮駅から「蓄電池電車EV-E301系」に乗って「烏山線の烏山駅」まで行って来ました。
■■■ お出かけ通信(818) ■■■
■■■ 栃木県への旅(上)宇都宮のEF57 ■■■
国鉄のEF57形電気機関車は、パンタグラフが車体前面に張りだした特異なスタイルの電気機関車で、保存されているのは一両しか無く、EF577が宇都宮市の東公園にあり、何時もは柵の中に屋根付きで保存されているのだそうです。そのEF57が、年に僅か1回、公開され、柵の中に入れるとの事。今年は10月11日だそうで、それを見に行こうと、「何時もの鉄道ファン仲間」からお誘いがありました。もちろん、参加と手を上げました。
古い写真をかき回して、出て来たのはこの三枚でした。
(1)昭和29年4月、沼津駅で。
(2)昭和34年8月、田端機関区。向うに居るのはEF56。
(3)昭和35年4月、日暮里駅。
で、当日の集合場所はJR宇都宮駅の改札口に10:00。
(4)嬉しくって早く目が覚めてしまったので、出掛けてしまった。新宿から籠原行きに乗って、大宮で乗り換え、宇都宮行きのE231系電車で宇都宮に着いたのは、9:30頃でありました。早すぎ~っ!改札口の見える「Beck's coffee shop」で珈琲を飲みながらのんびりする。やがて、皆さん集まってきたので、Beck'sを出る。
小雨が降って居る。EF57に会える東公園までは1.5kmも無いが、こんな時はタクシーに限る!
(5)EF57の展示場に入って行くと、説明員の方もいらっしゃって親切。見学者さんは、小雨だというのにこんなに。しかも、お母さん、子供たち・・・・将来の鉄道趣味界のために大変結構な事。
(6)運転室、機械室にも入れます。ただ、機械室は狭いので写真は撮りませんでした。コントローラ、ブレーキ弁くらいは写せば良かったのですが、後の祭り。
(7)ブレーキシリンダ。
(8)管理されているのは、宇都宮市教育委員会。
(9)パンタ取り付け部と前照灯。
(10)運転室背後の壁にあったカノピースイッチ。
(11)尾灯。
(12)ちょっとアングルを変えてパンタ。
(13)車体サイドのナンバープレートとメーカーズプレート。日立の銘板はかなり小さい。
(14)スノープラウもありました。
(15)屋根の無い展示が多い中、柱が少々邪魔でも私は我慢します。
(16)昭和10年代前半生まれの私には、電気機関車と言えばデッキ付。
(17)機関車展示のわきには銀杏の木が並び、見上げれば、今年は豊作のようでした。
見学を終えて、宇都宮駅に向かう。タクシーは来ないし、良いタイミングのバスも無い。結局、小雨の中、歩いちゃいました。1キロ一寸ですからたいした事はありません。
(18)宇都宮駅東口前の駐車場には、LRT推進の大看板。
(19)お昼ご飯は名物の餃子にご飯。味も量も私は満足。
(20)餃子+佐野ラーメンを食べた同行の友人も多かった。美味しかったそうです。
お腹も一杯になったし、烏山線の蓄電池電車ACCUMの発車時刻13:40までには一時間もあるけれど、到着を写したいので早めに駅へ行こう。続きは次号で。
パンタが前にせり出した独特の面構えですね。精悍で素敵なスタイルだと思います。
いかにも「働き者!」という感じです。
宇都宮のLRT構想は、進展しているのでしょうか、気がかりです。
日本では、まだ新設LRTが実現していないはずです。あちらこちらにある計画はどの程度進捗しているのでしょうか…。
by のり (2015-10-20 23:56)
昨年、この公園でEF57を見ました。柵の外からでしたので、むーさんのディテールの写真はありがたいです。車両の保存には屋根は必須だと感じました。
by 京葉帝都 (2015-10-22 15:21)
EF57はパンタが前面に突き出していて、精悍な感じがあり、ファンに人気がありましたね。宇都宮に来る前、上越線を走っていたので、つらら切りのフードがついており、さらに、精悍さが増しておりました。パンタが端面に依っていたのは、暖房用蒸気発生器(SG)の湯気を避けるためのようです。
この様子を弊HP「45年前の上野駅」
http://6.fan-site.net/~haasan55/JNRueno.htm
ただし、このページに載っているのはEF571、1号機だけパンタがセンターに寄せてありました。EF56と同じ。
保存されているのは、この宇都宮だけ!貴重ですね。
by はーさん (2015-10-24 16:54)
35年ほど前までデッキ付の機関車を見る機会がありました。EF15とかEF18とかは東海道線で見れたものでした。
EF57は、上野駅に行くと見た記憶がありました。
東海道時代のEF57の写真を拝見させていただきましたが
つらら切りというか庇がなくどことなくいかつさがない
ように感じますね。
EF57は、パンタ位置がいい機関車でした。東北線の
機関車としてしか知りませんが、印象深い機関車でした。
ブレーキシリンダーのOM表示。この表記も無くなりつつ
あります。大井のOY、浜松のHMや鷹取のTTとか。
何とか電車区とか何とか工場という名称の方がしっくり
来ますが。
by あさま55号 (2015-10-25 21:44)
この春まで宇都宮市民の私、EF57は通っていました。
タクシーでなくて、歩くと餃子前に丁度良いくらいですよ!
つづき、烏山を期待しています。(島崎酒造は・・・
by hanamura (2015-10-25 21:46)
札幌の学校と東京の実家往復で八甲田号によく乗りましたので、非常に懐かしいですが、誕生初期は東海道で活躍していたとは知りませんでした。模型で販売されていれば、飾っておきたいスタイルですね。
by HHP8 (2015-10-26 08:13)
■■ のり様:
パンタグラフが車体両端に飛び出しているのは、暖房用の蒸気発生装置が車体中に設置されて居る為ですが、このため、とても精悍な感じになりました。
宇都宮のLRTは反対される方も多いらしく、市民こぞって大賛成というわけではないようです。如何なってゆくか、興味深く見守って居ります。
■■ 京葉帝都様:
お隣の相模原市にもD52が静態保存されて居ます。保存会も活動して居ますが、屋根はありません。なかなか予算がつかないようです。
■■ はーさん様:
私がカメラを扱うようになったころには、EF57は上野口に来るようになって居たようで、殆ど写真がありません。良く撮りに行った東海道には、EF58ばかり目立って居ました。
あの飛び出たパンタグラフは結構、好きでした。
■■ あさま55号様:
デッキ付の電気機関車は幼い頃から品鶴線でEF10、EF12、EF13、EF15でお馴染みでした。しかし、旅客用機関車の大きな広いデッキには一度は乗ってみたいと思った事もありました。高校時代、通学時に東海道本線で大勢のサラリーマンが乗って居ましたが、割り込む勇気がありませんでした。みんな好きで乗って居る訳ではなく、何とか乗らねば会社へ行けないからでした。そのうちに、みんな半流線型のEF58になって行ったのです。
■■ hanamura様:
EF57の保存機は全国でも宇都宮だけですものね。屋根付きで大切にされて幸せですよね。
烏山は途中の沿線写真を撮ってありませんので、あんまり期待なさらないで下さいね。
島崎酒造・・・・・烏山のお酒なんですね。「東力士」、なにしろ「超」のつく下戸でして・・・・ごめんなさい。
■■ HHP8様:
東海道に居たころ、まともに撮って居ないのは残念です。Nゲージの模型の完成品って出て居ないのですか?惜しいなあと思います。
旅客用機関車では私のお気に入りは、EF50、EF51、EF53、EF56、EF57、EF58(デッキ付)なのですが、デッキ付時代のEF58があまり人気が無いようなのはちょっぴり寂しいです。EF58+マヌ34+スハ32andオハ35の普通列車なんて絵になりそうです。
■■♪♪ tochi様:
■■♪♪ Cedar様:
■■♪♪ makimaki様:
■■♪♪ hideta-o様
「nice!」有難う御座います。
by む〜さん (2015-10-31 23:08)